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ラプラスの魔女 の商品レビュー

3.6

499件のお客様レビュー

  1. 5つ

    64

  2. 4つ

    165

  3. 3つ

    196

  4. 2つ

    25

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空想科学少年少女だったあなたに!

映画化がきっかけでも読まれるのはありがたいことです。 新刊で読んで、再購入してまた読みました。 初回に飛ばし読みして気になっていた、あの部分もそうだった…、と。 あの熱流体で使われるNS方程式もキーワードに登場します。 悪魔と魔女が、20年前頃に語られていた量子コンピュー...

映画化がきっかけでも読まれるのはありがたいことです。 新刊で読んで、再購入してまた読みました。 初回に飛ばし読みして気になっていた、あの部分もそうだった…、と。 あの熱流体で使われるNS方程式もキーワードに登場します。 悪魔と魔女が、20年前頃に語られていた量子コンピュータのような 存在として扱われていたのだ、とJ.P.ホーガンのあの作品を髣髴と させるリード(間違ってたらごめんなさい)に懐かしさを感じながら。 元警察官、天才医師、科学者、現役警察官、被害者などの登場人物。 もっといっぱい折り込みたかったエピソードがあると思いますが、 ストーリーに少し現実感をもたせつつ、シリーズ化に必要な要素も 埋め込んだ作品に仕上がっています。

中野県

2024/04/12

温泉地で起きた事件。特殊な能力を持つ2人が登場するが、力を持つようになった経緯や、話の展開に不思議な説得力があった。「100%有り得ない」とも言いきれ無いかも?みたいな…。SFはあまり得意では無いので読む前は少し身構えてたけど、超能力だけに委ねない展開で読みやすかった。登場人物も...

温泉地で起きた事件。特殊な能力を持つ2人が登場するが、力を持つようになった経緯や、話の展開に不思議な説得力があった。「100%有り得ない」とも言いきれ無いかも?みたいな…。SFはあまり得意では無いので読む前は少し身構えてたけど、超能力だけに委ねない展開で読みやすかった。登場人物も個性があり面白い。次のシリーズも読んでいこうと思う。

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2024/03/03

魔女と過ごした七日間 を読んだあと、あっこれ読んでないわ!と気づいて一気読み。 どっちから読んでもいいけど、こっちから読んだほうが良かったろうね〜。あ、あの人!と思いながら読みたかった。。 映像化しやすそうと思ったらとっくに映像化されてた、、ほう、キャストがイメージと全然違った笑

Posted byブクログ

2024/02/29

初めに「魔女と過ごした7日間」を読んでしまい、大急ぎでこちらを読みました。 かなり厚さがあったので、読みきれるか不安でしたが、読み始めると読みやすく、一気に読めました。 甘粕親子に関する一連の事件の謎も【そういう事だったのか】と思うところもありましたが、ドキドキしながら読みすすめ...

初めに「魔女と過ごした7日間」を読んでしまい、大急ぎでこちらを読みました。 かなり厚さがあったので、読みきれるか不安でしたが、読み始めると読みやすく、一気に読めました。 甘粕親子に関する一連の事件の謎も【そういう事だったのか】と思うところもありましたが、ドキドキしながら読みすすめることが出来ました。

Posted byブクログ

2024/02/25

3作目に先に手を出してしまい慌てて読みました。 読書初心者からしたら少し厚みがあるかなぁ…と思いましたが、そんなこと感じさせることなくスルスルと読んでしまいました。 読んだ後はすぐさま3作目にいくほど、はまります。

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2024/02/21

『魔女と過ごした七日間』が人気で読もうと思った矢先に実はそれがこの『ラプラスの魔女』の続編だと知り、 先に読まなければと今回読破しました。 東野さんの作品をたくさんの読んでるわけではないのですが 私の感じる東野さんの作品は超能力のあるミステリーはないということ。 でも、この作...

『魔女と過ごした七日間』が人気で読もうと思った矢先に実はそれがこの『ラプラスの魔女』の続編だと知り、 先に読まなければと今回読破しました。 東野さんの作品をたくさんの読んでるわけではないのですが 私の感じる東野さんの作品は超能力のあるミステリーはないということ。 でも、この作品は何だか超能力ミステリーの匂いがプンプンしてて、新たなスタイルか?と思いつつ、先が気になり一気読み。 やはり私の印象どおりで先天的な超能力を使ったではミステリーでなかったというまとめ具合にさすが!と思ってしまいました。 次作の『ラプラスの魔女』の登場も楽しみです!!

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2024/02/07

硫化水素による3件の殺人事件を解決する過程で、物の動きを予測する超能力を持った2人の男女の存在が明らかになっていくお話。 超能力で殺人を起こすんだけど、普通だったらつじつまの合わないトリックを、超能力だもんなんだってできるさっていう強引な手法じゃないところが東野圭吾のすごいとこ...

硫化水素による3件の殺人事件を解決する過程で、物の動きを予測する超能力を持った2人の男女の存在が明らかになっていくお話。 超能力で殺人を起こすんだけど、普通だったらつじつまの合わないトリックを、超能力だもんなんだってできるさっていう強引な手法じゃないところが東野圭吾のすごいところだと思う。「理屈は分からないけど超能力だからできました」という内容では読者は納得できない。 硫化水素っていう気体をターゲットの位置まで寸分たがわず流して、ターゲットの位置でその流れを止める。そんな芸当がどうやって可能なのか。ちゃんと物理の法則に則って可能にさせてるところに、読者は納得して安心して物語を楽しめるのよ。作者も物理の勉強いっぱいしたのかな。 三部作だそうで、次のお話も楽しみです。

Posted byブクログ

2023/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズものだと知らず、第3巻から読んでしまったため、なんだか過去編を読んでいるような気分でしたが大いに楽しめました。 今作では、円華さんの能力や「ラプラス」についての解説があり、第3巻を読んだときに「円華さんは何者なんだろう」と思っていたため、謎を解くことができました。 理系の話がかなり出てきて、生粋の文系の私には難しそうだなと思っていましたが、噛み砕いた説明ばかりで、難なく理解することができました。 登場人物がかなり多く、途中こんがらがってしまいましたが、終盤にいくにつれ散りばめられた登場人物たちと様々な場面がつながっていき、真相に辿り着いていく感覚がなんとも爽快でした。ただ、事件を追っていた中岡刑事としては、真実に近付いたところで手を引かされ不完全燃焼そうだなと思いました( ̄▽ ̄;) 甘粕謙人くんは今、どうしているのか今後描かれるのでしょうか…。 第2巻だけがまだ未読なので、早速借りてきて読もうと思います(*^^*)

Posted byブクログ

2023/12/15

すごく良かったです。SF要素を含みつつも圧倒的な説得感と迫力があり一気に読みました。登場人物もすごく魅力的です。 点と点が少しずつ繋がっていき、答えという形が浮かび上がる過程がとても良かったです。先が読めず予想外の展開でしたが説得力があるのでとても楽しめました。

Posted byブクログ

2023/11/07

空想科学ミステリと銘打たれた作品。SFミステリというジャンルがあるのかは分からないが、そういうジャンルも得意とされているのですね。

Posted byブクログ