ちょっと今から仕事やめてくる の商品レビュー
本屋にて。「仕事辞める」重たい内容の題名なのに、この気軽るさはなんだろう?と思い買っちゃった。 読んでみるとやっぱりつらいや。しんどいや。よくある新入社員の主人公がブラック企業での肉体以上に精神的につらくなり、駅のホームでフワッとしてしまう話。そこへ「同級生」と名乗る男が。 この...
本屋にて。「仕事辞める」重たい内容の題名なのに、この気軽るさはなんだろう?と思い買っちゃった。 読んでみるとやっぱりつらいや。しんどいや。よくある新入社員の主人公がブラック企業での肉体以上に精神的につらくなり、駅のホームでフワッとしてしまう話。そこへ「同級生」と名乗る男が。 この作者もシチュエーションは違えど、つらい思いをしていたのだろうと思えるぐらい、感情移入してしまい、自分も主人公と一緒に喜怒哀楽してしまった。 途中、ホームで救ってくれた男にとんでもない疑惑が浮かぶなど、スリリングさもあり、一気に読んでしまった。 テーマは重く深刻だけど、いろんなエッセンスがあり内容に引き込まれ、読みやすかった。 終盤、すっきりする場面もあり、気持ちよい気分で読み終えられた。 自分が無駄に年を取ってしまったせいか、主人公はまだ若いなと思える場面もあったが、仕事だけでなく、人生観として考えさせられられた満足の一冊。
Posted by
YA小説になるのかな。 サラッと読み切りました。 仕事に行き詰まった青年隆。 突然現れた、関西弁をしゃべる謎の男ヤマモト。 彼の助言により、少しずつ前向きな気持ちになる隆。 ん? なんだこの既視感? 「ガラシャ?夢を叶えるゾウの人版?」 しかし「メディアワークス大賞」ならば、こ...
YA小説になるのかな。 サラッと読み切りました。 仕事に行き詰まった青年隆。 突然現れた、関西弁をしゃべる謎の男ヤマモト。 彼の助言により、少しずつ前向きな気持ちになる隆。 ん? なんだこの既視感? 「ガラシャ?夢を叶えるゾウの人版?」 しかし「メディアワークス大賞」ならば、このまま終わるはずはない!はず…。 ザックリと評したら著者さまに申し訳ありませんが、それだけ読みやすい文体と内容です。 会社を辞める下りは、少々青臭いと思ったけれど、それはきっと私が若くないから。 いいお話しだと思います。 ハートフルヒューマンイージーストーリー。 「お前、おぎゃーって産まれた時から今日まで、自分ひとりで大きくなったとでも思ってんの?」 子ども目線でなく、母親目線で涙腺決壊。笑 2015.08.04
Posted by
人生は何のためにあると思う?…半分は自分のため…残りの半分は自分を大切にしてくれる人のため…いつもは引っ掛かりもしない言葉が、グッとくる物語だった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まあまあ。 先が読めてしまった。 いい先輩が自分を陥れていたのにお咎めなしで、結局僕が仕事を辞めてしまうのがすっきりしない。 最後の仕事辞める時のセリフもいまいち。 最後の最後の臨床心理士になるのは蛇足。 ヤマモトは双子。やはりね。 なんでも話せる友達っていいな。 逃げてもいいんだってことが書いてあって、仕事を辞めてしまった自分が少し救われた。
Posted by
病院の待ち時間で読み終わった。 最初はよくある話に思ったけど、 ちょっとしたひねりもあって良かった。
Posted by
ヤマモトみたいに自分のことを本気で思ってくれて本気でアドバイスしてくれる人に出会いたいと思った。そしてやっぱり死にたいと思うけど追い詰められるのは異常だし、怒鳴り散らす上司も普通じゃないし、人格否定されるのも、そういうのも見るのも嫌だと思った。離職率が高いのは辞める人に原因がある...
ヤマモトみたいに自分のことを本気で思ってくれて本気でアドバイスしてくれる人に出会いたいと思った。そしてやっぱり死にたいと思うけど追い詰められるのは異常だし、怒鳴り散らす上司も普通じゃないし、人格否定されるのも、そういうのも見るのも嫌だと思った。離職率が高いのは辞める人に原因があるんじゃなくて、やっぱり会社や社員に原因があると思う。転職とか田舎に帰るのは立派な選択肢だと思った。
Posted by
社会人となった今、この本を読んで良かったと思った。 多くの人が山本のような人に出会うことは難しい。 だからこそ自ら働く意味を気づくためにも読んて欲しい一冊です。
Posted by
一気に読み切った。 泣いた・・・泣けて泣けてしかたない。 私も、死んでも誰も心配知る人なんかいないと思っている。 私は若くはない。だから尚のこと、もういいと思う。 ただ、青山が上司に言い放った言葉は、胸を打つ。 誰かの一言で、人生が変わることがある。 ここまで、懸命に来たからこそ...
一気に読み切った。 泣いた・・・泣けて泣けてしかたない。 私も、死んでも誰も心配知る人なんかいないと思っている。 私は若くはない。だから尚のこと、もういいと思う。 ただ、青山が上司に言い放った言葉は、胸を打つ。 誰かの一言で、人生が変わることがある。 ここまで、懸命に来たからこそ、向き合っているからこそ、自分で何でも抱えるんだ。 人生は、自分の為と、自分を大切に想ってくれている人のためにある。って言葉、響いたよ。 世の中に、ブラック企業なんて山ほどあるさ。 この年齢になると、再就職なんて、地獄の沙汰さ。 派遣に登録に行って、馬鹿にされる様は、笑えるほどだ。 それでも、向き合っていかないと。 私は、そんな偏見に満ちた社会と戦っていく。 きっと、これから先も、打ち砕かられるのだろうけど。 それでも、それでもだ。
Posted by
電車内のお供にエキナカで購入。 小説はなにを選んでよいかいつも迷ってしまい、 今回はすぐに読み切れそうな軽めの本をと思って買った一冊。 なんかの賞をとったというポップも参照にしました。 さらっと読み終える事ができたかなと。 今回の目的の趣旨とバッチリ一致し、無事その日に...
電車内のお供にエキナカで購入。 小説はなにを選んでよいかいつも迷ってしまい、 今回はすぐに読み切れそうな軽めの本をと思って買った一冊。 なんかの賞をとったというポップも参照にしました。 さらっと読み終える事ができたかなと。 今回の目的の趣旨とバッチリ一致し、無事その日に読み切る事が出来ました。笑 中身はオーソドックス。 何かで悩んで行き詰まった経験があると、ちょっとホロリと来てしまうところも。 結構好きな部類の読み物でした。 あくまでさらりと読めるがテーマです。
Posted by
タイトルに惹かれて、帰省用に購入。 ちょっとのつもりが止まらなくて、気づいたら電車の中で号泣してました。 誰にでも共感できる話。かつての自分もそうだったし、皆とおる道。改めて思い出し初心に戻れた一冊。 最後の終わり方が好きだった。久々にがっついて読んだな~(笑) 明日から仕事頑張...
タイトルに惹かれて、帰省用に購入。 ちょっとのつもりが止まらなくて、気づいたら電車の中で号泣してました。 誰にでも共感できる話。かつての自分もそうだったし、皆とおる道。改めて思い出し初心に戻れた一冊。 最後の終わり方が好きだった。久々にがっついて読んだな~(笑) 明日から仕事頑張れそう。
Posted by