二度寝とは、遠くにありて想うもの の商品レビュー
相変わらず面白いエッセイの2冊め。こんなにきちんと気持ちを掘り下げて納得できる、かつ、わかりやすい言葉に落とし込む、ツルツルしたうどんのような、あ、でも時々むせる時もあるような、お気に入りの作家さんで。優柔不断でも孤独を愛するとかほっとくと後ろ向きとか、ツッコミの視点とか、入りや...
相変わらず面白いエッセイの2冊め。こんなにきちんと気持ちを掘り下げて納得できる、かつ、わかりやすい言葉に落とし込む、ツルツルしたうどんのような、あ、でも時々むせる時もあるような、お気に入りの作家さんで。優柔不断でも孤独を愛するとかほっとくと後ろ向きとか、ツッコミの視点とか、入りやすい。自分的に。 イジメはイジメる人がイジメられる人に依存してるんだ、という事。もっと小学校とかの辛い時期に知りたかった。知ってどうするわけじゃないけど、なんか心構えはできた気がする。
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働いて帰って食べて寝て、その日々の中に自分だけの小さな発見とか、まとまらない思索。 生きるって基本しんどいけど、こんな風に時間は過ぎていくんだなっていう。皆色々考えているんだなっていう。 特別面白くはないがこの地道さに触れたくて読むんだろなと思う。作家さんだから観察眼や細かい好奇...
働いて帰って食べて寝て、その日々の中に自分だけの小さな発見とか、まとまらない思索。 生きるって基本しんどいけど、こんな風に時間は過ぎていくんだなっていう。皆色々考えているんだなっていう。 特別面白くはないがこの地道さに触れたくて読むんだろなと思う。作家さんだから観察眼や細かい好奇心がすごくて、真似したくもなる。
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「やりたいことは二度寝だけ」に続くエッセイ。 会社勤めを続けながらの作家生活ではそうでしょうね! おふとんが大好きで、愛がこうじて話しかけるようになってしまった、という。 確かに、電気も要らずに体温であったかくて、柔らかくて気持ちよくて~極楽ですよね。 基本地道な生活ぶり、だ...
「やりたいことは二度寝だけ」に続くエッセイ。 会社勤めを続けながらの作家生活ではそうでしょうね! おふとんが大好きで、愛がこうじて話しかけるようになってしまった、という。 確かに、電気も要らずに体温であったかくて、柔らかくて気持ちよくて~極楽ですよね。 基本地道な生活ぶり、だけど、ちょっとした出来事や観察が面白おかしくて。 年下の友達と喋っているような気楽さで読めますが。 ‥あ、ほんとは芥川賞作家で、面白いことをこんなに書けるのも天然だからじゃなくて~才能ある作家だからなのよね?と途中で気づいたり。 美術展の感想などは珍しく新鮮に感じました。 おみやげ売り場にも、鋭いこだわりと観察眼が向けられてます(笑) あ、どこにいても知らない人に道を聞かれる「気安い顔」なのでは、って、私もあります。 あんまり道を知らないのに‥(笑) こちらは2010年から2014年のエッセイをまとめたもの。 途中で専業作家になったのに、二度寝は出来てないんだそうです。 そうか~‥毎週やってる身としては、申し訳ないような(苦笑) 根が勤勉? 眠る時ちゃんと熟睡しているからかも。 健康に気をつけて、作品を発表してくださいね☆
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こういってはナンですが、私にとってはおもしろいと思えない。それでもつい読んでしまい、そしてやはり、大学を卒業して最初に入った会社というものの存在が彼女にとっては(あまり良くない意味で)非常に大きく、でもだからこその転機があり今もあるんだなぁとなんだかしみじみと思った。
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たのしかった。こういうブログ書けたらたのしいだろうなってエッセイ集読んだらいつもおもう。でも実際はプロの人でも苦労があるんだろうか。
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津村さんの話は、基本「働く」ってことがベースにあって、それが非常に等身大で、好きです。どんな状況でも働いてるってことを、肯定されているような気持ちになります。本書は絵もかわいい。
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津村さんは、やはり地味に面白い。 前作の二度寝よりもこちらのが好き。 妙齢になっても女子というのか、自分はとうに女子という年齢ではないけどでも女性会とかおば会とか何か変と思っていたのですが、なるほど女子会でいいかーと思わせてくれただけでも読んで良かった。 ンパパのところは爆笑...
津村さんは、やはり地味に面白い。 前作の二度寝よりもこちらのが好き。 妙齢になっても女子というのか、自分はとうに女子という年齢ではないけどでも女性会とかおば会とか何か変と思っていたのですが、なるほど女子会でいいかーと思わせてくれただけでも読んで良かった。 ンパパのところは爆笑。おとなしく並ぶ人たちの観察は面白いし、そのために並んだ津村さんも面白い。 また読みたいです
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情報のすっぴん 「友達がいなさそう」が罵倒の文句になる理由 まだ全部読めてないけど、共感できた2編。
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前回の二度寝シリーズは読了できなかったが 今回はしっかり読み終えた。 津村さんの真面目で、真摯な生き方が 毒のあるユーモアを持って 色々と描かれています。 絵文字の天狗の話が記憶に残りそう。 頷いたり、ほう、と唸ったり。 楽しい一冊です。
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ふとんコールに、しみじみと共感。 スポーツTV観戦に対するスタンスにも。 美術展のオリジナルグッズをついつい吟味してしまうところも。 大きな違いは、二度寝を実践しているところ・・・。
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