神様のカルテ(0巻) の商品レビュー
2015.7.7読了 ヒトは一生の内で一個の人生しか生きられない。本は、また別の人生があることを我々に教えてくれる。たくさんの小説を読めば、たくさんの人生を体験できる。たくさんの人の気持ちもわかるようになる。優しい人間になれる。
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一止の大学から研修医時代の話に、棒名姫。 神様のカルテファンとしては必読です。 一止の学生時代や本庄病院の成り立ちなど、 シリーズ根底となるエピソードがたくさんあります。 相変わらずコーヒーがよく出てくる作品ですが、 一度は東西のコーヒーを飲んでみたいものです。
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神様のカルテシリーズが好きな人は必読願います。 今回も泣かされました。 命と向き合うこと、改めて 考えさせられました。 一止さんが研修医時代の話になります。 みなさまお元気なことが嬉しい。 若かりし頃の上司達の姿も 素敵でした。 ぜひぜひ。手に取って一泣きしましょう。
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ハルさんはやっぱかっこいいなぁ。 っていうのが一止たちのエピソードより 印象に残ってしまった。 御嶽荘の皆々様も素敵で 奇人変人万歳だし、 事務長金山の一本筋の通った 理屈も渋くていいね~。 「検討しましょう」がいい。
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たった一人の医学生の面接。面接官の問いに青年はわずかに考えて静かに応じた。「無理もあります。リスクもあります。しかし病院というのは24時間365日、困った人がいれば手をさしのべる場所。医療の基本だと思います。」青年は恥ずかしげもなく真っ直ぐに言い放つ。1,2,3と読んでいるからだ...
たった一人の医学生の面接。面接官の問いに青年はわずかに考えて静かに応じた。「無理もあります。リスクもあります。しかし病院というのは24時間365日、困った人がいれば手をさしのべる場所。医療の基本だと思います。」青年は恥ずかしげもなく真っ直ぐに言い放つ。1,2,3と読んでいるからだろう。こみあげてくるものがあった。理想と現実のギャップに折り合いをつけるのは歩き出してからでいい。まずは決意。そして行動。動く前からあれやこれやと考えて何になる。改めてそう思わせられた。
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人は寿命というものにあらがう事は出来ないが、寿命までを如何に生きるかが問題なのだろう。本人が生きようとしているならば医者は自分の持てる力全力であたるし、それしかできない。医者の心持ちに感謝しつつ、自分の行き方を改めて問うた本でした。
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エピソード0はその名の通りシリーズの前日譚。登場人物達の若き日が描かれます。人によっては「きれい事」の一言で片付けてしまうかもしれませんが、現実の医療現場が、「きれい事」の通用する世界に少しでも近づければいいなと思います。
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今回のエピソード0は、一止が医学部の学生時代と研修医時代の話。 有明寮の由来、謎の金庫番の家庭事情などが明かされており、「なるほど!」と過去の本から合点がいくところがわかり、楽しかった。 神様のカルテの章のくだりで、國枝さんとのやりとりの場面が特に良かった。優しい人は苦労する、優...
今回のエピソード0は、一止が医学部の学生時代と研修医時代の話。 有明寮の由来、謎の金庫番の家庭事情などが明かされており、「なるほど!」と過去の本から合点がいくところがわかり、楽しかった。 神様のカルテの章のくだりで、國枝さんとのやりとりの場面が特に良かった。優しい人は苦労する、優しいとは弱いことではないという場面が印象的。 ・・やはり泣けますね・・ あとは、看護師東西との初の絡みの場面も興味深かった。
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大好きな『神カル』シリーズ 今回は「そのお話」以前のお話、短編四編であります 一止が医学生として友と勉学に励むお話や本庄病院勤務一年目研修医の頃のお話、本庄病院が『24時間365日対応』するようになったきっかけ、ハルの山岳写真家たる物語です これまでの三作に比べると感動度は低か...
大好きな『神カル』シリーズ 今回は「そのお話」以前のお話、短編四編であります 一止が医学生として友と勉学に励むお話や本庄病院勤務一年目研修医の頃のお話、本庄病院が『24時間365日対応』するようになったきっかけ、ハルの山岳写真家たる物語です これまでの三作に比べると感動度は低かったですがその中でも『神様のカルテ』と『冬山記』は印象深かった。(感´∀`動)゚ 『神様のカルテ』は研修医として初めて患者の死を経験する物語で患者との交流に涙です 『冬山記』は一止の妻・ハルの物語 山岳写真家である彼女が冬山で救助した遭難者に命の大切さを諭す物語 ハルの心の内・・・・そして、強さ それを支える一人の医師の存在 彼らのその後の物語を知っているだけに過去のエピソードを聞くというのはなんか心の奥をくすぐられる感覚を持ち合わせるとともに親のような目線で見てしまいます 今後の彼らの活躍にも期待してしまいますね~(*^_^*)
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神様のカルテシリーズ 「0」ということで、1、2、3以前の話。 「有明」は、栗原一止たちが学生時代の話。 「彼岸過ぎまで」は、一止が勤める前の本庄病院における、「24時間365日対応」の看板を掲げた頃の話。 「神様のカルテ」は、大狸先生のもとで一止が研修医として働いている頃の話...
神様のカルテシリーズ 「0」ということで、1、2、3以前の話。 「有明」は、栗原一止たちが学生時代の話。 「彼岸過ぎまで」は、一止が勤める前の本庄病院における、「24時間365日対応」の看板を掲げた頃の話。 「神様のカルテ」は、大狸先生のもとで一止が研修医として働いている頃の話。 「冬山記」は、榛名が登山している最中の話。 やはりどれもよかったが、一番印象的で感動したのは、「神様のカルテ」だった。 一止が見つけた胃がん患者が語る、優しさとは何か…。 まさに自分が考えていたものを射抜かれて、感極まった。 思いやりの心、真摯でまっすぐな優しい人に自分もなりたいと強く思った。 そのためにできることは、一止や榛名のように毎日を一歩一歩踏みしめ、考え抜き、生き抜くことなのだと思う。
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