烏は主を選ばない の商品レビュー
単なる前作の別視点ではなくて良かった!(*^ω^*) 時間軸は同じだけど、前作とは全く違う人物、全く違う問題を焦点にあてていたので、とても面白かった(*^ω^*) ただやっぱり若宮は苦手だ…(;^ω^)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
GWの暇にかまけて読み漁る。 1巻とはまた違った感じだな、と思ったらあれですね、時間軸同じなのかと途中で気づかされました。文庫のあとがきでもあったように、1巻だとほんと若君なにしてんの?!!って思うばかりだったんですが、まぁ納得。四家が蠢いてる中での妃選びは大変だし、そもそもなー。 協力者についてはなんとなく見当がついてたんですが、1巻のこともあるし、土壇場で雪哉に裏切られたらどうしよう‥‥って一抹の不安を抱えました(笑) でも最後の発言はなんかスッキリしたな〜。想定外だけど、大切にしたいものの違い。それでもって近づきすぎた故にこれ以上見たくないのもわかる。こういう終わり方もありなのね。って。 1.2巻でこの時間軸はわかったけど、まだまだ謎ばかりだなぁ‥
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前作と同じ時間軸を別の視点から読む、前回が手弱女の章で今回が益荒男の章だそうです。 雪哉が実はクレバーな子だとわかったあたりから脳内で彼を嵐の二宮くんが演じている映像が浮かびはじめました。もし映像化されるならぜひやってほしいと文章の時点で思った初めての小説です。
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全てはあなたのためにー。 八咫烏シリーズ2作目。前作「烏に単は似合わない」と同じ時間軸を別視点で描いた作品。前作で、あの人は何をしてたの?どんな人なの?という引っかかりは、本作で解消される。世界観も、桜花宮という後宮のような女の世界から、宮中へと広がり、より八咫烏の世界・山内の...
全てはあなたのためにー。 八咫烏シリーズ2作目。前作「烏に単は似合わない」と同じ時間軸を別視点で描いた作品。前作で、あの人は何をしてたの?どんな人なの?という引っかかりは、本作で解消される。世界観も、桜花宮という後宮のような女の世界から、宮中へと広がり、より八咫烏の世界・山内のことや宗家や四家のことが分かってくると、この世界観から抜け出せなくなっている。 前作と別視点だったので、もう一度前作を読んで確認したいような、いやいやこの後の展開が気になって仕方がないから早く続きが読みたいような。しばらくこの興奮が収まりそうにない。
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やっと読み終わった! 何ヵ月かかったんだろう。 本編中は勢いよく進んでいて読み進めるのも面白いと思うのに。 1巻の内容を思い出し照らし合わせながら読み進めるのも面白かった。 ただ最後の章を読んでるときには眉間にシワしかなくて、気持ち悪くて気持ち悪くて、心が重くなっていく。 そ...
やっと読み終わった! 何ヵ月かかったんだろう。 本編中は勢いよく進んでいて読み進めるのも面白いと思うのに。 1巻の内容を思い出し照らし合わせながら読み進めるのも面白かった。 ただ最後の章を読んでるときには眉間にシワしかなくて、気持ち悪くて気持ち悪くて、心が重くなっていく。 そんなどんでん返しがさすがだと思えてしまう作品だと。 でも読んで後悔はしてないかな。
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前作、「烏に単は似合わない」と裏表の関係というか、同時期の内裏の話だった。 おかげでいろいろふに落ちたし、 世界観がわかってきたのは良かった。 だが、地方から出てきた実は優秀な少年の出世話かと思ったら、違った。 出世はしなくて良いけど、 実力を発揮する道を歩いてほしかったかな。...
