サーカスの夜に の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
そういえば、少年は名前ついてなかった! 小川糸さんの話は、人と人のつながり、特に家族的なつながりを感じさせてくれるものが多いです。 このサーカスも、家族親戚のつながりが母体。 けど、完全部外者の少年も受け入れてくれる。 少年の綱渡りが、生の綱渡りとしてどんどん磨きがかかっていきますように。
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現実離れした世界かと思いきや以外にも近代的...?今の時代に異世界にトリップしたような生活だった。 少年がサーカスに受け入れられて成長していくストーリー。優しい雰囲気だけれど順調に少年が成長していくからか少し物足りないかもしれない。
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何者でもなかった13歳の少年が、何者かになっていく。 周りの人たちの暖かい眼差しを感じるサーカスお話。
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サーカスの世界で、ありのままの自分を受け入れ、成長する少年。みんな優しい。 結婚式とお葬式が溶け合った、喜びと悲しみのサーカスのシーンが好きです。
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グランマはもちろん、少年が出会う人たちはみな温かくて癒される。自分のハンディを受けとめつつ、未来を切り開いていく少年がいたいけだ。とりわけ大きな事件が起こるわけでもなく、ユルさも感じるけど、最後まで平穏であって欲しいと願っていたりもする。少年の初恋に関しちゃ、何かしらもう少し悲喜...
グランマはもちろん、少年が出会う人たちはみな温かくて癒される。自分のハンディを受けとめつつ、未来を切り開いていく少年がいたいけだ。とりわけ大きな事件が起こるわけでもなく、ユルさも感じるけど、最後まで平穏であって欲しいと願っていたりもする。少年の初恋に関しちゃ、何かしらもう少し悲喜があって欲しかったけど。どうあれ、彼の成長に乾杯!
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両親が離婚し、祖母と二人で暮らす13歳の少年。彼は病気のせいで身長が伸びずにいたが、かつて両親と観たサーカスを忘れられず、入団を決意する。彼をとりまくサーカス団員との交流を通じ、成長をしていく様子を描く。 前向きな気持ちになれる一冊。サーカスに関わる人々の、楽しさと哀しさが伝わっ...
両親が離婚し、祖母と二人で暮らす13歳の少年。彼は病気のせいで身長が伸びずにいたが、かつて両親と観たサーカスを忘れられず、入団を決意する。彼をとりまくサーカス団員との交流を通じ、成長をしていく様子を描く。 前向きな気持ちになれる一冊。サーカスに関わる人々の、楽しさと哀しさが伝わってくる。 余談だが、コックが作る世界の料理は美味しそう。
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猥雑な空間なのに、どこか諦観のにじむ少年の語り口のためか、静謐さが感じられる。絶望という言葉も遠くなった世界での、ささやかな希望の物語。
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無国籍の幻想的な雰囲気と思いきや、スマホとか現代的で先進的なモノが出てきて少し世界観がこんがらがりましたが、でもラストとか月の下の綱渡りとか、嫌いじゃないんです。
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童話のような想像を膨らませて自分なりの世界を作っていくお話。 ラストからまた前向きに未来が見えていくのがよい感じです。
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