BAR追分 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2019/6/6 薄いのが惜しいくらいおもしろかった。 もっと読みたいよ。 最近多いおいしい食事の出てくるじんわりいい話の小説。 優しい人しか出てきません。 世知辛い世の中だから、あるなら行きたいよね。 ねこみち横丁。
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さらさらーっと読んだけど、登場人物が、いなさそうで実在してそうだったり、シチュエーション的にはありえなさそうなのに成り行きとか結構自然だったり。 これは、うん、機会があったらシリーズも読みたい。
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昼間はバルで夜はバーをやっているお店。 古い昭和一色な『ねこみち横丁』の管理人になんとなくなってしまった宇藤くん。 バルやバーを訪れる人々の話。 うっかりすると涙が出てくる。 とても軽い調子なのに心に響くお話でした。
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とても普通な本です。今はやりの食べ物屋さん系で、店をめぐる人々の人情話です。はっきり言って仕掛けが有るわけでもなんでも無いのですが、こういう本は一定期間経つと妙に読みたくなります。刺激的な本や悲哀に満ち溢れた本の合間に読むのにとてもぴったりです。 バーで供されるまかないが美味しそ...
とても普通な本です。今はやりの食べ物屋さん系で、店をめぐる人々の人情話です。はっきり言って仕掛けが有るわけでもなんでも無いのですが、こういう本は一定期間経つと妙に読みたくなります。刺激的な本や悲哀に満ち溢れた本の合間に読むのにとてもぴったりです。 バーで供されるまかないが美味しそうです。牛スジカレー食べたい。
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「知らないことばかり、したことがないことばかり。[...] やりつくしていないから、次へ進めないのだ。[...] 呑まれてみようか。そうじゃない。 ふらつく足もとのバランスを取ろうと手を広げたら、 気持ちが大きくなってきた。 呑んでみよう。呑んでしまおう、この街を。」(70 ペー...
「知らないことばかり、したことがないことばかり。[...] やりつくしていないから、次へ進めないのだ。[...] 呑まれてみようか。そうじゃない。 ふらつく足もとのバランスを取ろうと手を広げたら、 気持ちが大きくなってきた。 呑んでみよう。呑んでしまおう、この街を。」(70 ページ) 人生の分岐点のように、 道が右と左に分かれる場所にあるBAR追分。 そこを訪れる人々は、追われて分かれるのをやめ、 自分の意思で選び、夢を追って分かれることを決断する。 昼間はバールで、夜はバー。 人を深く、じかに味わえるBAR追分の物語り。
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面白かった。 新宿の路地裏、昼は食堂、夜はバー。出てくるお酒とご飯ご美味しそうと思いつつ、面白く読めた。食べ物は人をちょっと幸せにするよなぁと思いつつほっこり読めた!
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とにかくバル追分のごはんやデザートが美味しそうでお腹が減る(笑)横丁のみんなが温かく、下町っぽさもいい。管理人くんもなかなかのイケメンだし、続編も読もうっと。
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二つの顔を持つ店の作家志望の管理人や定食を提供する昼担当の桃子、一見や常連の話たちが温かく心地好い。父の手土産のハンバーグサンド、アイドルファンの男性とトッピングが色々の牛スジカレー、秘密を抱えたゴージャス女性と火事とショコラ他、お料理もお酒も魅力的。登場人物の把握が難しかったけ...
二つの顔を持つ店の作家志望の管理人や定食を提供する昼担当の桃子、一見や常連の話たちが温かく心地好い。父の手土産のハンバーグサンド、アイドルファンの男性とトッピングが色々の牛スジカレー、秘密を抱えたゴージャス女性と火事とショコラ他、お料理もお酒も魅力的。登場人物の把握が難しかったけれどさっくり読めた。
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心の休息にぴったりな本だった。 BAR追分の昼、夜に集まる人々。 ねこみち横丁の住人たち。 普通の日々を過ごす人の何気ない会話に心が癒される。桃子ちゃんの作るご飯と、田辺さんが作るカクテルを味わってみたい。 2018.7
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とても穏やかな気持ちになれる作品でした。お料理もどれも美味しそうだったし、集う人たちの優しさもとても良かった。訪れる人はちょっとだけ困った事情を抱えた人達だけど、いつの間にか懐に入れてもらって、少しヒントをもらって帰っていくような、そんな押し付けがましくない雰囲気がとても良かったです。宇藤くんに関しては少し強引だったけど、彼にはそれが丁度求めていた場所だったようで良かった。梵さんと綺里花さんはとても大人のエピソード。全部含めて受け入れられるお互いがとても素敵でした。続編も楽しみです。
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