前作、「烏に単は似合わない」と裏表の関係というか、同時期の内裏の話だった。 おかげでいろいろふに落ちたし、 世界観がわかってきたのは良かった。 だが、地方から出てきた実は優秀な少年の出世話かと思ったら、違った。 出世はしなくて良いけど、 実力を発揮する道を歩いてほしかったかな。 前作もそうだったが、 どうも最後のみんなの心情大告白大会が肌に合わない。 とけない謎があった方が良い、とオトナのふりをするつもりはないが。
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『烏に単は似合わない』の若宮サイドのお話。 味方の少ない若宮と宮中の陰謀やらなんやら。若宮の近習になる雪哉視点。 こっちの方がおもしろかったかも。 最後の方でいろいろと一気に紐解かれていくのは同じパターンではあるけど、前作ほどの衝撃話がないかな。でも、主要登場人物のキャラがそれ...
『烏に単は似合わない』の若宮サイドのお話。 味方の少ない若宮と宮中の陰謀やらなんやら。若宮の近習になる雪哉視点。 こっちの方がおもしろかったかも。 最後の方でいろいろと一気に紐解かれていくのは同じパターンではあるけど、前作ほどの衝撃話がないかな。でも、主要登場人物のキャラがそれぞれ特徴的で、一作目よりさらに物語の世界に入りこんでいけるし、いろいろ納得で、前作をちょこちょこ読み返したくもなる。 主人公の雪哉がとてもいい。若宮とのかけあいが楽しくていい主従関係なだけに、最後がすこしさみしい。続きも気になる。
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面白そうなシリーズになるかと思ったけれど、残念だったな。 自分のために長束を金烏したい敦彦を嫌悪する雪哉に、自分のために奈津彦に日継の御子を降りろと言わせるのは何故なのか。 前作ではちゃぶ台返しがあったけれど、今回はその驚きすらない。
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面白かったけど...なんか後味がよくない。 なぜかと思ったが、それはきっと作者の都合で(言い換えれば話の起伏を作り出すために)作られた感があるから。 「宗家の者」としての自覚があるのなら、なぜ臣下の内紛を放置し、あまつさえそれを利用して権力を掌握しようとするのか。 むしろ小物だな...
面白かったけど...なんか後味がよくない。 なぜかと思ったが、それはきっと作者の都合で(言い換えれば話の起伏を作り出すために)作られた感があるから。 「宗家の者」としての自覚があるのなら、なぜ臣下の内紛を放置し、あまつさえそれを利用して権力を掌握しようとするのか。 むしろ小物だなあ、と鼻白んでしまった。 こんな風に感じるのは、やはり私がミステリをあまり受け容れられない読者だからなのだろうけど。
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前作をこの前読んだばかりだが、引き続き読んでみる。 こちらは前作のお話を若宮のほうから辿ってみたお話。随所に同じ場面がもう一方の側面から語られ、あの場面がこれかと前の本も引っ張り出して確認する。あまり間を空けずに読んだのは1回で2度おいしく結果オーライ。 役割も果たさず遊び回って...
前作をこの前読んだばかりだが、引き続き読んでみる。 こちらは前作のお話を若宮のほうから辿ってみたお話。随所に同じ場面がもう一方の側面から語られ、あの場面がこれかと前の本も引っ張り出して確認する。あまり間を空けずに読んだのは1回で2度おいしく結果オーライ。 役割も果たさず遊び回って“うつけ”と呼ばれる若宮と、これまた“ぼんくら”と呼ばれながらひょんなことから若宮の側仕えとなった雪哉。 前作も宗家を巡り東西南北を治める四家の思惑が入り乱れた展開だったが、今回はそれに輪をかけ、若宮と兄・長束の相剋を軸に、味方の味方が味方とも限らぬ、己れとお家のための謀略渦巻く世界が描かれる。 表の見せかけとは異なりそれぞれに聡い二人であるが、味方も少ない宮中でのサバイバル。前作の少女漫画もどきの嬌声の世界の裏に、こんな世界があったとは。 今回も作者の仕掛けにあっさり引っかってしまったが、この人のミスリード誘う手口、些か強引ね。多少分かってきたので、次回作からは心して臨まねば。
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