グリード ハゲタカⅣ(下) の商品レビュー

真山仁(著者)

2015/07/20

久々に時間を忘れて読ませてくれた本。

物語の一挙手一投足にドキドキしながらページを進めたのは、本当に久しぶりである。
時々刻々と流れる、話しの臨場感がたまらない。そして最後には、いつも通りの爽快感を与えてくれる。
鷲津の脳みそが凄いのは間違いないが、鷲津を取り巻くスタッフたちの能力の高さがさらに引き込ませる。
素晴らしい組織とは、こういうモノなんだろう。鷲津1人だけでは成り立たない。いかにスタッフをコントロールし、組織として動けるか…。
どこかのポンコツ自治会長に見せてやりたい。

時間を忘れさせてくれたこの本、評価は久々の★5。

2015/07/19

リーマンショックの舞台裏？を垣間見た気がした。
ハゲタカシリーズを読むのはこの作品が初めて。 シリーズ第一弾から読んでみよう。

2015/07/19

ラストが唐突感ありすぎで、しかもかっこ良すぎた感じ。スケールの大きさは良かったんだけど、ちょとやり過ぎたかも。それでもあの９月１５日を思い出して感無量でした。これでこのシリーズも私は小休止かな。

2015/06/25

痛快。
アメリカの金融界に快勝する主人公。
読んでいて気持ちよすぎました。
負けて勝つというのが最高にかっこ良いです。

ストーリーを決め、それに沿ってビジネスを動かしていく。フィクサーに徹して自分のビジネスを貫く姿勢が素敵です。

2015/06/24

最後に鷲津が驚きの策を用意しているのはこれまでと同様だが、痛快さが弱くなった印象。鷲津も歳をとったってことかな。

2015/06/19

ストラスバーグにアメリカン・ドリーム（AD）社買収の妨害工作を仕掛けられた鷲津政彦（わしづ・まさひこ）は、アメリカに宣戦布告する。AD社破綻のXデーに向けてウォール街が混乱する中、ワシントンDCがついに動き始めた。強欲の坩堝に身を置き、闘い続ける鷲津。その胸に秘められた衝撃の戦略とは。「ハゲタカ」シリーズ第四弾。"