幻想古書店で珈琲を の商品レビュー
主人公・司の失業から始まる物語・・なんとヘビーな。 友だちの書店でのアルバイトの話を聞き、自分も雇ってほしいと?書店がそんなに好きではない司には向かないと言われたのに、出会ったのは不思議な亜門のお店。最初から不思議感を全然隠していないのだけれど、亜門の正体は?! 『飛ぶ教室』が...
主人公・司の失業から始まる物語・・なんとヘビーな。 友だちの書店でのアルバイトの話を聞き、自分も雇ってほしいと?書店がそんなに好きではない司には向かないと言われたのに、出会ったのは不思議な亜門のお店。最初から不思議感を全然隠していないのだけれど、亜門の正体は?! 『飛ぶ教室』が出てきた!名取先生の『図書館のはこぶね』で初めて知ったけど、縁があると読んでみたくなる。
Posted by
このシリーズのおかげで、今まで読んでいなかった文学作品に興味を持てるようになりました。 ちゃんと大まかなあらすじや解釈も書かれているのも良い。 教えすぎず、教えなさすぎす、絶妙なラインなので 読むのが楽しみになりました。 シリーズ続編にも期待できます。
Posted by
再読。中学生の頃に読んだきりだったので読み返したくなった。 シリーズものがあまり得意でない私でも、最新刊を待ちきれないくらい好きな話だったことを思い出した。何より亜門が好きで仕方なかった。 英国風の紳士、古書、珈琲、なんて豪華な組み合わせだろう。しかも、ユーモアたっぷりで少しズレ...
再読。中学生の頃に読んだきりだったので読み返したくなった。 シリーズものがあまり得意でない私でも、最新刊を待ちきれないくらい好きな話だったことを思い出した。何より亜門が好きで仕方なかった。 英国風の紳士、古書、珈琲、なんて豪華な組み合わせだろう。しかも、ユーモアたっぷりで少しズレた紳士。美味しすぎる。そこにツッコミ役の主人公、名取司が加わることでテンポ感のある上品な漫才が完成。司が若干押され気味のようにも感じるが。 初めは表紙の亜門に惹かれて購入した覚えがあるが、内容は困りごとを抱えた人たちを救済する、心温まる話であった。有名な文学作品の雑学も知ることができて一石二鳥である。ページ数も少ないので疲れた時にサクッと読むことをオススメする。
Posted by
再読3回目。 こういうの、いいわね。日常にこれぐらいの不思議が入り込む余地なんて、いくらでもあると思う。あって欲しいと思う。続きも楽しみです。
Posted by
御茶ノ水界隈に行きたくなる。山の上ホテルのダッチコーヒーはついつい調べてしまった。笑 物語は始まったばかり。これからどんなことが起きていくのだろう。期待がふくらむ。
Posted by
内容(「BOOK」データベースより) 大学を卒業して入社した会社がすぐに倒産し、無職となってしまった名取司が、どこからともなく漂う珈琲の香りに誘われ、古書店『止まり木』に迷い込む。そこには、自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門がいた。この魔法使いによると、『止まり木』は、本や人と...
内容(「BOOK」データベースより) 大学を卒業して入社した会社がすぐに倒産し、無職となってしまった名取司が、どこからともなく漂う珈琲の香りに誘われ、古書店『止まり木』に迷い込む。そこには、自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門がいた。この魔法使いによると、『止まり木』は、本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れる不思議な古書店らしい。ひょんなことからこの古書店で働くことになった司だが、ある日、亜門の本当の正体を知ることになる。切なくも、ちょっぴり愉快な、本と人で紡がれた心がホッとする物語。 令和5年5月22日~23日
Posted by
入社した会社が間もなく倒産。 途方に暮れた司は、資格の本でも購入しようかと立ち寄った書店で、喫茶店「止まり木」に迷い込む。 店主の亜門は年齢不詳。自らを魔法使いと称する謎の人物で。 神保町の古書店街を中心に、山の上ホテル、竹むら、喫茶店さぼうる、万世橋駅、ニコライ堂と有名どころ...
入社した会社が間もなく倒産。 途方に暮れた司は、資格の本でも購入しようかと立ち寄った書店で、喫茶店「止まり木」に迷い込む。 店主の亜門は年齢不詳。自らを魔法使いと称する謎の人物で。 神保町の古書店街を中心に、山の上ホテル、竹むら、喫茶店さぼうる、万世橋駅、ニコライ堂と有名どころを巡って気持ちが浮きたつ。 けど、残念ながら本にはイマイチ入り込めず。 悩みを抱える高校生のカップル 夜中に現れる老人 舞台も登場人物も良かったのになあ、あっさりと終わってしまった。 司くんの本ももっといろいろ書いてあっておかしくないのになあという思いもあり。
Posted by
本に纏わる話のようなので、手に取りました。ビブリア古書堂のような展開を期待していましたが、少し異なるようです。 続きもあるようですが、読むかどうか思案中…
Posted by
古書店、珈琲、魔法使いと楽しい要素は揃っているが、上手く設定を活かしきれておらずもう一声…という感じ。 小さな違和感も多く、物語に入り込めなかったなぁ。 主人公の一人称が、文中だと『私』なのに、セリフになると『僕』だったり、魔法使いや悪魔という非日常の存在を、主人公の友人の三谷は...
古書店、珈琲、魔法使いと楽しい要素は揃っているが、上手く設定を活かしきれておらずもう一声…という感じ。 小さな違和感も多く、物語に入り込めなかったなぁ。 主人公の一人称が、文中だと『私』なのに、セリフになると『僕』だったり、魔法使いや悪魔という非日常の存在を、主人公の友人の三谷は話しを聞いただけですんなり受け入れていたり… シリーズであと6冊出ているようなので、もう少し読んでみようとは思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
カフェや書店が舞台の小説が好きで迷わず手に取ったけどうーんって感じ。 主人公の思考や言動に一貫性がなく情緒か不安定過ぎて、そればかり気になって感情移入できなかった。 プードルのケーキが可愛くて食べられないとか、怪談が怖いとか、悪魔に対する拒否反応とか、「そこまで??」と思ってしまう 職を失う→バイトするという流れだったけど、バイトである意味?常連客とかでもよかったのでは? 色々違和感。 シリーズものだけど続きは読まないかな、、
Posted by