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リラ荘殺人事件 改版 の商品レビュー

3.3

53件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2024/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリの金字塔 初鮎川作 トリックがお見事 昔の作品でも楽しく読ませていただきました。 トリックがお見事で最後の種明かしはとても気持ちよかったです。 ただ警察ポンコツ過ぎたのが残念 小説だからまだ許せたのかもしれないが、このまま映像化したらイライラして途中で見るのやめてしまうのではと感じてしまう。 最近の実写化が酷いのもそういうところからきているのか とも教えてくれた本でした。

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2024/01/07

最後の最後までトリックが解明されず、警察はトンチンカンな捜査をするし、ずっとモヤモヤが止まりませんでした。 最初に刊行されたのが、昭和33年というから驚きです。 多少、文体は古臭いですが、読みづらいほどではありません。 何よりも、見事なトリックが圧巻です! これぞ、本格ミステリ!...

最後の最後までトリックが解明されず、警察はトンチンカンな捜査をするし、ずっとモヤモヤが止まりませんでした。 最初に刊行されたのが、昭和33年というから驚きです。 多少、文体は古臭いですが、読みづらいほどではありません。 何よりも、見事なトリックが圧巻です! これぞ、本格ミステリ!です。

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2023/12/29

 トランプが重要な鍵となる本格ミステリー。意外な犯人で驚かされたが、警察が思った以上に無能でやらかしているのが気になった。

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2023/09/23

時代背景が古いため若干の読み辛さはあるがしっかりとしたミステリーの金字塔といった昨日。トリック的に反則的な部分や突然現れる探偵にげんなりする箇所はあるけど好みの問題。今や使い古されたトリックの基本がなされているため当時は衝撃を与えたと思うけど現代の読者からすれば大したことないよう...

時代背景が古いため若干の読み辛さはあるがしっかりとしたミステリーの金字塔といった昨日。トリック的に反則的な部分や突然現れる探偵にげんなりする箇所はあるけど好みの問題。今や使い古されたトリックの基本がなされているため当時は衝撃を与えたと思うけど現代の読者からすれば大したことないように思える。 またその裏にある動機や人間模様の様が不十分であり、期待度とは裏腹に残念な思い

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2023/08/09

ミステリー界の巨匠と言われる鮎川哲也さんのリラ荘殺人事件(りら荘事件)。東西ミステリー国内版33位の本書を読了。 、、、なのですが、僕には合いませんでした。物語の起伏感/盛り上がりが無くテキスト重視な感じで、描写の途中で突如場面転換したり、会話文の誰が話してるのか分からなくなっ...

ミステリー界の巨匠と言われる鮎川哲也さんのリラ荘殺人事件(りら荘事件)。東西ミステリー国内版33位の本書を読了。 、、、なのですが、僕には合いませんでした。物語の起伏感/盛り上がりが無くテキスト重視な感じで、描写の途中で突如場面転換したり、会話文の誰が話してるのか分からなくなったり、物語の中盤で出て来た人物が出ては早速退場したり不親切な設計に感じました。 そんなテンションで読んだので、解決パートもイマイチのめり込めませんでした。 本格ミステリは"丁寧に記述を読んで行けば、ここにしかたどり着けいないようにする造り"と聞いた事が有ります。その法則を重視する余りエンタメ要素が薄くなった印象です。 自分は本格ミステリ好きなのかと思ったけど、それより前にエンタメとして成り立っていないとダメなんだな、と痛感した1冊(本格ミステリと銘打ってあれば何でも読む訳では無い)。 多くの読者もミステリ文壇(?)のウケとか作家のポジションがどう、とかじゃ無くて単に"十角館の殺人みたいな衝撃を味わいたい!"ってのが根っこにある気がします。

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2023/07/27

60年以上前の作品ということもあって、表現に違和感を覚える部分もあったが、逆に言えば気になるのはそのくらいで内容はサクサク読めた。 思った以上に人が死にまくるのと、リラ荘主人の今後を思うと少し哀しくなる。

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2023/07/07

リラ荘を七人の芸大生が訪れた翌日から、殺人鬼の活動は始まった。老人が殺され、死体の横には学生のコートと、スペードのAが。それを機に別荘で次々と起こる殺人、凶悪無残な殺人鬼の正体とは? ずいぶん昔の話。大学生7人が夏合宿でわいわいやるつもりが、なんだか事件に巻き込まれ、次々に...

リラ荘を七人の芸大生が訪れた翌日から、殺人鬼の活動は始まった。老人が殺され、死体の横には学生のコートと、スペードのAが。それを機に別荘で次々と起こる殺人、凶悪無残な殺人鬼の正体とは? ずいぶん昔の話。大学生7人が夏合宿でわいわいやるつもりが、なんだか事件に巻き込まれ、次々に殺されていく。そして、死体のそばには必ずトランプのカードが残されている… もう次々に殺されていく。誰が犯人なのか分からない。誰なの?もう残ってる人少ないけど、この中に犯人がいるんだよね?ってなってくる。 そして、リラ荘に滞在する2人の刑事さんがいるときにも事件が起こるのが、なんとまぁ大胆!まぁ、刑事さんがポンコツなのかもしれないが、事件が起こったときの刑事さんは仕方ないのかもしれないと思う。だけど、職務中だから頑張ってって言いたくもなる。 事件の真相はびっくりした。キザな探偵が指摘する箇所に戻った。確かに!ってなった。読んでる最中は、全く気が付かなかった。伏線がいろんなところに仕込まれていた。 そして、犯人の正体がすごかった。まさかの犯人だった。なんだろう。二重三重にも仕込まれていたってかんじだった。これ2回目3回目に読んだほうが新しい発見があるんだろうな。 2023.7.7 読了

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2023/07/07

読みながらワクワクした。 決して全てがフェアではないと思いながらも(当時と今では常識が変わっているのは当たり前だとは思う)、私の推理はしっかり外されたし、意外な結末だった。 随分昔に書かれた本だと知りつつも、一度読んでみて良かったと改めて感じた。 一癖も二癖もある大学生の殺人事...

読みながらワクワクした。 決して全てがフェアではないと思いながらも(当時と今では常識が変わっているのは当たり前だとは思う)、私の推理はしっかり外されたし、意外な結末だった。 随分昔に書かれた本だと知りつつも、一度読んでみて良かったと改めて感じた。 一癖も二癖もある大学生の殺人事件ものは結構自分好みかも、と思った。

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2023/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結構昔の作品なので言い回しが難しいなと感じる部分があったが、読み進めていくうちに慣れていった。 人がめちゃくちゃ死んでいくなと思った。 最後まで犯人が分からなく、続きが気になるのでどんどん読み進められた。面白かった。

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2022/12/09

かなり前の作品のため表現方法、言葉回し等に古臭さは感じるものの、やはり名作なだけあって全体的な完成度は高い 何よりあまり複雑すぎず事件全体の内容が頭に入りやすい ここが伏線だったかーという点もしっかりあり

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