ぼくは愛を証明しようと思う。 の商品レビュー
読んでるだけで、自分がモテるような気がします笑 女性とのコミュニケーション術という面でも役に立ちそうです。
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金融日記というメルマガを配信している 藤沢数希さんという方がいまして、 その人が提唱しているのが恋愛工学というものです。 いわゆる既存のモテ理論的なものを全て破壊し、 進化生物学、金融工学、心理学などをベースに 恋愛における最適解を導き出すという考え方なのですが、 まぁ身もフタ...
金融日記というメルマガを配信している 藤沢数希さんという方がいまして、 その人が提唱しているのが恋愛工学というものです。 いわゆる既存のモテ理論的なものを全て破壊し、 進化生物学、金融工学、心理学などをベースに 恋愛における最適解を導き出すという考え方なのですが、 まぁ身もフタもない内容ではあります。 しかし真実なのかなぁと思わされるほどに 世の中のリアルな事象はそう動いているようにも思います。 さて、本作はその恋愛工学を具体的なストーリーの中で 師匠から弟子にレクチャーし、実践していく方式で 紹介していくような形式の本となっています。 形式としては夢を叶えるゾウに近いですが、 まぁそれを踏襲したというよりは昔からよくある方式ですね。 ストーリー自体は一人の青年の成長物語とも取れますし、 人によっては堕落していく物語と取る人もいるかもしれません。 主人公の渡辺君が冴えない弁理士風情から ハイクラスのナンパ師になっていくという過程を どう評価するかは本当に人次第だろうなぁと思います。 これがスポーツ選手とか芸能人とかだとそれほど個人差が出ないだろうことは 恋愛というフィールドがいかに特殊なものなのかを示してますね。 自分としてはこりゃできないなぁということばかり書いてありまして、 せっかく読破したのに役に立てられる機会はなさそうですが、 世のナンパ師たちがどのようなことを考えて動き、 そしてそのナンパに応じる女性たちがどんなことを考えるのか、 ということは理解できたように思います。 また、これに出てきた方程式である、 「モテ=ヒットレシオ×試行回数」については 世の中のあらゆる事象がそれに相似していることからも 真理なのだろうなぁと思います。 営業マンがいかに敏腕だったとしても(=ヒットレシオが高い)、 結局試行回数を積まなくては結果は出ませんし、 また試行回数を踏むことでそのヒットレシオが上がっていきます。 どんなに頭のいい奴だったとしても、 インプットだけでなく結局ある程度の演習を重ねなければ、 試験で高得点を出すことは難しいです。 そういうものなんですよね、基本的には。 つまり結局のところモテないと騒いでいる奴は およそ試行回数(つまりアタックしている対象人数)が 少なかったからこそモテないわけです。 この本の主人公である渡辺君は週に50人の女性と知り合い、 その全てにアタックしていきますが、 普通に暮らしている現代人は1年に50人の異性と知り合えば上等で、 かつその中にアタックしていくとなれば多くて2~3人でしょう。 そうなるとこの渡辺君と普通の現代人とでは 1年間の試行回数において1000倍以上の差が開く訳です。 まぁ実践しようとは・・・なかなか思えませんね。 ただそういう人生を送るというのも パラレルワールドの自分だったらやってみたいかも? と少しだけ思わせてくれた小説でした。 あ、読み物としても読みやすくなかなかの良著だったと思います。
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※このレビューにはネタバレを含みます
メルマガなどをたまに読んでいたので、だいたい恋愛工学は何かというのはわかっていたが、小説として読むと、割と普通に読み進められた。 そもそもネタではなるけれど、ところどころ真実味はあったと思う。ベースは運にあって、確率をいかにたかめるか、というのはFXと同じ。世の中のほとんどのことはそういうことじゃないかなと思う。ベースは運にある。 あとはメルマガの場合は、実践して失敗した例(実例かネタかは不明)とかのほうが面白いから、やっぱり本よりメルマガのほうが面白いと思います。
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恋愛工学を用いて非モテを恋愛プレイヤーに、を実践している小説。なるほど、今まで正しいとされてきた愛は非モテメソッドか。。。ためになる。まあといってもこれは恋愛だけのためのものではなく、男女間のちょっとした関係にも応用できますね。ただぼくは愛を証明しようと思う・・・のタイトルはどう...
恋愛工学を用いて非モテを恋愛プレイヤーに、を実践している小説。なるほど、今まで正しいとされてきた愛は非モテメソッドか。。。ためになる。まあといってもこれは恋愛だけのためのものではなく、男女間のちょっとした関係にも応用できますね。ただぼくは愛を証明しようと思う・・・のタイトルはどうもなんというか違う気がするなぁ。ともかく非常に面白かったです(たぶん僕には実践できる勇気がないけど・・・)
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著者のTwitterをフォローしたら散々読者の読了のリツイートがきて、さすがに内容が気になって購入。 心理学や進化生物論をどう利用しているかについてはある程度、知見がありわかったけれども金融工学の知識があまりなかったのでその部分に興味が湧いた。 ナンパからセックスに至るまで...
