虚像の道化師 の商品レビュー
安定の東野圭吾。安定のガリレオシリーズ。 けれど、やはり短編集のため、物足りなさと盛り上がりに欠ける感は否めない。 草薙さんの出番が多かったのは嬉しかった。
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待望のガリレオシリーズの短編だったが、今一つ物足りない。 さすが東野圭吾と思える導入、展開、読み易さだが、ミステリーが名探偵コナンか金田一少年の事件簿を思わせるような設定とトリック。 初期のガリレオ作品なら許せるが、これだけ有名になったガリレオシリーズでは、存在しない科学技術を使...
待望のガリレオシリーズの短編だったが、今一つ物足りない。 さすが東野圭吾と思える導入、展開、読み易さだが、ミステリーが名探偵コナンか金田一少年の事件簿を思わせるような設定とトリック。 初期のガリレオ作品なら許せるが、これだけ有名になったガリレオシリーズでは、存在しない科学技術を使ったミステリーに至っては、まったく子供向け漫画だ。 残念。
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相変わらずの安定感で、物語に惹き込ませる本。 分かってる事ではあるが、やはり面白い。短編なのに、短編とは思えないくらい濃い話しが多い。 こちらの予想を的確に外してくる。 最終話なんて、特にそんな感じ。入りがいつもと違って、古畑みたいだなぁと思って読んでいたが甘かった。 ちゃん...
相変わらずの安定感で、物語に惹き込ませる本。 分かってる事ではあるが、やはり面白い。短編なのに、短編とは思えないくらい濃い話しが多い。 こちらの予想を的確に外してくる。 最終話なんて、特にそんな感じ。入りがいつもと違って、古畑みたいだなぁと思って読んでいたが甘かった。 ちゃんと裏切る。意図的にページ戻ったの、久しぶりな気がする。 とにかく良くできた話し達だと思う。 安定の★4つくらいで。
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ガリレオシリーズの短編集 短編は、どうしてもトリックが先にある感じがするが、「心聴る」は、自分の事を棚に上げて同僚を妬む犯人を、自分の頑迷さを顧みず同僚を羨む刑事が捕らえるという構成になっていて面白い。 「偽装う」の様にガリレオも温情というか人間味みたいなところが前に出てくる...
ガリレオシリーズの短編集 短編は、どうしてもトリックが先にある感じがするが、「心聴る」は、自分の事を棚に上げて同僚を妬む犯人を、自分の頑迷さを顧みず同僚を羨む刑事が捕らえるという構成になっていて面白い。 「偽装う」の様にガリレオも温情というか人間味みたいなところが前に出てくる様になったのは、ドラマ化の影響か。。。ガリレオはクールなままでいて欲しい。
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久しぶりのガリレオシリーズでしたがホントに安定してますねぇ、楽しく読めて良かったw ドラマでは柴咲コウではなく吉高由里子の方ですな。
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ほとんどドラマ化されていました。でもなかなか面白かった。 今回の巻は犯人がどうしようもないやつばかりでした。
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ガリレオシリーズの短編集。 科学的アプローチはやはり好き。面白かった。 デジャヴ感があるのは気のせいかしら。 「偽装う」は、めずらしく湯川が助け舟を出すシーンが。美人に弱いというのは本当なんだな。 最後のストーリー「演技る」は少し後味が悪かったかな。
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ガリレオシリーズの第7巻。単行本では「虚像の道化師」と「禁断の魔術」の2分冊だったものが合本化されて、7編が収録されています。 1編だけ収録されていない短編「猛射つ」が、加筆長編化されて「文庫版 禁断の魔術」としておって刊行されるようで、そちらも楽しみです。 閑話休題 本シ...
ガリレオシリーズの第7巻。単行本では「虚像の道化師」と「禁断の魔術」の2分冊だったものが合本化されて、7編が収録されています。 1編だけ収録されていない短編「猛射つ」が、加筆長編化されて「文庫版 禁断の魔術」としておって刊行されるようで、そちらも楽しみです。 閑話休題 本シリーズは、読者にも必要な手掛かりが結末までに全て提示され、作中の探偵と共に犯人の正体や犯行の手口、動機を推理するという本格ではありません。 シャーロック・ホームズのように名探偵の鮮やかな活躍ぶりを楽しむ形式です。 物理学者である探偵ガリレオこと湯川学の知識に裏打ちされた冷静な推理、その一方で時として犯人の心情を慮る人間味は、探偵として魅力あふれるキャラクターだと思います。 ワトソン役で湯川の同窓生にあたる草薙刑事との掛け合いも楽しみの一つです。 そうそう、テレビドラマでのオリジナルキャラクターだった内海刑事がレギュラーとして登場していますが、彼女のあるセリフには思わずニヤリとしてしまいました。 難点を挙げるとすれば、面白すぎてすぐに読み終わってしまうことですかね。 文庫の続刊を、またしばらく待つことにします。
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ガリレオシリーズでは久々の短編集。短編の方がガリレオっぽい気がする。ドラマの影響もあるかもしれない。今回文庫化された短編の中にもドラマに使われたエピソードが多い。それでもそれなりに新鮮な気持ちで楽しめた。ただ、若干ネタ切れなのか無理のあるトリックもある。短編にするには限界がきてる...
ガリレオシリーズでは久々の短編集。短編の方がガリレオっぽい気がする。ドラマの影響もあるかもしれない。今回文庫化された短編の中にもドラマに使われたエピソードが多い。それでもそれなりに新鮮な気持ちで楽しめた。ただ、若干ネタ切れなのか無理のあるトリックもある。短編にするには限界がきてるのかもしれない。
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ビル5階にある新興宗教の道場から9.、信者の男が転落死した。男は何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りた様子だったが、教祖は自分が念を送って落としたと自首してきた。教祖は本当にその力を持っているのか、そして湯川はからくりを見破ることができるのか(「幻惑す」)。ボリューム満点、7...
ビル5階にある新興宗教の道場から9.、信者の男が転落死した。男は何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りた様子だったが、教祖は自分が念を送って落としたと自首してきた。教祖は本当にその力を持っているのか、そして湯川はからくりを見破ることができるのか(「幻惑す」)。ボリューム満点、7編収録の文庫オリジナル編集。
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