神様のカルテ(0巻) の商品レビュー

夏川草介(著者)

2015/07/28

神さまのカルテに登場する人物たちの少しだけ過去のストーリーたち。
いつも飄々としてイチさんを気遣うハルさんの物凄く芯の強い部分が垣間見られてハルさんに対する印象が変わってしまった（笑）
私の「神様のカルテ」はどうなっているのだろうか。

2015/07/24

ベストセラー小説だったのでちょっと気になって読んでみた。大きな感動はないけど非常に良い感じです。さりげない描写に涙腺が緩んじゃいます。主人公の時代錯誤的なしゃべり方も好みです。続編も読んでみようかな。

2015/07/24

従来の「神様のカルテ」シリーズのプロローグ的な4つの短編集。栗原一止が医大生だった話から、研修医として働くまでを描いてます。 一止が初めて受け持った患者の表題作が一番良かったです。そして山岳写真家、結婚前のハルさん。
見た目と違いなんてタフな女性なんでしょう！！

一止とハルさんの馴れ初めが気になってたので、出会い云々が描かれてなかったのはちょっと残念でした。

2015/07/22

一止が医者になるまでや、研修医時代を一止以外の視点から描いたスピンオフ？になるのかなぁ。
まだ古狐先生も存命だし、同期の2人も、下宿のみんなも勢揃いの楽しい一冊。若い日の一止は、やっぱり一止だなぁと感じつつも、相変わらず、自然の描写は美しく、ところどころでホロリとする場面も多く、やはりこのシリーズはいい！と思った。

2015/07/14

現実はうまくいかないことも多いれど。
だからこそ、本の中にくらい優しい世界を見たい。
少し疲れてるときに読みたいシリーズだな、と思います。

2015/07/13

命を扱っている小説なだけに、切ない雰囲気が常に纏わりつき、外出先で読むには少々厳しかった。
ただ、悲しさだけではなく生きる事に一生懸命な人達の姿にはとても励まされました。
３つのエピソードが収録されておりましたが、題名にもなっている”神様のカルテ”が印象に残りました。

読書好きとしては本についての描写が考え深かったかな？
自分の中で好きな作家さん、読みやすい作家さんが固定されつつあるけれど、
多種多様な本をもっと読んでいくべきだなぁ～。

2015/07/12

「人間にはな、神様のカルテってもんがあるんだ」「人ってのは生きるときは生きる、死ぬときは死ぬ。一止（いっと）がいくら考えたって神様書いたカルテってのが元々あるんだ。そいつを書き換えることは医者にもできないんだ」by大狸先生。神様のカルテ１～3の一止の医学生、研修医時代を描き、またハルさんの強さ、山での生死のやり取りなど、1～3の透明度を増して、心に強さをもらえた本でした。

2015/07/09

【収録作品】有明／彼岸過ぎまで／神様のカルテ／冬山記
　「有明」医師国家試験直前の一止と仲間たちの友情を描く。「彼岸過ぎまで」本庄病院の内科部長・板垣と事務長・金山の交流を描く。「神様のカルテ」研修医一止の本庄病院での日々を描く。「冬山記」冬山での榛名の姿を描く。

2015/07/09

「神様のカルテで人の運命は決められているとしても、まだできることがあるはずだ。」医療だけではなく、人生そのものについて一生懸命、誠実に生きることの大切さをあたたかい文体や登場人物達が教えてくれます。そのためにはとても強い心を持たなければいけないけど、そうありたいと思わされました。

2015/07/08

一止が学生時代、一止が勤務する前の本庄病院、一止の研修医時代、結婚する前の榛名の話。どれも、命について考えるいい話だと思う。