止まりだしたら走らない の商品レビュー
中央線を介した群像劇。 様々な角度からの登場人物の繊細な心理描写が目立ちます。 読んだ後に爽やかな気持ちになりました。
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短編と長編が交互に繰り返される構成。 全編読みやすく、長編はオチも良い。 オムニバス形式でサクッと読みたい人向け。 短編の人達は所々で繋がっているが、全体としてはバラバラの時系列と関係性。もう少し小説世界の広がりがあると良かったなぁ。 それにしても恐山の人間観察力は恐ろしいね...
短編と長編が交互に繰り返される構成。 全編読みやすく、長編はオチも良い。 オムニバス形式でサクッと読みたい人向け。 短編の人達は所々で繋がっているが、全体としてはバラバラの時系列と関係性。もう少し小説世界の広がりがあると良かったなぁ。 それにしても恐山の人間観察力は恐ろしいね…。
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ダヴィンチ恐山の考え方が好き。 愛しい屁理屈。 本編に短編が挟まる構成おもしろい。 子供の作文の話声出して笑った
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
青春小説、だと思う。新渡戸先輩いいな〜。 電車内でところてんを食べる人がいて、その人を見て真冬に冷やし中華が食べたくなってしまう話が好きだった。あと小学生の作文、かなりリアルだな。人間の嫌さと可愛げみたいなのが全体的にリアルであ〜わかる〜と思いながら読んだ。 高いオレンジジュース飲んでみたい。
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これは… なんといえばいいか。 なんかすごい読後感のある本だな…!! なんか分からないけどやられたー!と思う。 関係ないけれど、自分にも過ぎ去った過去の中にミンティアを毎日食べてた時期があったな。
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ブックトークで使用。「品田遊」はオモコロというウェブメディアのライター「ダ・ヴィンチ恐山」の別名義。オモコロは初めてネットに触ったくらいのころから見る抗うつ剤として愛読していたが、彗星のごとく新人ライターとして現れた氏の文章がまさしくわたしの「なりたかったのになれなかった人物像」...
ブックトークで使用。「品田遊」はオモコロというウェブメディアのライター「ダ・ヴィンチ恐山」の別名義。オモコロは初めてネットに触ったくらいのころから見る抗うつ剤として愛読していたが、彗星のごとく新人ライターとして現れた氏の文章がまさしくわたしの「なりたかったのになれなかった人物像」そのものだったんで、出てた小説を買った。表面上はオモコロみたいな万人受けするあるある系ギャグなのだが、よくみると日頃(なかば義務感で)よんでるネット詩・散文よりおもしろいこといってるようなきがして、ちゃんと読みたくなったのでえらんだ。「採点」もいいけど、「露出狂」からの「春」のながれも深掘りしたかったなあ。
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さすがダヴィンチ恐山と思わされる作品でした。 いくつかの短編の間に本編(?)が挟んであって 斬新なかんじでした。 また、近所の本屋では在庫がありませんでしたが、すこし大きめな本屋に行くと在庫が残っていることが多いです。
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特段前情報なしに読み始めてみたが、とても面白かった。 電車を舞台にした非常に入り込みやすい設定、洞察力のある人物描写、そして巧みに読者に思い違いをさせる巧さ、とても高評価。 個人的にはもう少し先まで書いてほしかったが、この終わり方なのが良いのかもしれない。 青春と名のつく歌...
特段前情報なしに読み始めてみたが、とても面白かった。 電車を舞台にした非常に入り込みやすい設定、洞察力のある人物描写、そして巧みに読者に思い違いをさせる巧さ、とても高評価。 個人的にはもう少し先まで書いてほしかったが、この終わり方なのが良いのかもしれない。 青春と名のつく歌や物語は、それを失って後悔した大人による作り物であり、そんなものに惑わされず自分の青春を謳歌せよ、というフレーズがとても刺さった。
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めっちゃおもしろい みんな毎日をなんとなく生きているようでいて、色々おもしろい視点から物事を捉えているんだなぁと思った
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恐山が書いた小説というのが気になって読んでみた。観察能力と語彙力えぐい。ふしぶしに恐山を感じた。読みやすくて面白かった!
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