絶歌 の商品レビュー
あの猟奇的殺人酒鬼薔薇聖人を名乗った少年Aの手記。少年Aの両親の書いた手記を以前読んだことがあるが親が思っている息子「少年A」と犯罪者少年A本人との乖離の大きさに驚いた。 ひとつ驚いたのは文章力。本を読むのが好きらしく文章力が高い、ただ全体を通して滲み出る自己陶酔感に不快感を覚え...
あの猟奇的殺人酒鬼薔薇聖人を名乗った少年Aの手記。少年Aの両親の書いた手記を以前読んだことがあるが親が思っている息子「少年A」と犯罪者少年A本人との乖離の大きさに驚いた。 ひとつ驚いたのは文章力。本を読むのが好きらしく文章力が高い、ただ全体を通して滲み出る自己陶酔感に不快感を覚えた。 自分には到底理解不能な性癖が赤裸々に語られており衝撃的であった。少年A自身も歪んだ性癖に苦しんでいると語っており、自分が普通の感性を持って生まれてこれた事にありがたみを感じた。あの事件での動機、殺し方、死体の処理法など詳細に書かれていた事にも驚いた。被害者側のことを思い終始胸糞悪い気持ちだったが、自分の知らない世界という意味では好奇心も満たされ複雑な気持ちで読んだ一冊であった。 また、以前読んだ本で凶悪犯罪者は脳に気質的な違いがあると読んだが少年Aはどうなのか気になる。
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お金を払いたくないのでもちろん中古で買いました 要約すると普通の少年だったけど性癖ネジ曲がっちゃってその為に人を殺してしまったという言い訳 同情できる理由でもなく読む価値はない
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酷評をよく目にするので敢えて覚悟を持って読んだが、読了し苦しくもあったがそこまでの嫌悪感はなかった。 発売時の経緯などは一旦置いといて、事件の裏側の一つを(真偽は不明だが)知れた。本事件は個人的にもいまだに衝撃であり、ドキュメンタリーなども目にすると必ず観ているため、様々な角度か...
酷評をよく目にするので敢えて覚悟を持って読んだが、読了し苦しくもあったがそこまでの嫌悪感はなかった。 発売時の経緯などは一旦置いといて、事件の裏側の一つを(真偽は不明だが)知れた。本事件は個人的にもいまだに衝撃であり、ドキュメンタリーなども目にすると必ず観ているため、様々な角度から知れたという意味では良かった。
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普段読書をしない友人に薦められて読んだが、うーん、という感じ。まあ、友人も厨二病のサイコなんだろうな。 サカキバラは読書をたくさんした、ということは伝わる。ただそれだけであって、小手先感が否めなかった。反省しているという点も伝わるが、本を出す時点でエゴを感じてしまい、なんとも言え...
普段読書をしない友人に薦められて読んだが、うーん、という感じ。まあ、友人も厨二病のサイコなんだろうな。 サカキバラは読書をたくさんした、ということは伝わる。ただそれだけであって、小手先感が否めなかった。反省しているという点も伝わるが、本を出す時点でエゴを感じてしまい、なんとも言えない気持ち。
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読んでる途中だけど小難しい言葉ばかり並べて同じような意味を繰り返して読むのが飽きてきた。 まだ読んではみる。
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厨二病的な自分に酔った感じの小難しげな言葉の数々。タイトルもなんか大仰だもんね。そして思い出の美化。本当は出所後のこととか知りたかったけど、そんな気も失せるほどダラダラと自分に酔った文章が続いてた。つまんなすぎて最後まで読めなかった。
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あえて星1をつけておく。この本が評価されてはいけないと思うし、自分が誰かに勧めるか…というと、勧めない。ただ、自分も重なるところがあったり、心理の書き方に入り込む部分もあった。読んだことは後悔していないし、俺には必要だったが、人にはあまり勧めない。
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まだ読み途中だが、猫の場面の表現がエグい。これ以上読み進められないかも。 読み終えた。簡単に感想を書いてはいけない気がする。 もう少し調べてからまた考えてみようと思う。
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何と書いたらよいのか。 あれだけの事件を起こしておいて「本当に申し訳ありませんでした」。 言葉を失ったし、ああ、こいつは心底自分の事しか頭にないのだな、人を殺してはいけないのも「自分が苦しむ事になるから」。 そう言ったことに事件を起こす前にどうして気づけなかったのか。 この男は全...
何と書いたらよいのか。 あれだけの事件を起こしておいて「本当に申し訳ありませんでした」。 言葉を失ったし、ああ、こいつは心底自分の事しか頭にないのだな、人を殺してはいけないのも「自分が苦しむ事になるから」。 そう言ったことに事件を起こす前にどうして気づけなかったのか。 この男は全く反省していないし、根っからの厨二病である。数多の言葉を、文学作品を引用して並べ立てようとしてもそれは変わらない。
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星で評価するような本では無いので、星がないのは悪しからず。これがフィクションだったらどれほど良いだろうと言う考えを読んでいる途中に何度も反芻することになる。 読み終わったあと、クソデカため息でる。 勘弁してくれという表現が多数。 更生してるかという問はこの本だけじゃ分からないけど...
星で評価するような本では無いので、星がないのは悪しからず。これがフィクションだったらどれほど良いだろうと言う考えを読んでいる途中に何度も反芻することになる。 読み終わったあと、クソデカため息でる。 勘弁してくれという表現が多数。 更生してるかという問はこの本だけじゃ分からないけど、これを出版してからの著者の言動を見るとはらわた煮えくり返るところがある。 これだけを読むと考えが偏るので、被害者遺族が出されている手記も一緒に読むことをおすすめします。 自分が産まれる前の事件だからどこか現実味がなくて、フィクションのように感じていたけど、それでもキツかった。読んでいて頭が痛くなる。 だから、遺族がこの本を無断出版され初めて読んだ時の気持ちを考えると居た堪れない。 被害者、被害者遺族には謹んで哀悼の意を捧げます。
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