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ラプラスの魔女 の商品レビュー

3.6

504件のお客様レビュー

  1. 5つ

    64

  2. 4つ

    168

  3. 3つ

    198

  4. 2つ

    25

  5. 1つ

    0

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2024/02/21

『魔女と過ごした七日間』が人気で読もうと思った矢先に実はそれがこの『ラプラスの魔女』の続編だと知り、 先に読まなければと今回読破しました。 東野さんの作品をたくさんの読んでるわけではないのですが 私の感じる東野さんの作品は超能力のあるミステリーはないということ。 でも、この作...

『魔女と過ごした七日間』が人気で読もうと思った矢先に実はそれがこの『ラプラスの魔女』の続編だと知り、 先に読まなければと今回読破しました。 東野さんの作品をたくさんの読んでるわけではないのですが 私の感じる東野さんの作品は超能力のあるミステリーはないということ。 でも、この作品は何だか超能力ミステリーの匂いがプンプンしてて、新たなスタイルか?と思いつつ、先が気になり一気読み。 やはり私の印象どおりで先天的な超能力を使ったではミステリーでなかったというまとめ具合にさすが!と思ってしまいました。 次作の『ラプラスの魔女』の登場も楽しみです!!

Posted byブクログ

2024/02/07

硫化水素による3件の殺人事件を解決する過程で、物の動きを予測する超能力を持った2人の男女の存在が明らかになっていくお話。 超能力で殺人を起こすんだけど、普通だったらつじつまの合わないトリックを、超能力だもんなんだってできるさっていう強引な手法じゃないところが東野圭吾のすごいとこ...

硫化水素による3件の殺人事件を解決する過程で、物の動きを予測する超能力を持った2人の男女の存在が明らかになっていくお話。 超能力で殺人を起こすんだけど、普通だったらつじつまの合わないトリックを、超能力だもんなんだってできるさっていう強引な手法じゃないところが東野圭吾のすごいところだと思う。「理屈は分からないけど超能力だからできました」という内容では読者は納得できない。 硫化水素っていう気体をターゲットの位置まで寸分たがわず流して、ターゲットの位置でその流れを止める。そんな芸当がどうやって可能なのか。ちゃんと物理の法則に則って可能にさせてるところに、読者は納得して安心して物語を楽しめるのよ。作者も物理の勉強いっぱいしたのかな。 三部作だそうで、次のお話も楽しみです。

Posted byブクログ

2023/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズものだと知らず、第3巻から読んでしまったため、なんだか過去編を読んでいるような気分でしたが大いに楽しめました。 今作では、円華さんの能力や「ラプラス」についての解説があり、第3巻を読んだときに「円華さんは何者なんだろう」と思っていたため、謎を解くことができました。 理系の話がかなり出てきて、生粋の文系の私には難しそうだなと思っていましたが、噛み砕いた説明ばかりで、難なく理解することができました。 登場人物がかなり多く、途中こんがらがってしまいましたが、終盤にいくにつれ散りばめられた登場人物たちと様々な場面がつながっていき、真相に辿り着いていく感覚がなんとも爽快でした。ただ、事件を追っていた中岡刑事としては、真実に近付いたところで手を引かされ不完全燃焼そうだなと思いました( ̄▽ ̄;) 甘粕謙人くんは今、どうしているのか今後描かれるのでしょうか…。 第2巻だけがまだ未読なので、早速借りてきて読もうと思います(*^^*)

Posted byブクログ

2023/12/15

すごく良かったです。SF要素を含みつつも圧倒的な説得感と迫力があり一気に読みました。登場人物もすごく魅力的です。 点と点が少しずつ繋がっていき、答えという形が浮かび上がる過程がとても良かったです。先が読めず予想外の展開でしたが説得力があるのでとても楽しめました。

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2023/11/07

空想科学ミステリと銘打たれた作品。SFミステリというジャンルがあるのかは分からないが、そういうジャンルも得意とされているのですね。

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2023/11/02

本当に多彩な作品を送り出す東野さん。今作はSFエンタメにアクションあり。ミステリ度は薄めだった。深く考えずに読んだ。

Posted byブクログ

2023/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ラプラスの魔女 東野圭吾 ラプラスの魔女シリーズ① ∞----------------------∞ 別々の温泉地で起きた硫化水素中毒死。事故か他殺か?という事件を追ってるかと思いきや、予測能力と言うものを手術によって身につけた謙人と円華が出てきて、なんだかファンタジック。 途中やたら長いブログを読まされたけど、それが伏線だったとは...。 実際ブログは何を書いても許されるので、それが本当でも嘘でも構わないけど、有名人のブログってど本当って思われがちなんだろうね。甘粕才生はそれを利用して家族像を創り上げてた。でも知ってる人からすると嘘だってわかる嘘。そこから、昔起きた事故が実は自殺ではなく他殺だったのでは?と言う結論に至る。 この作品は2人のラプラスの悪魔が主役のようで、青江と中岡がそれぞれ謎を紐解いて行く過程も面白かった。特に中岡は独自路線で探り当ててるので凄かった。 いかつい強面警備員の武尾が円華目線で見ると結構可愛い。 2023/08/19 読了(図書館)

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2023/08/12

繋がっていくまでは、心配になるけれど繋がりだしてからの加速感がすばらしかった。現実と離れているようで近い話題を描いているところも夢中にさせられた。読み出したら止まらない!

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2023/07/23

息子が学校野読書タイムのネタで「魔女と過ごした7日間」を買って上げたのだが、面白かったらしく、次はこれを買った。息子は読書タイムしか本を読まないので、先に読ませてもらった。前に読んだな、、ブクログに記録されていないが、、 登場人物がいっぱいいて、二転三転がすごいですが、前に読んで...

息子が学校野読書タイムのネタで「魔女と過ごした7日間」を買って上げたのだが、面白かったらしく、次はこれを買った。息子は読書タイムしか本を読まないので、先に読ませてもらった。前に読んだな、、ブクログに記録されていないが、、 登場人物がいっぱいいて、二転三転がすごいですが、前に読んでいたので、いろいろ理解して読み進めることができた。続編でも出てくるのか?まどか、けんと、、 これで、次は魔女と過ごした7日間が読み始められる。

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2023/07/23

映画関連の硫化水素ガスによる犠牲者が温泉地で連続して発生した事件と、手術により特殊な能力を持つようになった若い男女が絡んで、科学者が事件の真相を追い、クライマックスを迎えるが、真相はある映画人の完璧主義が元であったという点でややチープな感じであった。   この後、能力者の円華のシ...

映画関連の硫化水素ガスによる犠牲者が温泉地で連続して発生した事件と、手術により特殊な能力を持つようになった若い男女が絡んで、科学者が事件の真相を追い、クライマックスを迎えるが、真相はある映画人の完璧主義が元であったという点でややチープな感じであった。   この後、能力者の円華のシリーズが「魔力の胎動」「魔女と過ごした7日間」と繋がっていく。

Posted byブクログ