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晴れたらいいね の商品レビュー

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34件のお客様レビュー

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2015/09/20

従軍看護婦の話。 現代の看護師が、タイムスリップして1944年8月15日のマニラの病院に。 ここから終戦直前までの、従軍看護婦の苦労話。 昨日の、参議院で安保法案が可決されたが、この話のような時代が2度と来てほしくない。 しかし、このはなしにもあるように、常識が違うと命に対する考...

従軍看護婦の話。 現代の看護師が、タイムスリップして1944年8月15日のマニラの病院に。 ここから終戦直前までの、従軍看護婦の苦労話。 昨日の、参議院で安保法案が可決されたが、この話のような時代が2度と来てほしくない。 しかし、このはなしにもあるように、常識が違うと命に対する考え方も違うようであり、交戦の好きな政治家にいいように使われないか心配である。 この話の中で、若い看護婦が命について語る場面が、安保法案に対する多くの若い母親がやっていた、反対演説場面と重なった。

Posted byブクログ

2015/09/07

第2次世界大戦、マニラに従軍看護婦として働いた看護婦たちを現代からタイムスリップした看護師の目を通して描いている。南方戦線へ行ったのは兵隊だけではない。看護婦として女性も赴いたのだと改めて知った。 これはフィクションではあるが、当然著者は取材や資料で当時の看護婦たちの実情を把握し...

第2次世界大戦、マニラに従軍看護婦として働いた看護婦たちを現代からタイムスリップした看護師の目を通して描いている。南方戦線へ行ったのは兵隊だけではない。看護婦として女性も赴いたのだと改めて知った。 これはフィクションではあるが、当然著者は取材や資料で当時の看護婦たちの実情を把握し小説にしているのだろう。彼女たちの置かれた過酷環境、状況は大変なものだったに違いない。 現代からタイムスリップしたーー戦争がいつ終結するか、どのような未来があるかを知っているーー主人公を配することで、ある程度の安心感をもって読者も読み進められるが、やはりこの世界大戦の凄惨さを感じずにはいられない。女性の目線で描いた戦争だ。

Posted byブクログ

2015/08/26

偶然なのか(?)今年は従軍看護婦に脚光が浴びられているような気がします。 平成の世の中から、昭和19年にトリップした主人公。 当時とは全く違うけれど、看護の技術と精神を生かし、与えられた任務をこなし続け、「生き延びること」を第一義に働き続ける。体力もボロボロだけど、「晴れたらい...

偶然なのか(?)今年は従軍看護婦に脚光が浴びられているような気がします。 平成の世の中から、昭和19年にトリップした主人公。 当時とは全く違うけれど、看護の技術と精神を生かし、与えられた任務をこなし続け、「生き延びること」を第一義に働き続ける。体力もボロボロだけど、「晴れたらいいね」と歌いポジティブな主人公に脱帽です。

Posted byブクログ

2015/08/18

涙が止まらなかった。当たり前だけど、戦争は二度してはならないと強く思った。戦争に翻弄された人々がどれだけいるのだろう。

Posted byブクログ