あと少し、もう少し の商品レビュー

瀬尾まいこ(著者)

2018/09/21

中学生駅伝メンバーが、それそれに抱えたものを、仲間と走ることで乗り越えていく感じが爽快。 不良に自己評価が低すぎる子、家庭にコンプレックスがあって突っ張る子。 一番何もなさそうな俊介も、、、 いい子であるしかなかった桝井が痛々しくて、親に腹が立った。野球チームの話は特に。 甘え下手兄ちゃんはつらいね。 みんな、頑張れ。

2018/08/16

市野中学の男子生徒6人が県大会を目指して駅伝に取り組む。走れる部員がいない。頼りになる先生も転向。
いじめられっこ、不良、プライド高い吹奏楽部など寄せ集めの6人が県大会目指して走り抜ける。
読みやすく、爽快感あるお話。悪くないかな。

2018/07/30

書いて保存し忘れた……。

借りた本です。青春です。私では、絶対選ばない本です(笑)。

面白かったです。駅伝の順番で、主人公が入れ替わっていくんですけど、入れ替わるたびに、見えてなかった部分が見えてきます。疑問に思ったことや、相手がどう思ってたか、想像でしかなかったものが、立ち位置を変えて真実を見ることができて、その広がってく世界が面白かったです。

意図せず、自分にとっては些細なことが、相手に大きな影響与え、進む道とか飛躍の切っ掛けとかになってくのがよかったです。ただ、きっとその反対もあるよなーと言うのが、ひねくれ者の私の考えですが、このお話はきれいなまま未来を信じさせてくれます。読後感のいいお話でした。

2018/07/26

中学生活最後の年に駅伝に挑む6人の話。走者1人ずつ焦点が当たり、自身の葛藤や他の部員への思い等が描かれていて、自分が思う自分は仲間が見る自分とは一致しない。頼りない顧問の柔らかい言葉が彼らに寄り添い、時には適確で心地よい。勝利に向かって頑張る事とそれだけではない大切なものがある。

2018/07/16

寄せ集めの駅伝チーム6人のそれぞれの視点から同じ時間を見つめた作品。久々に「ザ・青春小説」を読んだ気がする。瀬尾まいこさんの作品とは思えないほど、奇抜な設定もなく、王道をいく作品だった。中学生や高校生のときに読んだらもう少し楽しめたかもしれない。これを読むのには遅すぎたなという感じがした。ただ、久々の青春小説の後味はすっきりで、たまにはありかなと思わせてくれた。

2018/06/10

田舎の中学校の陸上部を舞台にした青春小説。
人数が足りない駅伝チームが、人数を集めて
大会にでる話。
乱暴な表現だが、三浦しをん「風が強く吹いている」
の中学校生版かな。

2018/04/21

スポーツ青春小説はやっぱりいい。それぞれのメンバーの心の機微がまさに襷を繋ぐ様に語られて行く。突然運動部顧問になってしまった上原先生もわからないながらも頑張っているところ、いい感じです。

2018/03/13

どうしてあの子はすぐに怒るんだろう、どうしてあの子は嫌なことばかり言うんだろ、どうしてあの子は…そんなどうしてが少し理解できるようになるきっかけが散りばめられている。やっぱりこれが瀬尾さんの作品の魅力だと思う。

2018/02/28

桝井くんが本当によく出来た子！！！！
みんな個性的だけどそれぞれ思いがあって、その思いが等身大の中学生らしくてとっても良かったです。ジローと渡部が個人的に共感できた！やっぱりスポーツは良い。

2018/01/18

陸上部で駅伝を走る中学生の男の子達の話。
さわやかな少年、不良少年、吹奏楽部に打ち込んでいるが何を考えているのかよくわからない少年、足は早いが、どちらかというといじめられっこで、クラスの端で静かにしているタイプの少年など6人の少年が、自分を乗り越え、たすきをつなぐ。
とてもさわやかな青春物語。