BAR追分 の商品レビュー

伊吹有喜(著者)

2021/03/27

それぞれのキャラが立ちすぎず、
のんびり読めてよかったです。

カレーとハンバーグサンドが食べたいなぁ。

2021/03/14

ねこみち横丁の地域猫のデビィに誘われて扉を開けるとそこはBAR追分。昼は「バール追分」で空っぽのお腹を満たして、夜は「バー追分」で渇いた喉と心を潤すことの出来る店だ。
昼のオススメはコーヒーカレーなどの定食類。夜はハンバーグサンドを始めとする魅力的なおつまみで本格的なカクテルを楽しめる。今日も人生に迷ったお客様がひとり、またひとりと…

ねこみち横丁のホームページ作成を頼まれていた宇藤くん。脚本家になりたかったけどなかなか身が結ばない。とりあえず始めた契約社員の仕事は、社長一族の遺産を巡る骨肉の争いにより会社が解散することに。住んでいたアパートも建て直しにより退去を言い渡され仕事と住むところを一気に失う。横丁の人たちに言われ、ホームページの更新及び横丁の管理人みたいな仕事につくことに。横丁にくるいろんな人を見て勉強する。

しかし、この横丁本当に羨ましい。近くにあったら通いたい。いろんなお店覗きたいし、BAR追分にも行きたい。昼のカレーも食べたいし、夜のお酒も飲みたい。いいなーこんな素敵なところがあるなんて。

東京に行くことがあったら、真面目にこの横丁を探してしまいそうだ。

2021.3.14 読了

2021/02/16

読み終えると、ふんわりと心地よさが残って、とても居心地の良いカフェで過ごしている感覚になりました。心が癒されて、仕事帰りに読むのが毎日の楽しみでした。

2020/12/23

バーとバール、アルコールと料理、それらとともに描かれる人情話。第1作。読後感は良。美人で料理上手で性格も良さそうな桃ちゃん、いいですね。

2020/11/11

お腹が空いて、ほっこりする。
第4話のボンボンショコラの唄が好き。

悩みも疲れも、この横丁に来たら忘れられる。
美味しいご飯を食べて、美味しいお酒を飲んで、初めて会う人とおしゃべりする。
それだけでも現実離れできて、異世界に飛び込んだみたいで素敵。

自分にとっての異世界は、意外と身近にあるかもしれない！

2020/11/02

新宿の裏路地ねこみち横丁にひっそりたたずむ小さなお店。昼はバール、夜はバーとして営業するＢＡＲ追分を舞台にした４つの物語。どれも読んでほっとするカクテルのような逸品である。

タイトルからして、どこぞの洋酒会社の広告的お酒のうんちく系小説家と思いきや、どっちかというと食べ物系の話題が多く、話の王道は人情ものである。その人情がいい、さすがは伊吹有喜この辺のつかみどころはばっちりである。

食べ物も良いが、この作品に出てくる銭湯が実によい。是非一度浸かってみたいと思ってしまう。カレーも食いたいし、サンドイッチも食ってみたくなるし…

続編何冊か出ているようなので、追いかけてみようと思う。いいシリーズ本に出会ってしまった。感謝！

2020/10/29

滅多に読まない現代を舞台とした人情もの連作短編集。
最近流行の飲食店ものでもありますね。
登場人物はちょっと現実離れしている気配があるけれど、基本的には現実に沿ったファンタジー要素の無い話です。
食べ物、飲み物の描写がおいしそうなのが良いですね、
お約束の展開が多いとはいえ、やはりほっとする内容でした。
住み込み食事付きで商店街の管理で給料もらえるんだったら、給料少なくても喜んでやるだろうなぁ。

2020/10/24

【腹減り度】
☆☆☆☆☆
【食べ物の割合】
☆☆☆☆
【1番美味しそうだったもの】
卵かけカレーご飯

＊感想＊
読み終わって思うのは、いいなあ、こんなところに住みたい。ってことだよね。美味しいもの、気持ちのいい人々。都会だけど田舎ってかんじ。
ひょんなことから新宿にある通称ねこみち横丁で管理人を務めることになった男性と昼間のBARを間借りして経営するBAR追分を訪れる人々の短編集。
描かれる食べ物は美味しそうだし、お話も暖かくて、なんだか気持ちが爽やかになる。
薄い本だけど中身は濃い。好き。

2020/10/22

短編読んで好きだったから本読んでみたけどやっぱ好き！プロローグ、スープの時間、父の手土産、幸せのカレーライス、ボンボンショコラの唄の短編。どれもほっこり。父の手土産とボンボンショコラの唄はほんまによかった、、、登場人物がいい人ばっかりで地元の人たちが助け合って生きてる姿が愛があっていい！そして地元じゃない人も喜んで受け入れて仲良しなのも素敵〜ほんとにあればいいのに、、、！

2020/08/02

新宿三丁目付近にはよく行く。その為「ねこみち横丁」、「BAR追分」が自分の中で具体的にイメージする事が出来、作中出てくる料理、洋酒がまた具体的に連想され、ダイエット中に読んだことを少し後悔した。