大奥(第十二巻) の商品レビュー
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まいったなァもう…泣きどころ満載ですよ…。悪者がやっつけられて一件落着! な展開の方が好みなんだけどなー。現実ってこういうものよね。 …って、思っちゃったじゃん(笑)。 実は本当は、こういうことだったのかも、ってちらっとでも思ってしまえるような、上手い辻褄合わせを所々でしている点が、なんとも小憎い。中盤からは、鼓動が異様に早くなってしまって、読み終えるのが先か不整脈で倒れるのが先かとまで思ってしまったわ。まだ連載続いているのよね。嫌だなー、結末を読むまでは死ねない作品が、また増えてしまって。(2016-04-06L)(2020-04-01L)
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11代徳川家斉編。10代将軍治済の肥大化した権力欲に翻弄される人々の描きつつ、赤面疱瘡撲滅のための取り組みが進む。日本が元の形にもどりつつある中で黒船が来航し、次巻へ続く。 幕末に入って物語もいよいよ佳境へ。あと2、3巻で完結ぽい雰囲気。どういう着地をみせるか。
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赤面疱瘡ひと段落。 帯通り、衝撃の結末だった… 母は強し。って感じ。 だんだんとしっかりして行く家斉は頼もしかったけど、最後の最後で日和ったので、かなりビックリした。 マザコンって根深いのね。 それに対して、御台と滝沢の強いこと… しかし、家斉はなんで強硬になったんだろう? 御台を信頼出来なくなって、若い側室を作りまくったのは理解できるけど、気が弱くて優しかった家斉が、あんな風に豹変したのが分からない。 国政に目覚めて、国を守るためには手段を選ばないってこと? 基本将軍家の話だし、それ以外のところでも、様々な形の母子が出てくる。 純粋に子を想う母もいれば、子を利用したり、子に幻想を抱いたり… 母子って、男女関係よりも、更に生々しい関係な気がする。
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SF歴史大河マンガの白眉。設定のための方便かと思われた、あの病との闘いもついにクライマックス。次巻も歴史の転回点。
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十一代将軍徳川家斉、母治済 黒木 天文方翻訳局翻訳官筆頭就任 天文方 高橋景保 御台とお志賀 江戸 赤面疱瘡流行 熊痘接種 十二代将軍 徳川家慶 ペリー来航
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正しさって何だろう。恐らく、己の信じる道を迷わず突き進むことでもなんでもなく、どこにもないものなのだろうな、と思わせる。 黒木さんが格好良すぎて死ねる。
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黒木の源内ならどう考えたかという発想、御台の思い、滝沢の精神力、受け継がれる青沼の意志、子を想う大勢の母親たちの気持ち、家斉の最期。 泣きどころたくさん。 個人的に既刊大奥で一番好きな巻。医療編だけ抜粋して売り出しても大作だと思う。 そうそう、青史郎の心も素晴らしい!流石黒木とる...
黒木の源内ならどう考えたかという発想、御台の思い、滝沢の精神力、受け継がれる青沼の意志、子を想う大勢の母親たちの気持ち、家斉の最期。 泣きどころたくさん。 個人的に既刊大奥で一番好きな巻。医療編だけ抜粋して売り出しても大作だと思う。 そうそう、青史郎の心も素晴らしい!流石黒木とるいさんの息子ですわ。
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毎巻読む度に感情の振れ幅が凄すぎて、一体何を書いたらよいのやら、わからなくなる。濃縮還元200% ホッとして、ゾッとして、快哉を叫んで、ヨカッタヨカッタと思ったのに、やっぱりそうではなくて、人生はあっという間で、切なくて切なくて苦しい。乾いて渇いてカッピカピ。 カバーを外すと...
毎巻読む度に感情の振れ幅が凄すぎて、一体何を書いたらよいのやら、わからなくなる。濃縮還元200% ホッとして、ゾッとして、快哉を叫んで、ヨカッタヨカッタと思ったのに、やっぱりそうではなくて、人生はあっという間で、切なくて切なくて苦しい。乾いて渇いてカッピカピ。 カバーを外すと笑い合う三人。泣ける。 次巻は黒船来襲!
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ずっと「無駄に美形な脇役」だと思っていた黒木さんが12巻ではメインをはっていて感動ー!そしてやっと「赤面疱瘡」の予防法が確立してハッピーエンドに!それでも、ただのハッピーエンドでは終わらなくて、「いい人」だと思っていた将軍・家斉が激変してびっくりしたり。 先が読めない意外性の連続で、読み応えたっぷりの1冊でした。
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インフォームドコンセント ワクチンをまったく受けません!と公言している親は引くけど、こんなに副作用が強くてもう根絶してるような状況なら選択の自由があってもいいのではとも思ってしまう。悩ましい。
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