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旅猫リポート の商品レビュー

4.4

36件のお客様レビュー

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2023/08/12

元野良猫のナナと悟の旅。 旅の理由は最初からなんとなく察せるので、切なくて切なくて。 猫視点の一人称がまた切なさを増すのです。 悟がいいやつすぎたけどね。 泣きすぎて、明日目腫れると思う。

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2022/07/02

野生の猫の気持ちがありありと感じられて面白かった!こんなこと考えてそうだよねって感じだった。 途中まで、さとるの余命が短いことや拾われた子供だったことは知らなかったので、びっくりした。

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2019/09/28

心が荒んでいるときに笑 読んだのですが、 すぅーっと温かい気持ちになる本です。 自然と涙が流れました。映画より本が良かった。

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2018/05/27

吾輩は猫である の現代版と言って良い名作だと思います。 娘に読ませたくてもなかなか書店で置いてなくて、ネットで買いました。 猫を愛する飼い主の思いと、猫が飼い主にもつ思いに感動!

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2017/10/04

僕は映画だとロードムービーが好きなんだ。 例えばリトルミスサンシャインとかね。 よく出来たロードムービーのように 彼らが旅する景色が目の前を広がる。 風も匂いも、眩しさも、感じる。 旅ってズルいよね。お気楽な感じがするから、 こっちは油断しちゃうじゃないか。 油断しちゃうじゃ...

僕は映画だとロードムービーが好きなんだ。 例えばリトルミスサンシャインとかね。 よく出来たロードムービーのように 彼らが旅する景色が目の前を広がる。 風も匂いも、眩しさも、感じる。 旅ってズルいよね。お気楽な感じがするから、 こっちは油断しちゃうじゃないか。 油断しちゃうじゃないか。 不思議な読後感。読み終わっても、 2人の旅が続いているような風がね、吹くんだな。

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2017/08/12

サトルと野良猫ナナとの出会いから、のっぴきならない理由でナナとの別れのために友人たちを訪ねて旅し、そして今生の別れまで、主にナナの目線で語られる児童文学。しかし、大人にならなければ判らない深い内容も含まれる。サトルが不治の病に冒されていることを読者は後半に読むことになるが、ナナや...

サトルと野良猫ナナとの出会いから、のっぴきならない理由でナナとの別れのために友人たちを訪ねて旅し、そして今生の別れまで、主にナナの目線で語られる児童文学。しかし、大人にならなければ判らない深い内容も含まれる。サトルが不治の病に冒されていることを読者は後半に読むことになるが、ナナやモモは匂いで敏感に感じ取っていたんだね。ジンワリうるっときた物語。

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2017/05/07

胸キュンものの恋愛小説やSF小説ばかりと思っていた有川氏がこんな純粋な児童書を書いていたなんて。 猫好きにはたまらない設定。自分勝手でマイペースな猫が、実はこんなに人間の言葉を理解して、ご主人さまのことを大切に思ってくれているなんて。それだけで泣ける。 サトルとの別れはもちろん悲...

胸キュンものの恋愛小説やSF小説ばかりと思っていた有川氏がこんな純粋な児童書を書いていたなんて。 猫好きにはたまらない設定。自分勝手でマイペースな猫が、実はこんなに人間の言葉を理解して、ご主人さまのことを大切に思ってくれているなんて。それだけで泣ける。 サトルとの別れはもちろん悲しいけれど、野良に戻って病院まで会いに戻ったり、サトルが死んだ後もたくましく生きていくナナの姿は、やっぱりマイペースな猫らしい。 自分の飼い猫を抱きながら、涙なしには読めませんでした。 2017/05

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2016/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

涙なしでは読めないお話だけど、決してさみしさとか孤独感を感じさせるものではなかった。 「何があっても永遠に続くよ、喜びや楽しいことはこれから先も」 猫の目を通して描かれたそんな描写に気持ちがとても温かくなった。

Posted byブクログ

2016/09/04

猫好きの悟は、ある日怪我をした野良猫を拾う。 だが、とある事情で飼うことができなくなり、譲り受けてくれる友人を訪ね歩く旅が始まる。 猫のナナ視点と、人間(悟や友人たち)視点の両方から話が展開される。 有川さんならではの、読み手を引き込む文章に、爽快感を覚えながら読みきった。 ...

猫好きの悟は、ある日怪我をした野良猫を拾う。 だが、とある事情で飼うことができなくなり、譲り受けてくれる友人を訪ね歩く旅が始まる。 猫のナナ視点と、人間(悟や友人たち)視点の両方から話が展開される。 有川さんならではの、読み手を引き込む文章に、爽快感を覚えながら読みきった。 猫を飼ったことはないけれど、飼ったことのある人は、さらに感動するのではないかな。 私は泣かなかったが、滅多に本を読んでも泣かない母が、「これは泣けた」と言っていたが、母は猫を何匹も飼っていたからかもしれない。

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2016/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ススキのシーンがとてもよくて、まずそこで泣き、 最後もまぁ、いわずもがな、泣いた。 きっとちゃんと北海道とか取材したんだろうなぁ~ 景色が、ちゃんと見える。 これを読んで、私にとって虹が少し特別なものになったし、 我が家の猫にも惚れ直した。 あと、ヨシミネ好き(笑)

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