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傷口から人生。 の商品レビュー

3.7

44件のお客様レビュー

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2015/05/09

ところどころ好きなところはあるけど、全体的に、書きすぎかと。読んでいて考えたり感じたり味わったりするような隙間や余韻が無い気がして、それが残念。

Posted byブクログ

2015/05/05

 切なかったことは分かったけれど、どのくらい辛かったかというのは、分からない。ケータイ小説にも似た、読み手が感情移入しないと分からない本であるなぁと思った。私のように距離感を持って読むタイプの人間だと「大変そうだなぁ」という保健室登校のクラスメイトを見守る気持ちになる。  共有で...

 切なかったことは分かったけれど、どのくらい辛かったかというのは、分からない。ケータイ小説にも似た、読み手が感情移入しないと分からない本であるなぁと思った。私のように距離感を持って読むタイプの人間だと「大変そうだなぁ」という保健室登校のクラスメイトを見守る気持ちになる。  共有できる、共感できる、感動できる、というのは一つの癒やしの手段であり、彼女はそれをスペイン巡礼の旅で得たのだろうと思う。  日常生活において、ささやかな幸せを感じることができて、それをともに喜ぶ人が居て、またそれが嬉しい。そういうことが出来れば、きっと楽なんだろうなぁと思った。

Posted byブクログ

2015/04/04

メンヘラに当てはまるかどうかはしらんけど、まあ激動の半生な感じはする。境遇も何もかぶらないし、投げ掛けられた文章から掬えるものはあまりなかったが、楽しくは読めた。

Posted byブクログ

2015/04/03

境遇も考え方もが被っていて、涙が出そうになるくらい感動。 きもい自分と向き合う覚悟ができるかできないかで違ってくる。言い訳をやめて自分と向き合えただけでその人の人生は感動的に美しい。

Posted byブクログ

2015/04/03

こういう自伝的な話はどこまでがリアルかっていうのを疑ってかかってしまうのだけど、 私自身ともリンクするような自意識過剰で捻くれててどうしようもない部分もあって なんだかんだと普通に楽しんで読んでしまってた。 自分自身の痛々しいところを書き出す作業、想像するだけで心臓がぎゅっとなる...

こういう自伝的な話はどこまでがリアルかっていうのを疑ってかかってしまうのだけど、 私自身ともリンクするような自意識過剰で捻くれててどうしようもない部分もあって なんだかんだと普通に楽しんで読んでしまってた。 自分自身の痛々しいところを書き出す作業、想像するだけで心臓がぎゅっとなる。

Posted byブクログ

2015/04/02

文章に装飾過多なところもあったが、境遇が似ていることもあり、心の底から共感できる部分が多々あった。 低すぎる自己肯定感、他人からの承認欲求の強さ、『あたりまえ』という言葉、『普通』という言葉に悩み続けた自分にとって、読み返したい一冊。

Posted byブクログ

2015/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私自身も俗にいうメンヘラなので、気になって読んでみたら私自身と境遇や思考やその他諸々が似ており、自分自身を見ているようで自己嫌悪に陥ってしまった。私は父に認められたい!という一心だったのと私が我慢すれば、家族が円満なんだと思って洗脳が解けるまでずっと生きてきたため、著者の言っている事はとてもよく理解できる。自傷行為に関しても私自身の気持ちを著者が代弁してくれている気がした。一度、頭を空っぽにして旅に出るというのもいいのかもしれないと気づかされた。

Posted byブクログ

2015/03/15

夢見がち、自意識過剰、根拠無き優越感といった痛い思考パターン総覧の体。しかしこのような恥ずかしさを文章にして曝け出す勇気は美しい。誰しもが何か覚えがあるから、その勇気が響く。だから自傷行為や親の圧制に耐えかねての暴力の描写すら瑞々しく感じる。

Posted byブクログ

2015/03/12

寺子屋塾の文庫なので、購読。 著者の文章を、等身大の言葉でつづっている。 POPな表紙と裏腹に、読んでいく中で深く考えさせられる所が何か所かあるはず。 読んでいて気分が悪くなって今う人もいるかもしれないけれど、 著者がそのままさらけ出しているからこそ。 きっと誰もが多かれ少な...

寺子屋塾の文庫なので、購読。 著者の文章を、等身大の言葉でつづっている。 POPな表紙と裏腹に、読んでいく中で深く考えさせられる所が何か所かあるはず。 読んでいて気分が悪くなって今う人もいるかもしれないけれど、 著者がそのままさらけ出しているからこそ。 きっと誰もが多かれ少なかれ、こうした問題を抱えながら生きているのだと感じた。 ここまで直球のエッセイはあまり読んだことがなかった。 現代の諸々の事象に興味がある方、 その糸口がこの中で見つかるかも?

Posted byブクログ

2015/03/03

一気読み。小野さんはポエマーだなぁと思いました。言葉がすんなり入ってきて、だけどただ軽いんじゃない。地に足がついている人の言葉っていう感じがしました。 「世界の見方は自分自身が更新する」

Posted byブクログ