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生きるぼくら の商品レビュー

4.2

737件のお客様レビュー

  1. 5つ

    299

  2. 4つ

    253

  3. 3つ

    119

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    2

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2024/10/23

深刻な問題を、ほのぼのサクッと流していく。わかっていても、ラストはやはり感動しました。気持ちよいハッピーエンドは、後味良いですね。

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2024/10/21

最後はボロボロ泣いてしまった。。 簡単にまとめると、引きこもりとなった青年が、一つの年賀状を頼りにおばあちゃんの家に行って、米作りをするお話し。 米作りを通して、生きる喜びや人との繋がり、家族との繋がりを描いた作品で、主人公の成長ぶりがすごい。。大切な家族がいるということは、...

最後はボロボロ泣いてしまった。。 簡単にまとめると、引きこもりとなった青年が、一つの年賀状を頼りにおばあちゃんの家に行って、米作りをするお話し。 米作りを通して、生きる喜びや人との繋がり、家族との繋がりを描いた作品で、主人公の成長ぶりがすごい。。大切な家族がいるということは、人をここまで変えることができるのかな。 懸命に今を生きている姿に心を打たれた。 久しぶりにおばあちゃん、お母さんのご飯が食べたくなった。

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2024/10/20

御釈迦池。私は東山魁夷画伯の緑響くの絵が大好きで以前から一度行ってみたい所だった。 この物語のマーサばあちゃんが大好きな場所。 主人公はいじめから引きこもり、母親にも見捨てられて、年賀状のマーサばあちゃんを頼りに山梨蓼科へ行く。 蓼科の人々や自然に触れ合い、マーサばあちゃんが作っ...

御釈迦池。私は東山魁夷画伯の緑響くの絵が大好きで以前から一度行ってみたい所だった。 この物語のマーサばあちゃんが大好きな場所。 主人公はいじめから引きこもり、母親にも見捨てられて、年賀状のマーサばあちゃんを頼りに山梨蓼科へ行く。 蓼科の人々や自然に触れ合い、マーサばあちゃんが作ったお米で炊くご飯で元気を貰い、楔で閉ざされた主人公の心がひらけていく。 自然農法の米作りが主人公に生きる力を与えてくれる どん底から開けていく主人公の変化と蓼科の温かい人々との触れ合いが心に響く

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2024/10/07

いい環境、一歩踏み出す勇気が彼にはあった。 彼は優しい子だ。最初の方は読んでいて胸がギュッとなった。 私たちは自然に生かされている。改めて感じた。

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2024/10/05

美化しすぎだろ、と言われたらそれでおしまいなのかもしれない。でも、この本に描かれている世界が、日本のどこかの片田舎で本当に存在しているのかもしれない。そう思うことで出来れば素敵じゃないかな。 日本の四季ってこんなにも美しいのか。それが切々と描かれていて読んでいると心がすぅーっと...

美化しすぎだろ、と言われたらそれでおしまいなのかもしれない。でも、この本に描かれている世界が、日本のどこかの片田舎で本当に存在しているのかもしれない。そう思うことで出来れば素敵じゃないかな。 日本の四季ってこんなにも美しいのか。それが切々と描かれていて読んでいると心がすぅーっと晴れていく。また読みたい1冊。

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2024/09/26

原田マハ先生の作品は4冊目です。 この作品好きです。高速バスの車内で一気に読んでしまいました。おにぎり美味しそう。

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2024/09/26

ひとことで言えば再生の物語。 登場人物のことが目に浮かぶように描かれていて、それぞれの人柄にひかれる。 ちゃんと読みたくて、じっくり読み進めていきました。 米作りいいなって思ったり ご飯おいしく感じたり 読んだあとにたくさんの気持ちが浮かんできました。

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2024/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あたたかい。 自分が自然の一部、循環の一部と認識していて 自然ながらの手法で米をつくるマーサばあちゃん。 生き物のつながりみたいなもの、生物多様性 が気になってるんだけど、 本の中であえて自然のチカラを使うってところ、それを選択する感覚になんだか、はっとさせられた。

Posted byブクログ

2024/09/22

図書館本 引きこもり、母にも置いていかれ、踏み出した先はまーさおばあちゃんのところ。 この一歩から、どんどん自分の世界が広がり前向きになるところがいい。安心して読める。梅干しとおにぎり伏線がしっかり回収され、じわっとなるところもさすがマハさん。

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2024/09/22

いじめが原因で、引きこもりになってしまった青年が祖母の元を訪れ、米作りの経験と共に成長するお話。 両親が米作りをしていて、自分もかつて手伝ってた時期もあったので、なんとなくその苦労はイメージできてたつもりだったけど、改めてお米のありがたみを感じた。米作りは何かと大変。 本編を...

いじめが原因で、引きこもりになってしまった青年が祖母の元を訪れ、米作りの経験と共に成長するお話。 両親が米作りをしていて、自分もかつて手伝ってた時期もあったので、なんとなくその苦労はイメージできてたつもりだったけど、改めてお米のありがたみを感じた。米作りは何かと大変。 本編を通じて蓼科の美しい自然や、御射鹿池の風景の描写に癒される。そして周りの人の優しさや温かさに胸が熱くなる。志乃さん男前過ぎ。こんな頼り甲斐のある人なかなかいない。主人公にとっては良い道標的な感じの人かな。 『生きるぼくら』…タイトルにまつわるエピソードが出てくるくだりは、はっとさせられる。 自分だけじゃない。みんなで手を結びあって生きてるんだな。生きる力や、生きることをやめない力を信じたい。 それにしても、原田マハ先生の作品はホント読みやすい。ワード選び、テンポの良さ、そして心に響く余韻。なんとも言えない多幸感に包まれて読了した。

Posted byブクログ