著者のTwitterをフォローしたら散々読者の読了のリツイートがきて、さすがに内容が気になって購入。 心理学や進化生物論をどう利用しているかについてはある程度、知見がありわかったけれども金融工学の知識があまりなかったのでその部分に興味が湧いた。 ナンパからセックスに至るまでを細かくフェーズにわけ戦略を考えている点が特に印象的だった。
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小説なのか、実践書なのか。いずれにせよ、色んなことに取り組まなければならないとやる気になれた本です。
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Twitterで話題になってたところへ、東京の本屋で平積みになっているのをみて思わず手を出した。まあ、興味無いわけじゃないし。(苦笑) 読んで思い出したのは新人時代。こう言うのって、ホント周りから教わって実践して覚えたことで、先頭を切る同期の何人かから同期みんなに伝播して、がんば...
Twitterで話題になってたところへ、東京の本屋で平積みになっているのをみて思わず手を出した。まあ、興味無いわけじゃないし。(苦笑) 読んで思い出したのは新人時代。こう言うのって、ホント周りから教わって実践して覚えたことで、先頭を切る同期の何人かから同期みんなに伝播して、がんばってたなと(笑)。もちろんこの本と時代背景は違うけど、すごく通じるものがある。遙か昔の話でも!ただ、無形文化財だったものをこうやって表現する時代にもなったんだ。 それにしても、誰とでも寝れるというのは、男女ともに若さの特権。この本にある「足らない」人にはなりたくないけど、若くない人にはまた別の世界がね。ああやってがんばってた同期がみんなそうであるように。 しかし、藤沢数希と言うのは、すごく良く出来たマーケティングプロジェクトだと思う。どのぐらいの人が関わっていて、どういう利益配分でやってるのか、興味有るなあ。 あ、ちなみに、本書は小説として読むと全くの駄作だと僕は思います。少なくとも文学としての小説、ではない。でも小説だと銘打っているので、☆2どまり。
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ワタナベ、永沢さん、直子。ノルウェイの森の登場人物名を完全に踏襲している。 ノルウェイの森にハマっていた人からすると、楽しい伏線。 愛という概念を再定義するのが恋愛工学だが、本書のタイトルは「愛を証明しようと思う」。 愛は定義するものではなく、証明するものなのかもしれない。 ...
ワタナベ、永沢さん、直子。ノルウェイの森の登場人物名を完全に踏襲している。 ノルウェイの森にハマっていた人からすると、楽しい伏線。 愛という概念を再定義するのが恋愛工学だが、本書のタイトルは「愛を証明しようと思う」。 愛は定義するものではなく、証明するものなのかもしれない。 2018年7月文庫版で再読。 本書が発刊されてから、恋愛工学徒は瞬く間に増え、非モテコミットなどの用語を知る人も増えた。数を打って連絡先を交換し、アポ取りするところまでは慣れたが、ACSモデルのseductionにフェイズシフトするのはまだ上手くできない。視線誘導と手を繋ぐボディタッチ、密室に移動するルーティンの多さが鍵か。タイムコンストレインもあまり使ってないな。たしかにBクラスに使う時間とお金を抑えるのも大事。
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最終章まで読めば、「恋愛工学」は単なるナンパマニュアルではなく、何を目指すものなのか(=筆者にとっての「恋愛工学」の究極の目的)が分かる。 「モテる男がモテる」という前提に基づいて、「非モテコミット」(世間でこれまで定義されてきたいわゆる「愛」)を否定し、ヒットレシオと試行回数そ...
最終章まで読めば、「恋愛工学」は単なるナンパマニュアルではなく、何を目指すものなのか(=筆者にとっての「恋愛工学」の究極の目的)が分かる。 「モテる男がモテる」という前提に基づいて、「非モテコミット」(世間でこれまで定義されてきたいわゆる「愛」)を否定し、ヒットレシオと試行回数それぞれを科学的に高めていく「恋愛工学」は、いつか本当に愛したい人に出会い、そうした人と愛しあえる関係になる(男女ともに幸せになる)ための学問といえるかもしれない。 その意味で、本書のタイトルは「愛を証明しよう」というよりも、「愛を再定義しよう」とする方が適切かもしれない。
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僕は愛を証明しようと思う、藤沢数希 恋愛工学の具体的理論が書いてありとてもわかりやすかった。何回か読み返してインプットしたほうがいい、
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