桜の下で待っている の商品レビュー
短編集、最近とても気になっているサッカーさんなので、新刊を楽しみにしてました。家族をテーマに丁寧なことばで書かれています。
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それなりに読めなくもないけれど、彼女にしか書けない物というものが、まだ伝わってこない感じがする。どうにももどかしい。文芸あねもねの短編は傑作だった。あれを超えるブレイクスルーを期待して待っている。
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わたしは断然モッコウバラ! きれいなワンピースを見せに行きたいって気持ちが全体の8割だもんね。 この方、はじめて読んだけど優しくって、ぶすぶすしてどうしようもない時にまた読みたい。
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短編集5編 宇都宮、郡山、仙台、花巻そして東京。東北新幹線の駅に降り立つそれぞれの家族の在り方。表題作「桜の下で待っている」の新幹線のアテンダントの目が優しい。幸せとは言えない子供時代をどこか引きずりながらも新しい家族の形に向かう姿に、そっと幸せにねとささやきたい感じがした。
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新幹線で北の故郷へ向かう人達の人間模様を描いた5つの短編。故郷とか実家を想う登場人物達の自然な心情が自然で良かった。厄介で面倒だけど愛しい場所。暖かい気持ちになる一冊。著者の感性は好きだな。
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ふるさと・家族にまつわる5つの短編集。 どれも花の香りを感じる温かな作品。私はやはり表題作の『桜の下で待っている』が一番好きです。私自身、主人公と同年代、両親が不仲で弟がいる身なので感情移入しすぎてボロボロ泣いてしまったけれど、この本を読んで気付けた思いがありました。私も誰かの故...
ふるさと・家族にまつわる5つの短編集。 どれも花の香りを感じる温かな作品。私はやはり表題作の『桜の下で待っている』が一番好きです。私自身、主人公と同年代、両親が不仲で弟がいる身なので感情移入しすぎてボロボロ泣いてしまったけれど、この本を読んで気付けた思いがありました。私も誰かの故郷になれたらいいな。
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東北新幹線 宇都宮、福島、仙台、花巻で一話ずつ。 それぞれの花の匂いと風景が優しくて、切ない。 『新しい、きれいなワンピース着て誰かに見せたいやんて、もう長い間、考えたこともなかったんだ』
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東北新幹線で北へ。 宇都宮、福島、仙台、花巻で一話ずつ、待っていてくれる人がいる安堵感を味わう。 最後は北国から東京へ帰る。 自分が帰ってくる人を待つ人になるという、そんなのもほのぼのとする。 どの話にも春の花が登場し、素敵な読後感だった。
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家族にまつわる人の心をあぶりだしてます。そうだなー、と思いながら読みました。東北新幹線乗ったことなく、福島以北にはいったことがないので、文章から情景が空想できました。桜や、いろいろな花が咲いていく今の時期にはとくに、花の香りも思い浮かべながら読めると思います。
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短編5作。 モッコウバラ、からたち、菜の花、ハクモクレン、桜。 とても春らしい作品。 帰れる場所があるって、ほんとうに幸せなこと。
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