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傷口から人生。 の商品レビュー

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44件のお客様レビュー

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2015/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「知的パンク・ポエマー」 小野さんは最強のポエマーだと思う。キャッチーかつ強いメッセージに溢れた文があちこちに散りばめられている。刺さるメッセージとそれを伝えるためのエピソードが自然に調和して並べられている。 ビジネス書における名ポエマーはドラッカー。彼もパンチのあるメッセージをさり気なく散りばめ、その周りに説得力を補完するエピソードを並べている。ドラッカーは組織や企業を言葉で浮き彫りにした。彼女は人間を浮き彫りにした。 とにかく文章力がすさまじい。ナイフを刺してざくりざくりとかき回すような表現。言葉がしみだすようににじみだしている。それを幅広い知識と論理が補い、主観と客観がバランス良く成り立っている。 若者の社会に対するこんちくしょー!な気持ちを代弁してくれる一冊。悩める人も、ウェーイな大学生も、誰もが必読。

Posted byブクログ

2015/02/25

壮絶。 よくここまで相対化して分析的に書いたなと思う。 自分のための涙をたくさん流した人だけが辿りつける言葉であり、強さだと思う。

Posted byブクログ

2015/02/20

印象を一言で言うと、とても人間らしい著者の方。そして、文が流れるように読める。 先日、仲間達と再会する機会がありました。大学時代、人間という不確実なものについて一緒に話し合った仲間たちです。 みんな、悩みは尽きない。当時と同じ感じで悩んでいました。 でもずっと、そういうものと向き...

印象を一言で言うと、とても人間らしい著者の方。そして、文が流れるように読める。 先日、仲間達と再会する機会がありました。大学時代、人間という不確実なものについて一緒に話し合った仲間たちです。 みんな、悩みは尽きない。当時と同じ感じで悩んでいました。 でもずっと、そういうものと向き合っていかなきゃいけないよね。って、この本を読んでつくづく思います。 またあの頃と同じようにできるのなら、この本をディスカッションのテーマにしたい。そんな本でした。 本の最後の方まで悩み続けて、最後の方で一筋の光が見えるのは、きっと「捉え方ひとつで自分の人生が変わった」というシンプルな結論があるからなのかもしれませんね。

Posted byブクログ

2015/02/18

小野さんのブログで「さみしいってなんですか?」という記事を読んでからずっと小野さんをおっかけていたので、本が出るを楽しみにしていた。親子関係のことや自傷のことや、ここまでさらけ出せるのはすごい。さらけだすだけじゃなくてそういう表に出したくないような部分とも正面から向き合ったうえで...

小野さんのブログで「さみしいってなんですか?」という記事を読んでからずっと小野さんをおっかけていたので、本が出るを楽しみにしていた。親子関係のことや自傷のことや、ここまでさらけ出せるのはすごい。さらけだすだけじゃなくてそういう表に出したくないような部分とも正面から向き合ったうえで文章にしているところが好き。

Posted byブクログ