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にょにょにょっ記 の商品レビュー

3.9

48件のお客様レビュー

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    10

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    13

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2015/10/30

脳内でどんどん生産されてく<思い>のうち、 言葉と化して、世に出てゆけるエリート達はどれくらいいるのだろう? 私の予想では… ほんの数パーセントほどではないか?と、思う。 だって、 人に変に思われちゃ嫌なヤツとか、 言う程の事じゃないヤツとか、 TVにすらある<放送禁止用語>...

脳内でどんどん生産されてく<思い>のうち、 言葉と化して、世に出てゆけるエリート達はどれくらいいるのだろう? 私の予想では… ほんの数パーセントほどではないか?と、思う。 だって、 人に変に思われちゃ嫌なヤツとか、 言う程の事じゃないヤツとか、 TVにすらある<放送禁止用語>的なヤツだって、 次々生産され続けている。 にょっ記シリーズ三作目となる にょにょにょっ記。 これ、 エリートじゃないのに、 勝手に出てきたヤツなんじゃないのかなぁ? なんて思った。 穂村さんは、天才言葉操り氏ではあるが、 頭のなかに住んでる天使は、相当イタズラ好き。 (ダイジョウ、イケルヨイケルヨ♪) 天使に後押しされ、 (そうかなぁ?だいじょうぶかなぁ?)ちょっと悩む穂村さんの表情を想像すると可笑しい。 スタンスの全く変わらない、このシリーズ大好き♪

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2015/10/27

初めて穂村さんの作品を読みました。装丁、紙の質感とかが程よく、ゆるっとした感じが良いです。日付だけが手書きにしている所も好きです。でも、読んでいるとその日付だけがどうしても消せる感じがしてしまい、消しゴムを持ち出してきたい衝動に駆られ困ってしまいました。30分程度で読めちゃう大変...

初めて穂村さんの作品を読みました。装丁、紙の質感とかが程よく、ゆるっとした感じが良いです。日付だけが手書きにしている所も好きです。でも、読んでいるとその日付だけがどうしても消せる感じがしてしまい、消しゴムを持ち出してきたい衝動に駆られ困ってしまいました。30分程度で読めちゃう大変楽しい日記でした。余談ですが、私も昔のロンロンの方がしっくりきます。

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2015/10/16

+++ 元気さの単位を考えたり毛布の中の見つからない穴を探したりと、日々順調に妄想と詩想の間をさまよい歩く穂村弘。日記という日常の記録が、言葉の鬼才の脳内を通りぬけ、ぴかぴかに結晶、ビザールかわいい一冊に。本作から共著者となったフジモトマサルの漫画も増量です。 +++ もちろん...

+++ 元気さの単位を考えたり毛布の中の見つからない穴を探したりと、日々順調に妄想と詩想の間をさまよい歩く穂村弘。日記という日常の記録が、言葉の鬼才の脳内を通りぬけ、ぴかぴかに結晶、ビザールかわいい一冊に。本作から共著者となったフジモトマサルの漫画も増量です。 +++ もちろん相変わらず文句なく面白い。そしてなんだか前作よりも頷く場面が多くなった気がして、自分――いままでこれが自分だと思っていた自分――のことがちょっぴり信じられなくなったりもする。でも嬉しい。フジモトマサル氏の絵と相まって、穂村ワールド、ますますほのぼのしている印象の一冊である。

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2015/10/15

やっぱり面白いな~♪癒されるし(*^^*)フジモトマサルさんの挿し絵がまたイイ!この日記を読むと自分の妄想もまだまだだなぁ(--;)と感じたり、自分より上の妄想人がいるんだ!と安心したりする(^^;)

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2015/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

穂村弘の最新エッセイ。穂村弘という人は独特の観点から物を見るのが上手い人だなと思う。普通の人とは違う視点から物事を見ているのかと思う。短歌にしても、エッセイにしてもこの人の文章というか、言葉遊びは読んでいて楽しいので気持ちが朗らかになる。私も穂村弘みたいな面白い文章が書けたらと思うのだが、なかなかそうはいかないので悔しいとすら思ってしまう。

Posted byブクログ

2015/10/05

にょっ記最新シリーズ。 期待を裏切らない面白さ。 ピクリともしない時もあるけれど、ツボに入ったらさあ大変! 私、息子の寝かしつけをしながら読んでいたので、もちろん静かにしてないといけないのに、思わず吹き出してしまった。 大爆笑ですよ、大爆笑。 息子も当然起きちゃいました。 これ...

にょっ記最新シリーズ。 期待を裏切らない面白さ。 ピクリともしない時もあるけれど、ツボに入ったらさあ大変! 私、息子の寝かしつけをしながら読んでいたので、もちろん静かにしてないといけないのに、思わず吹き出してしまった。 大爆笑ですよ、大爆笑。 息子も当然起きちゃいました。 これねー、電車で読むのも相当危険だと思います。 ハブとマングースのくだり、最高に面白かったなぁ・・・。 落ち込んでいる人も落ち込んでいない人も、是非どうぞ。 くだらなさ満載で元気が出ること間違いなし!

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2015/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

散文詩的なほむほむの日記。 ゆるゆる読める。 最近、”ブルマ”がなくなったことを知るほむほむ。 ほむほむと呼ばれてるのに、”ヨーグルトポムポム”が恥ずかしくて躊躇するほむほむ。

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2015/09/29

クスクス笑ったり、ちょっとドキッとしたりしながら、あっという間に読んでしまった。穂村さんの書くこういうスタイルのってなんて呼んだらいいんだろう。「エッセイ」じゃないと思うんだけど。短歌はもう一つよくわからないが、これはとても好き。 可笑しさや味わいを説明しちゃうとつまらなくなり...

クスクス笑ったり、ちょっとドキッとしたりしながら、あっという間に読んでしまった。穂村さんの書くこういうスタイルのってなんて呼んだらいいんだろう。「エッセイ」じゃないと思うんだけど。短歌はもう一つよくわからないが、これはとても好き。 可笑しさや味わいを説明しちゃうとつまらなくなりそうだから、多めに笑ったりうなずいたりしたののタイトルだけ。 「テスト・その2」「差」「小銭処理法」「はらぺこあおむし」「想像」「想像・その2」 フジモトマサルさんの絵もいい。「肩と肘」のが特に可笑しかった。

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