サーカスの夜に の商品レビュー
両親のかわりにグランマに愛情をうけて育った少年。昔見たサーカスでの自立を夢みて入団を決意する。華やかなサーカスの個性豊かな人々とその内に秘めたドラマ。いいところで終わります。
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地球をぐるりと一周して、僕が、僕自身の後姿を見つめている。未来とは、僕自身のこと? 悲しいのにうれしい。切ないのに楽しい。 サーカスは、詩だよ。
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きっ…期待し過ぎてしまった^^; いつも通り優しい物語やったのに、期待度が高すぎて、物足りなさを感じてしまったw サーカス団に入って、色んな大人達に助けられながら成長していく少年の物語。 サーカスとかピエロとかって、泣いているのに笑ってるトコに、なにか物悲しさと神秘さを感じるネ。...
きっ…期待し過ぎてしまった^^; いつも通り優しい物語やったのに、期待度が高すぎて、物足りなさを感じてしまったw サーカス団に入って、色んな大人達に助けられながら成長していく少年の物語。 サーカスとかピエロとかって、泣いているのに笑ってるトコに、なにか物悲しさと神秘さを感じるネ。 ただただ、糸さんの本には強さと優しさを備えた、やっぱり良い人が多くて、最後まで平和な気持ちで読めました♪ 穏やかな休憩時間をありがとうございました♡
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15/07/15 小川洋子さんみたいだなーと思いつつ読んでたら、やっぱり糸さんは食をだしてきましたね。そしてペンギンさん食べるとかやはり糸さん。表紙のペンギンさん見るとせつなくなる。。 ・「仕事は、あくまでも仕事なんだ。誰かに仕えてこそ、成り立つものだよ。自分も相手もどっちも楽...
15/07/15 小川洋子さんみたいだなーと思いつつ読んでたら、やっぱり糸さんは食をだしてきましたね。そしてペンギンさん食べるとかやはり糸さん。表紙のペンギンさん見るとせつなくなる。。 ・「仕事は、あくまでも仕事なんだ。誰かに仕えてこそ、成り立つものだよ。自分も相手もどっちも楽しい仕事なんて、そうそうありゃしない。仕事っていうのは、たいてい苦しくてつまらないものさ。その中から、小さな喜びややりがいを見出だすことに意味がある」P183 コックはいいこと言うなあ~
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雰囲気がこの人っぽくない…誰かに似ている…って頭のどこかで思いながら読んでた。 勘違いかな、サーカスっていう別世界の雰囲気がそう思わせただけかも。
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私はどうもサーカスを見ると泣けてしまう。 何とかソレイユとか(済みません) 華やかなショー的なイメージよりも どうも旅芸人的な物淋しさを感じてしまうんです。 昔、遊園地でミニサーカスみたいなのがやっていて 衣装に着替えたとっても綺麗なロシアのお姉さんが 女子トイレで一緒に並ん...
私はどうもサーカスを見ると泣けてしまう。 何とかソレイユとか(済みません) 華やかなショー的なイメージよりも どうも旅芸人的な物淋しさを感じてしまうんです。 昔、遊園地でミニサーカスみたいなのがやっていて 衣装に着替えたとっても綺麗なロシアのお姉さんが 女子トイレで一緒に並んでいるのを見たときの あの感じを思い出します。 この本のサーカスがまさにそんな感じ。 理由もなく涙腺を刺激されつつ このおとぎ話から目が離せませんでした。
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体の成長が止まってしまった少年が、かつて自分を捨てた両親とともに見たサーカスに憧れ、弟子入りをする。そこは、体や心に傷を持った人たちの集まりで、少年は団員たちの苦しみや悲しみに触れながら、様々なことを学んでいく。 異国の架空の町が舞台で、地に足がついていないような、ふわふわした...
体の成長が止まってしまった少年が、かつて自分を捨てた両親とともに見たサーカスに憧れ、弟子入りをする。そこは、体や心に傷を持った人たちの集まりで、少年は団員たちの苦しみや悲しみに触れながら、様々なことを学んでいく。 異国の架空の町が舞台で、地に足がついていないような、ふわふわした感覚が漂っている。そこが魅力ではあるものの、問題を抱えた人たちの集まりなのだから、おとぎ話で終わらせず、もう少し「毒」を加えて大人の小説に仕上げてほしかったな。
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どこかの国のお父さんやお母さんと一緒に暮らせずにおばあさんと暮らしている貧しい少年はサーカスに憧れています。 ある時、近くで小さなサーカス団の移動公演があるのを知り、一人でサーカス団に弟子入りしてほしいと頼みに行き、サーカス団に入れてもらう話です。 さすが「食堂かたつむり」を書...
どこかの国のお父さんやお母さんと一緒に暮らせずにおばあさんと暮らしている貧しい少年はサーカスに憧れています。 ある時、近くで小さなサーカス団の移動公演があるのを知り、一人でサーカス団に弟子入りしてほしいと頼みに行き、サーカス団に入れてもらう話です。 さすが「食堂かたつむり」を書いた小川糸さんの作品!ということで、食事に関する描写が美しい! しかし、サーカス団の中でショーで失敗して死んでしまったペンギンを弔うために食べる?!というシーンでは「わーーー!! 食堂かたつむりの再来 」と感じましたが。 最初は何もできずにコックさんの手伝いとトイレ掃除員としてサーカス団に仲間入りした少年が少しずつ認められ、綱渡りする人になっていく成長を見守る親のような気分になれました。 サーカス団ってエンターテイメントの世界ですから、引き抜かれたりすることもあるのでしょうね。 家族のような小さなサーカス団であるからこそ素敵な部分もあるんだろうなぁと感じました。 サーカス、久しぶりに見てみたいなと思いましたよ。
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離れ離れになった両親とかつて一緒に見たサーカス。その魔法のような世界に魅せられて、少年はサーカスの一員となる。「人を笑わせたり喜ばせたりするって、素敵なことだね」雨上がりの空に虹を見つけた時のような素敵な気持ちになる綱渡り師を目指して、少年は一歩ずつ歩んでいく。少年の見た光景が目...
離れ離れになった両親とかつて一緒に見たサーカス。その魔法のような世界に魅せられて、少年はサーカスの一員となる。「人を笑わせたり喜ばせたりするって、素敵なことだね」雨上がりの空に虹を見つけた時のような素敵な気持ちになる綱渡り師を目指して、少年は一歩ずつ歩んでいく。少年の見た光景が目に見えるようで、物語に引き込まれました。小川糸さんの話なのに、翻訳本みたいで不思議な本でした。
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どことなく西洋を感じ、一瞬小川洋子さんかな?と思ったり。とても読みやすかったのですが、ありがちなストーリー展開だったのが少し残念だったかなぁ、と。ですが、糸さんの食に対する愛情、そしてお人柄が感じられる内容でした。あったかい内容はいつものながらの安心感、安定感があり読了後は前向き...
どことなく西洋を感じ、一瞬小川洋子さんかな?と思ったり。とても読みやすかったのですが、ありがちなストーリー展開だったのが少し残念だったかなぁ、と。ですが、糸さんの食に対する愛情、そしてお人柄が感じられる内容でした。あったかい内容はいつものながらの安心感、安定感があり読了後は前向きな気持ちになりました。
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