終わった人 の商品レビュー
読むだけは読んだが,まったく伝わってこない
定年とほぽ同期して発行された本でもあり,なにか役に立つことがないかなという軽い気持ちで購入しました. 最後まで読みましたが,最初からTVドラマ等を目指したものとしか感じられず,なんだ これ という感じでした. 定年後にジムに通って自分の経歴を調べる人がおり,親しくなって最後は...
定年とほぽ同期して発行された本でもあり,なにか役に立つことがないかなという軽い気持ちで購入しました. 最後まで読みましたが,最初からTVドラマ等を目指したものとしか感じられず,なんだ これ という感じでした. 定年後にジムに通って自分の経歴を調べる人がおり,親しくなって最後は社長? その後会社倒産で借金1億.返済の大部分を自分の貯蓄で..そんな事できるわけがない. また若い子とその気になって,気が付いたら身近の親族の彼女だった?? 嫁さんは自分で開業して悠々自適 最後は卒婚 こんな非現実的で,読み手の感情を無視した小説は初めて これが映画化されたことで 最初からこういう路線を狙っていた事を確信しました. この人の作品は 今後猫マタギです.
定年退職して1年
健やかな時も病める時も……。あの時。老齢期は自然体が一番。やりたいことためらわず、Let's try!!
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さすが内館牧子、面白かった 壮介もキモくなくていい 娘がいい子でズバズバ言うから気持ちいい、この子いなかったら成り立たない物語 映画も観てみたいし、あと数十年したらもう一度読みたいな
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バンカーとしてエリートキャリアを登ってきたが、会社も都合もありみじめな定年を迎えることに。 その後仕事への思いを捨てきれず、色々なことにチャレンジするが… という男の話 自身のプライドや情熱、妻への感情などが交錯して一部読むのがつらい部分もあるが、人生は運であり何が起こるかわから...
バンカーとしてエリートキャリアを登ってきたが、会社も都合もありみじめな定年を迎えることに。 その後仕事への思いを捨てきれず、色々なことにチャレンジするが… という男の話 自身のプライドや情熱、妻への感情などが交錯して一部読むのがつらい部分もあるが、人生は運であり何が起こるかわからない。その時々を強く生きていこうと思える作品。
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大手エリート銀行マンが家族も顧みず出世コースから外れても最後まで努めた。しかし、老後のやりたいのはやはり仕事。家族、特に妻に迷惑かけて財産無くして行き着いた老後は里帰り
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「定年って生前葬だな」 東大出のエリートサラリーマンが、定年退職する場面から始まる エリートだっただけに、プライドがあり前半は なかなか切ない が途中からアップダウンあり一気読みしてしまった ついつい主人公目線で読んでしまうので、後半の奥さんの態度にはちょっと冷たすぎると思ってしまったが、長年一緒に貯めて将来的にも色々考えていた貯金が一瞬で消えてしまったら 仕方ないのかな、、、
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※このレビューにはネタバレを含みます
定年って生前葬だな。 衝撃的なこの一文から本書は始まる。 大手銀行の出世コースから子会社に出向させられ、そのまま定年を迎えた主人公・田代壮介。 仕事一筋だった彼は途方に暮れる。 年下でまだ仕事をしている妻は旅行などにも乗り気ではない。 図書館通いやジムで体を鍛えることは、いかにも年寄りじみていて抵抗がある。 どんな仕事でもいいから働きたいと職探しをしてみると、高学歴や立派な職歴がかえって邪魔をしてうまくいかない。 妻や娘は「恋でもしたら」などとけしかけるが、気になる女性がいたところで、そう思い通りになるものでもない。 これからどうする? 惑い、あがき続ける田代に安息の時は訪れるのか? ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。 (アマゾンより引用)
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終わった人とは呼ばれたくない。自分はまだまだ出来るんだ。そう思いたい。社会に必要な人間でありたい。そのあがきはよくわかる。だけど人間は老いていく。若いものにはかなわない。受け止めなければいけないのだ。仕事を面白いと感じ何十年やってこられた人は幸せなのだろう。それがなくなるのは確か...
終わった人とは呼ばれたくない。自分はまだまだ出来るんだ。そう思いたい。社会に必要な人間でありたい。そのあがきはよくわかる。だけど人間は老いていく。若いものにはかなわない。受け止めなければいけないのだ。仕事を面白いと感じ何十年やってこられた人は幸せなのだろう。それがなくなるのは確かに残念なことだ。 ある人に65歳からの男の人は家庭にも居場所がないので、何か企画して欲しいと言われたことがあります。楽しい人生を❢
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「今度生まれたら」に続き読了。 定年後のみじめな生活からの、波瀾万丈な展開を面白く、また、来たる老後に向け興味深く読んだ。 やはり、「生涯を通じて社会貢献できる何か」を見つけたい。
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「定年って生前葬だな。」で始まる本書。 定年まで3ヶ月を切って……自分も“終わった人”になるんだなぁと。 しかし、「散り際千金」なんて達観が出来ていない。 「終わった人」でも、誇りを持てる場。 私もそれをこれからずっと探すんだわ。
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