何が困るかって の商品レビュー
週末の新幹線の中で、アルコールを飲みながら読みました。途中で良い感じで寝たりしながら、楽しみました。
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ショート・ショート。 面白かったなぁ。 でも、もっと膨らました話も読みたいなぁ。 黒くなっても坂木は坂木。 らしい作品の連続だった。 でも、やっぱりちょっと物足りない。
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【収録作品】いじわるゲーム/怖い話/キグルミ星人/勝負/カフェの風景/入眠/ぶつり/ライブ感/ふうん/都市伝説/洗面台/ちょん/もうすぐ五時/鍵のかからない部屋/何が困るかって/リーフ/仏さまの作り方/神様の作り方
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ブラックミステリ短編集。 黒い坂木さん全開って感じです。 ほとんどがブラックな話ですが、ついつい読んじゃいます。 短い話が多くて、結構すぐに読み終えることができました。
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甘くはないけど優しい後味の作品が多いという作者のイメージが、少し変わった。じんわりもんにょりとお腹の底が気持ち悪くなるというか、淡々とつづられる悪意の発露とでもいうと言いすぎだろうか。 スリラー的な怖さの『都市伝説』、人々と人でないものの穏やかならざる心中『カフェの風景』、翻訳小...
甘くはないけど優しい後味の作品が多いという作者のイメージが、少し変わった。じんわりもんにょりとお腹の底が気持ち悪くなるというか、淡々とつづられる悪意の発露とでもいうと言いすぎだろうか。 スリラー的な怖さの『都市伝説』、人々と人でないものの穏やかならざる心中『カフェの風景』、翻訳小説みたいな雰囲気の『鍵のかからない部屋』。 タイプの異なる恐ろしさと味わいの短編の中で、もっとも怖くてやりきれなかったのは『ふうん』。 まあ、何が困るかって、いかに面白かったか、ということがうまく伝えられないことなんだけど。
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短編集。 どれもだまし絵のような世界で、 ちょっとおかしいな?から徐々にねじくれた、あれ?という結末。 そうくるか!?と突っ込みたくなる不思議な世界観で面白い。 さらにあとがきもひとひねりしてあって面白い。 うーん、面白い(笑)
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一つ一つのお話は短いです。そして内容は、ブラックだったり後味が悪かったり。 個人的に坂木さんは心温まる系のお話を書く人だと思っていたので、「こんなの(ホラー系)も書くんだー」と新鮮でした。 でもまぁ、好きなのはやっぱり心温まる系かな。この本で言えば、「洗面台」みたいな。
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「何が困るかって」坂木司◆「短劇」を思い出すブラックさ。何作か例外はあるのですが、悪意とか不謹慎さとか軽薄さとか暴力とか日常の些細な不幸とか、とにかく嫌な感じのショートショートが多い。お腹の底に黒い澱が溜まっていくような心地。私が読みたい坂木さんではないかなというのが正直な感想。
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ダークな話を中心とした短編集。立て続けに読んでいたら背筋がぞくっとしてきました。けれど、何かに取りつかれたように集中して読んでしまった。 主人公は男と思って読んでいたら女だったり、またその逆だったり、何だかミステリアスな部分も多々ありました。逆だったかーと驚かされました。 ダーク...
ダークな話を中心とした短編集。立て続けに読んでいたら背筋がぞくっとしてきました。けれど、何かに取りつかれたように集中して読んでしまった。 主人公は男と思って読んでいたら女だったり、またその逆だったり、何だかミステリアスな部分も多々ありました。逆だったかーと驚かされました。 ダークな話ばかりな中に、ときどきほんわかする話も。勝負と洗面台はよかったな。
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2~6ページ程度の短編がたくさん。 シンプルだけど意表をついたものもあって面白い。狙っているのだろうけど男女の区別が曖昧。 意表はつかれなかったけど私は洗面所の話が好き。洗面所をさわってみよう。
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