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鬼談百景 の商品レビュー

3.5

128件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    3

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2023/09/02

図書館。タイトルを見て、読んだことあるはず、ブクログも付けたはずと思って探したけど、ない。予約した本を手に取って、あ、やっぱり読んだ、でもこの図書館で借りたんでもない、と思った。 内容を読んだらやっぱり覚えている部分もある。そして前回、最後の方の話を覚えていなかったので、今回こそ...

図書館。タイトルを見て、読んだことあるはず、ブクログも付けたはずと思って探したけど、ない。予約した本を手に取って、あ、やっぱり読んだ、でもこの図書館で借りたんでもない、と思った。 内容を読んだらやっぱり覚えている部分もある。そして前回、最後の方の話を覚えていなかったので、今回こそはと思ったけれど、やはり最後の方になるにつれて何だか飛ばし読みをしてしまう。 本自体が怪異なのか。怖かった。

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2023/08/11

2023年61冊目 小野不由美さん/鬼談百景 タイトル通り、怪談100篇の短編集。 短いものだと文庫本1ページで収まっているものも。読者に結末を想像させる終わり方に、背筋がひんやりしました。 夏はミステリーものが読みたくなります。 #読了

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2023/07/17

不思議というのか、釈然としない不可解な話の連続な感じに思えた。 思ったほど怖くない気もするけど、油断してると地味に怖い話もあって不意打ちくらった。

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2023/07/09

さくさく読めるんだけど時々めちゃくちゃ怖い話がブッ込まれているので最後まで気を抜けなかった。 小野不由美の文章力が今作でも良さしかなくて最恐だった。 私は『残穢』よりもこっちの方が怖かったかも。 でも好きだなあ。 小野不由美の描くホラーはフラナガンの描くホラーと一緒だね。 どの...

さくさく読めるんだけど時々めちゃくちゃ怖い話がブッ込まれているので最後まで気を抜けなかった。 小野不由美の文章力が今作でも良さしかなくて最恐だった。 私は『残穢』よりもこっちの方が怖かったかも。 でも好きだなあ。 小野不由美の描くホラーはフラナガンの描くホラーと一緒だね。 どの話もただそこに怪異があって幽霊らしきものもいたりするんだけど、原因を探ったりしないし、謎解きも干渉もしない。 そこが良い。 稲川淳二の解説もめちゃくちゃ良かった。因みに2日で160ページくらいの怪談話を読んだら余裕で夜中に目が覚めました。

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2023/06/08

サクッと読める短さで、ほどほどに不気味で、原因がわからないものや解決しないものもある、というところがリアルでとてもよかった。決定的に怖いわけではないけど、なんとなく背筋がひんやりするような、なんだかドアの隙間が気になってくるような本。

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2023/03/08

ちょっとした夏の隙間時間に読むと良いかもしれません。いわゆる百話物語なのでサクサク読めます。 ただ少しずつ読んでから百話目ともまとめとも言われる作品の『残穢』を読むと中々まとまってゾクリと出来ます。

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2022/12/02

小野不由美による実話系怪談集 読者の体験談を元にした創作らしい 百景とあるけれども、収録されているのは99編 百物語の作法に従っているんだろうと思われる 同時期に発売された「残穢」が百話目ということなのだろう 残穢でも登場した話が含まれている ぶらんこ遊びをする子供と、欄間越...

小野不由美による実話系怪談集 読者の体験談を元にした創作らしい 百景とあるけれども、収録されているのは99編 百物語の作法に従っているんだろうと思われる 同時期に発売された「残穢」が百話目ということなのだろう 残穢でも登場した話が含まれている ぶらんこ遊びをする子供と、欄間越しに見える地獄 他にも似た話はあるけど、細部の設定が違ってたりするので、別ものと見た方がいいのかな? そんなわけで、読む順番としては鬼談百景からの方がいいと思う ってか、出版社が違うのに2つで一つの物語ってのはわかりにくいんじゃないですかね 全体的に、子供や学生の話が多い よくありがちな怪談と違って、怪異の原因やその仄めかしまで語られていないのが殆ど なので、うっすらとした気味の悪さが残る

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2022/11/02

ひとつひとつの話はあんまり印象がないんですが、一定のクオリティの話を100話も書けるのは作家としての基礎体力がすごいんだろうなと思いました。 個人的にいちばん作家性が出てると思ったのは最後のエピソードが「花簾(はなすだれ)」であることです。 まずこの本自体がかなり現代的な怪談...

ひとつひとつの話はあんまり印象がないんですが、一定のクオリティの話を100話も書けるのは作家としての基礎体力がすごいんだろうなと思いました。 個人的にいちばん作家性が出てると思ったのは最後のエピソードが「花簾(はなすだれ)」であることです。 まずこの本自体がかなり現代的な怪談で構成されていて、俗っぽさと卑近さが漂ってるんですが、その締めにきている花簾はかなり幻想的な話。 本の卑近な話が私たちに不可思議なものをリアルに想像させる力を向上させ、最後にいちばん美しいものを実際に見たかのように想像させる…。 ある意味、怪談特有の物語を現実に繋げてしまう性質を使って、読者にファンタジーの幻想を現実に呼び出させようとしているのではないのかな?という仮説があります。

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2022/10/06

毎日寝る前に少しずつ読んでいきました。全部が怖い話ではなく、怖さの入り口に立たされるというか、想像の余地を残した怖さこそが怪談の醍醐味なのだと思います。なので一気に読んでしまうと余韻が無く飽きてしまうかも。。また登場人物が全員「N氏」みたいなイニシャルなので一般投稿のような(実際...

毎日寝る前に少しずつ読んでいきました。全部が怖い話ではなく、怖さの入り口に立たされるというか、想像の余地を残した怖さこそが怪談の醍醐味なのだと思います。なので一気に読んでしまうと余韻が無く飽きてしまうかも。。また登場人物が全員「N氏」みたいなイニシャルなので一般投稿のような(実際投稿されたものを元にしているみたいです)雰囲気があります。後書きのIながわJゅんじ氏の話をもって100話なのかなと思いました。

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2022/10/03

なぜ怖い話を読んでる時は、五感が研ぎ澄まされるんですかね 普段、読書をしてる時は声をかけられても気づかないくらい集中しているのに、、、 短い話をいくつもいくつも読んでいるうちに、普段は気に留めない物音に敏感になってしまい怖さが増してしまいました

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