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絶歌 神戸連続児童殺傷事件
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絶歌 神戸連続児童殺傷事件

元少年A(著者)

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絶歌 神戸連続児童殺傷事件

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太田出版
発売年月日 2015/06/28
JAN 9784778314507

商品レビュー

3

171件のお客様レビュー

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2025/12/22

おもろしろすぎて、小説かと思った。 文章がうまい。 事実を淡々と述べるだけではなく、 それに付随して散りばめられる比喩や 表現力が凄まじい。のめり込んでしまった。 特に、死体を一時的に隠した場所でもある秘密基地、その美しさの描写には目が眩む。 ありありと想像できてしまう。 遠い...

おもろしろすぎて、小説かと思った。 文章がうまい。 事実を淡々と述べるだけではなく、 それに付随して散りばめられる比喩や 表現力が凄まじい。のめり込んでしまった。 特に、死体を一時的に隠した場所でもある秘密基地、その美しさの描写には目が眩む。 ありありと想像できてしまう。 遠い昔それを見た、そんな錯覚すら覚える。 ただ、所々に差し込まれる 理解し難い彼の弟達への暴力や、 事件前(小1)の隣の席の子への理不尽な暴力。 何故か事件前に担任が 彼の友達に彼と関わらないよう忠告している。 彼は前提として正しくない、犯罪者である。 その暴力性はどこで培われたのか、 それが一貫して語られない。もどかしい。 こんな綺麗な構成の文章をかける人間だ、 意図的に書いてないのだろう。 特に理由などないのかもしれない。 てっきり家庭に問題があるのだと思っていた。 しかし彼目線の家庭には全く問題がない。 祖母との関係と比べ両親との関係が 希薄なのかもしれないな、程度である。 自身を卑下するあまり、 周りを相対的に美しく書きすぎるところがあるのでは?と疑ってしまうほど。 家族の彼への愛は本物であると思うし それは片方から見ると美しいとも思うが、 家庭そのものが社会から逸脱してしまっている可能性、閉じられた楽園のような雰囲気を感じる。 両親側の本も読みたいと思った。 二人が(両親)僕のことを殺人者でも化け物でもなく、出来のわるい自分たちの息子としてみてくれる最後の瞬間を、この目に焼き付けておきたかった という一言は凄まじく、強い、と思った。 美しさのなかに説明できない暴力性が抱擁されている。

Posted by ブクログ

2025/09/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「生きる」ことを愛してしまいました。 人の命を奪い、どれだけ後悔しても それは取り返しのつかない事であり 決して許されることではない。 本書では、社会復帰後に公園で見かけた 夫婦と幼児の何でもない光景を見て 「自分が奪ったものはこれなんだ」と回想しているが 少年Aが犯行当時に同じ事を想像出来ずに 時を経て思い至れる感情が言語化され印象的であった。 人が生涯行ってしまう過ちの中で 最大級に誤ってはいけない行動であり 本書内で、幾度となく反省と後悔の文章があったが 何をしても、絶対に取り戻す事のできないもどかしさは 読んでいて胸が苦しくなりました。

Posted by ブクログ

2025/09/21

賛否が分かれる1冊だと思います。読書が好きという筆者によって執筆されており、当時の心境や状況が高い解像度で書かれており、筆者自身についてよく知ることができました。それ故に、生々しく残酷な情景がリアルに想像できるため、苦手な方は辛くなってしまうかも知れません。 少年法や矯正教育の現...

賛否が分かれる1冊だと思います。読書が好きという筆者によって執筆されており、当時の心境や状況が高い解像度で書かれており、筆者自身についてよく知ることができました。それ故に、生々しく残酷な情景がリアルに想像できるため、苦手な方は辛くなってしまうかも知れません。 少年法や矯正教育の現状についても触れられており、自身の課題と向き合うことは社会復帰に必要不可欠ですが、その期間が社会との間に溝を生じさせてしまうという点にも課題を感じました。

Posted by ブクログ