烏は主を選ばない の商品レビュー

阿部智里(著者)

2016/12/17

シリーズ２冊目。
１冊目と同時期を若宮側を軸として書かれてるため、いくつかのシーンでは思わず１冊目を読み直したくなる。
良い意味でのドンデン返しが上手い。

2016/12/11

１巻と対照的に男のキャラクターメインで進んで行くお話。もともと「烏に単は似合わない」とひとつのお話だったとあって、前巻とのつながりが強い。

雪哉と若宮のかけあいがかわいい。あんまり男くさくなくって非現実的だけど、まあファンタジーだからそりゃそうか。今回もまたしかけありですね。「強力な味方」が意外で、ええ〜そんなんあり〜？となりました。

2016/12/08

この世界好きです！
平安王朝風ミステリーって感じだけど、この世界の住人はみんなカラス（だけどヒトの形をしている！）。
本作はシリーズ第2作、次も楽しみです。

2016/10/14

面白かった。
１作目は、最後すんなり納得いかない部分があったけど、今作は文句なし。
続きが非常に楽しみです。

2016/10/07

まさかデビュー作が副読本だったとは。

というのは後付けに過ぎるけど、そう言いたくなるほど、八咫烏シリーズ二作目は一作目と対を無し、むしろ歴史においては本流と言える物語だった。むろんデビュー作には傍流を描いた面白さが詰まっていたわけだが。

八咫烏の貴族たちが宮中で行う権謀術策は、突飛ではないが丁寧に描かれ、ミステリー要素もあり、何より一つの歴史を創っている。そしてやはり、キャラ造作が魅力的だ。

細かいツッコミどころはあるし、むしろ一作目より稚拙に感じる表現や構成もあったが、補って面白い一冊だった。続きも読みたい。

2016/10/02

若宮の壮絶な生い立ち、その中でも信頼できる仲間たちとの出会い、そして別れ。誰を信じて良いのか、人間不信になってもおかしくない状況でも、本当の友情を見つけていくことの大切さ、大変さ。美しい描写の中に鮮烈な印象を残す作品。

2016/09/20

あっ！雪哉はこの巻から登場だった、ごめんなさい。若宮の複雑な立場と宮中の陰謀、命を狙われる若宮に心惹かれていく雪哉が気に入りました。雪哉も複雑な立ち位置で郷で暮らしていて若宮と似てる匂いがするけれど、彼は彼の道を貫くその潔さが好きだなぁ。

2016/09/12

単行本から経て、2回目の読了なので、大筋は知っているけど……雪哉ほど頭が回らないわたし。
「だって、私は金烏だもの」
に、ピーンとこない（あぅー

また読まないといけないなぁ。

2016/09/06

ゆっゆゆゆゆ雪哉ーーーーーー！！！！！！

雪哉くんほんとかわいいしかっこよくてしぬかと しぬかと……金柑……
ずっと積んでたけど読んでよかった……よかった……若宮こんなことしてたんですね……お疲れ様です……

単にちらちら出てた雪哉くん気になってたんだけどまさかここまでドツボにハマるとは思ってなかったびっくりした
散々な目に合わされるのにそのなかで若宮のことをどんどん信頼していくの見ててしんどかったです……

ここからが本番だぜ！！って感じらしいので次も読みます……次も……雪哉くんだそうで……たのしみ………………

@まいほんだな

2016/08/29

いや、好きだけども、、、、
予想を裏切られることに慣れすぎて、もういい奴ほど疑ってしまう、、、笑
早々に長束疑ってしまったし。笑
そしてやっぱり来たwwwてなったり、あれえ。どっちなの？このセリフは何を意味してるの？と作者の自由すぎるカラクリに転がされた。笑
今回もまさかの結末だったけど、説明書きでよくわかってないところもあるのにぐいぐい読み進めさせられる面白さがありますね。
あと建物とか人の名前が、音読みなのか訓読みなのかわからなくなる。笑
若宮も澄尾も雪哉も名前が素敵だしキャラも良くてとても切れ者揃い！
なかなか人間の醜さを感じるドロドロ平安劇感が出ていました。
最後、自分としては雪哉が帰っちゃうのがショック&最大の予想と違うパターンでした。。。
近習であってほしかったー。
いやー、若宮、曲者っぽくてミステリアスで賢くて最高。応援します！