1,800円以上の注文で送料無料

「学力」の経済学 の商品レビュー

4

493件のお客様レビュー

  1. 5つ

    134

  2. 4つ

    210

  3. 3つ

    87

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    5

レビューを投稿

2015/08/24

エビデンスに基づいて語っているのは、過去の経験からのみで断定される話よりも説得力がある。 ただ、教員の私からは、ん?と首を傾げる話も。 エビデンスのみで語ると危険だなと思う箇所ももちろんあり。 全体的には非常に参考になるので、一読することをオススメします。

Posted byブクログ

2015/08/23

非常に勉強になった。きちんとデータで議論する重要性はこれからの時代の常識になると思う 。子供をもつ親、小中学校の先生にぜひ読んでほしい一冊

Posted byブクログ

2016/02/12

本書では、実際に検証した教育データを用いて、 実証的に分析することで価値ある教育は何か?を明らかにしています。 子どもの教育について以下の3点について知りたかったので、サイトにまとめみました。 ご褒美で釣るっていけないの? こどものほめ育ては学力が伸びる? テレビやゲームは子...

本書では、実際に検証した教育データを用いて、 実証的に分析することで価値ある教育は何か?を明らかにしています。 子どもの教育について以下の3点について知りたかったので、サイトにまとめみました。 ご褒美で釣るっていけないの? こどものほめ育ては学力が伸びる? テレビやゲームは子供に悪影響を及ぼすか? 興味がある方は、ご参考程度にお読みいただければ幸いです。 http://rpg-habit.com/book/child/ ‎

Posted byブクログ

2015/08/16

教育に関する政策決断において個人の教育体験を参考にしてもいいが根拠にしてはならない。あまりにも個人的体験を重視しすぎると危険視し,統計資料等のデータに基づいた推論を教育においても行うことをうたう。非認知能力や少人数教育における経済学的観点からの検証は面白い。もちろん,全てを金で判...

教育に関する政策決断において個人の教育体験を参考にしてもいいが根拠にしてはならない。あまりにも個人的体験を重視しすぎると危険視し,統計資料等のデータに基づいた推論を教育においても行うことをうたう。非認知能力や少人数教育における経済学的観点からの検証は面白い。もちろん,全てを金で判断するのではなく,必要な施策であるならばその必要性を根拠を持って示すかその施策の効果を検証することが求められる。

Posted byブクログ

2015/08/16

◾︎2015/08/16読了。 ◾︎教育を経済学の理論や手法を用いて分析する教育経済学の範囲から観察。 ◾︎2つの重要な非認知能力というのは納得。様々な教育手法の効果を、できるだけ公平な観点から観察しており、子供を持つ親として興味深い。

Posted byブクログ

2015/08/12

<目次> はじめに 第1章  他人の”成功体験”はわが子にも活かせるのか? 第2章  子どもを”ご褒美”で釣ってはいけないのか? 第3章  ”勉強”は本当にそんなに大切なのか? 第4章  ”少人数学級”には効果があるのか? 第5章  ”いい先生”とはどんな先生なのか? 補論  な...

<目次> はじめに 第1章  他人の”成功体験”はわが子にも活かせるのか? 第2章  子どもを”ご褒美”で釣ってはいけないのか? 第3章  ”勉強”は本当にそんなに大切なのか? 第4章  ”少人数学級”には効果があるのか? 第5章  ”いい先生”とはどんな先生なのか? 補論  なぜ、教育に実験が必要なのか <内容> タイトルからして公教育関係者には刺激的。著者が本の中でも言っている通り、日本の教育界には「理論」がない。みなが「経験」でモノを言う。自分のところでは有効な手も、他では有効かわからない。なので、補論のような実験が必要だし、文科省などはもっとデータを出すべきなのだが、下々の学校や教員も自校のデータを出すことを嫌う。だから、「理論」が生まれないし、今の風潮だと仮に理論が出ても、信用しない。だから、教育界は「ダメ」なんだと思う。

Posted byブクログ

2015/08/08

教育という、多くの人が経験したことある内容にもかかわらず、新鮮な発見の連続だった。 経済学に照らして科学的に見ることでこんなにも分かりやすく、課題が見えやすくなるという事実に、大変感銘を受けた。 表紙にもあるような「ゲームって子供に悪影響なの?」という身近な課題から「どうやったら...

教育という、多くの人が経験したことある内容にもかかわらず、新鮮な発見の連続だった。 経済学に照らして科学的に見ることでこんなにも分かりやすく、課題が見えやすくなるという事実に、大変感銘を受けた。 表紙にもあるような「ゲームって子供に悪影響なの?」という身近な課題から「どうやったら学力が上がるのか」という命題まで、いままで経験論や精神論で語られやすかったことが、実は経済学に照らし合わせてみると、大変わかりやすい科学的根拠をもとにその解が見えてくるのがなんとも気持ちが良い。 経済学というとついぞ難しく感じそうだが、この本ではむしろ明確でわかりやすく、納得しやすい内容になっているの素晴らしい。ベースとなっている「証拠」の出し方として「ランダム化比較試験」という、説得力と分かりやすさの高い手法を取り入れているのが効果として大きいのだと思う。 複数の事象において「相関関係」と「因果関係」がよく混同されやすいということもよくわかった。これは因果関係としてちゃんと成り立っているのか、それともただ相関関係なだけなのか、本当に影響があるものはなんなのか、そういう視点を持って生活することの大切さをひしひしと感じた。 著者の主張する通り、もっと日本での教育について、「エビデンス」をもとに様々な施策を語れるように変わって欲しいと切に願う。

Posted byブクログ

2015/08/17

インプットを誉めることが1番勉強になった。 教育経済学は興味のある分野だと読んで気づいた。 成績がよくても、「もともとそういう子だったのでは」という観点が少し足りなかったので勉強になった。 教育は家庭教育の成果が多いということを読むとよくわかる。 祖母死にすぎ 5 牧口先生の理...

インプットを誉めることが1番勉強になった。 教育経済学は興味のある分野だと読んで気づいた。 成績がよくても、「もともとそういう子だったのでは」という観点が少し足りなかったので勉強になった。 教育は家庭教育の成果が多いということを読むとよくわかる。 祖母死にすぎ 5 牧口先生の理念にも通じる 19 金融よりも教育投資が大きいのは驚き 29 アウトプットを誉める場合は具体的な方法をほめる 37 誉め方が重要 51 非認知能力は大事 88 我慢すること 90 野球部でやっていること。よしよし 93

Posted byブクログ

2015/08/06

「教育にエビデンス(科学的根拠)を」 教育業界に携わる人間としてはとても面白く読めました。 何よりもすべて科学的な分析データを根拠に話を展開しているので、とても説得力のある内容だでした。 日本人がいかに根拠のない教育論理に振り回されているかを気づかせてくれる一冊。

Posted byブクログ

2015/08/03

学力を経済学として考えた。 学力には、色々な要素が複雑に絡む変数があるにも関わらず、因果関係を求めようとする視点が良い。マクロの視点で捉えると、教育の投資効果が測定できるのも面白い。日本の教育政策もこうした視点で見ると、財政が厳しい中でも、費用対効果が高いものを選択する事が出来て...

学力を経済学として考えた。 学力には、色々な要素が複雑に絡む変数があるにも関わらず、因果関係を求めようとする視点が良い。マクロの視点で捉えると、教育の投資効果が測定できるのも面白い。日本の教育政策もこうした視点で見ると、財政が厳しい中でも、費用対効果が高いものを選択する事が出来て良いと思う。

Posted byブクログ