早稲女、女、男 の商品レビュー
早稲女ってこんなイメージなんですかねぇ? 早稲女としては、いろんな大学の女の子が、早稲男ってなんだかんだ早稲女が好きだみたいなことを言ってるのが救いになりました。何を隠そう、なんだかんだ早稲女も早稲男が好きだからね。
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私は早稲女である。読んでいる間中、これがお前の欠点だ!と言われている気がして、思い当たる節が山ほどあって、ものすごく辛かった…。何回も休憩を挟んだほどである。この大学の人はこういう性格、と一括りにできるわけではないけれど、たしかにこういうところあるなあ、と共感しながら読んだ。しかし辛かった。早稲女はめんどくさいし主張が激しいけれど、そんな自分が嫌いになることもあるけれど、どんな価値観にも囚われず、自分を誇りに思っていたい。早稲女で名前まで同じなので、友人にプレゼントされた本。
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それぞれの大学女子がかなりあるあるだった(かなりデフォルメされてるけど)。自分の大学はこう見えてたのか、と思ったり。主人公が実際にいたらかなりうざいだろうなー。不器用なりに、もっと自分を大切にしてほしい。
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デビュー作『終点のあの子』以来の柚木作品。デビュー作は女子高でのいじめを題材にした作品で、緻密な描写が結構面白く読めたんだけど、本作は登場人物のキャラの濃さこそあれ、全体としては軽い感じのガールズ作品にとどまっていると感じた。 内容としては「早稲女」香夏子とその周りの女子5人の...
デビュー作『終点のあの子』以来の柚木作品。デビュー作は女子高でのいじめを題材にした作品で、緻密な描写が結構面白く読めたんだけど、本作は登場人物のキャラの濃さこそあれ、全体としては軽い感じのガールズ作品にとどまっていると感じた。 内容としては「早稲女」香夏子とその周りの女子5人の視点で物語が展開する連作短編集で、個人的には青山学院・みなみの章が一番良かった。メキシコ旅行中というある種逃れられない状況下での香夏子とみなみの1対1のバトルが面白い。それ以外の女子は、特徴があるようでいて割と普通かな。
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早稲田駅近くの書店で購入。この時点で結構恥ずかしいのだが、読み進めていくともっといたたまれない気持ちに陥る。筆者は早大卒かと思いきや、立教卒の女性。なんだかズルイ!立教、早稲田、日本女子、青山、慶応、学習院の女の子たちの視点で、熱くて痛い主人公の早稲女が描かれている。早稲女たちへ...
早稲田駅近くの書店で購入。この時点で結構恥ずかしいのだが、読み進めていくともっといたたまれない気持ちに陥る。筆者は早大卒かと思いきや、立教卒の女性。なんだかズルイ!立教、早稲田、日本女子、青山、慶応、学習院の女の子たちの視点で、熱くて痛い主人公の早稲女が描かれている。早稲女たちへの配慮は感じたものの、とにかく痛すぎて読むのが辛かった・・・・。いつか、早稲女たちとお酒を酌み交わしながらこの本をこき下ろしたい!!!
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★★★+0.5くらい。 恋愛脳女子大生たちの、ブランド別生き方見本帳。 現代の女子大生たちってこういう感じですか? 作者はまだ若いと思うけど、この本の女子たちや、そこに与えられたイメージは、バブル期のにおいがする。 この「見本帳」の表紙を飾るのは『早稲女』の香夏子だが、これ...
★★★+0.5くらい。 恋愛脳女子大生たちの、ブランド別生き方見本帳。 現代の女子大生たちってこういう感じですか? 作者はまだ若いと思うけど、この本の女子たちや、そこに与えられたイメージは、バブル期のにおいがする。 この「見本帳」の表紙を飾るのは『早稲女』の香夏子だが、これを読んだ、早稲女たちや、他の女子大生の感想を聞きたいな。 「え~、そういうレッテル貼らないでよ」 と思わないだろうか? レッテルにとらわれず、自分らしく生きられたらいいね、という、女子に対するエール。 …という風に読んだらいいのかもしれませんが、作者の視線はちょっとイジワル。
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面白かった。 各大学のイメージは少し極端なところがあるが、どれにも少しずつ共感できる。ハッピーエンドなところも、よし。
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自尊心の別ヴァージョン。 早稲女などという言葉自体 そうとしか感じなかった。 自己愛のひとつの形。 早稲女というフレーズを繰り返し 自分がそれであることを何度も何度も 言葉にする…そんな自分が心底嫌なら 相当に露悪的。しかし、そんな自分を 「他のオンナとは違う」と認識しては 慰撫しているのはマスターベーション。 私は大阪生まれの大阪育ち…とは言え 和歌山と淡路島のハーフである。 東京には憧れを持っているが やはり 関西人だからか…早稲女という概念にも それを振り回すオンナにも興味はない。 早稲女とはおそらく、早稲女であること 以外に自分を肯定するすべを持たない オンナのことなのだろう。 そんなレッテルを わざわざ自分に貼りたがる人なんて 関西にはいないなあ。 いらいらしながら読了。
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それぞれ繋がってて、それぞれの気持ち、それぞれの見られ方とか、読んでいくほどに「あー!」ってなる。想像の話なのかもしれないけど、本当にこうなんじゃないかと思ったぐらい。
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早稲田の女子大学生・香夏子の周りでお世話する女、翻弄される女を描いた連作短篇集。 さばさばしてて、カッコよくて、キレイな女に翻弄される姿は楽しく読めていたが、最後の香夏子の章でかなりやられた感じ。早稲女の悲哀・苦悩が伝わってきた。かなりイタい女だが、前向きになれる結末でホッとした...
早稲田の女子大学生・香夏子の周りでお世話する女、翻弄される女を描いた連作短篇集。 さばさばしてて、カッコよくて、キレイな女に翻弄される姿は楽しく読めていたが、最後の香夏子の章でかなりやられた感じ。早稲女の悲哀・苦悩が伝わってきた。かなりイタい女だが、前向きになれる結末でホッとした。 個人的にとても楽しめたが、自分の嫌な部分をさらけ出してしまいそうで簡単には人に勧められない。それくらい心に残ってしまった。
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