侠飯(1) の商品レビュー
とてもお腹が空く作品です。 ドラマの帯がついていて、柳刃さん役の生瀬さんの眼光が鋭いです。 柳刃さん、厳しくて優しくて料理上手で…でもやっぱり、正体を知らないと怖いだろうな。火野さんも。 文章でも、なんだか作れそう…と感じさせる料理の数々です。調味料はこだわれないけど、調理の際の...
とてもお腹が空く作品です。 ドラマの帯がついていて、柳刃さん役の生瀬さんの眼光が鋭いです。 柳刃さん、厳しくて優しくて料理上手で…でもやっぱり、正体を知らないと怖いだろうな。火野さんも。 文章でも、なんだか作れそう…と感じさせる料理の数々です。調味料はこだわれないけど、調理の際の手際も教えてくれるなんてありがたいです。 1巻の主人公の良太と一緒に、働くということを考えさせられるところもありました。良い読後感です。 シリーズ読みます。ドラマはあんなことになって残念だったけど、面白かったなぁ。
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面白かった。食べるもののかかわるお話って、楽しいんだよね。実際にステーキの焼き方やってみたら、500円に満たない肉が、たしかにやわらかくおいしかった。こういうオチだったのか、というのはちょっと意外なところもあったけど、ある意味、彼らの続きの物語がどんなふうになっているのか?という...
面白かった。食べるもののかかわるお話って、楽しいんだよね。実際にステーキの焼き方やってみたら、500円に満たない肉が、たしかにやわらかくおいしかった。こういうオチだったのか、というのはちょっと意外なところもあったけど、ある意味、彼らの続きの物語がどんなふうになっているのか?というあたりで興味はかきたてられるなぁ。
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ヤクザだと思ったけど確かにヤクザとは言ってなかった。料理ことについては自分が既に知ってるようなそうでないようなことを話しててあまり目新しさはなかった。ところで卵って平面より角に打ち付けた方が割りやすくないか
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就活に悩む大学生が、ヤクザの抗争に巻き込まれ、何故か組長とその若い衆が1Kの自宅に住み込み奇妙な同棲生活が始まる。 料理がプロ並みの組長。寡黙で綺麗好き。 プロット云々は置いておいて、料理を通して、若者に対する助言が温かい。 単純にレシピも得られてお得な一冊。 しかし、...
就活に悩む大学生が、ヤクザの抗争に巻き込まれ、何故か組長とその若い衆が1Kの自宅に住み込み奇妙な同棲生活が始まる。 料理がプロ並みの組長。寡黙で綺麗好き。 プロット云々は置いておいて、料理を通して、若者に対する助言が温かい。 単純にレシピも得られてお得な一冊。 しかし、料理が出来る男って良いねー。
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あしたという日が永遠にこないように、将来も未来もない。 あしたになれば、きょうになる。 きょうになっても、あるのはいまだけだ すごい印象的なセリフ!! ハードボイルドなのにほぼ美味しい話し! 最高でした 2017.6.30 読了
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内容(「BOOK」データベースより) 就職活動に悩む大学生・若水良太は、ヤクザどうしの銃撃戦に巻きこまれ、組長の柳刃竜一が部屋に居座ってしまう。居候の柳刃はお取寄せが趣味でキッチンを占領しては料理を作り、恐怖と美味に混乱する良太。そこに同級生たちも加わって事態は予想外の方向へ!ま...
内容(「BOOK」データベースより) 就職活動に悩む大学生・若水良太は、ヤクザどうしの銃撃戦に巻きこまれ、組長の柳刃竜一が部屋に居座ってしまう。居候の柳刃はお取寄せが趣味でキッチンを占領しては料理を作り、恐怖と美味に混乱する良太。そこに同級生たちも加わって事態は予想外の方向へ!まったく新しい任侠×グルメの異色料理小説。文庫書き下ろし作品。 字がデカいしサクサク読めるわで、結構小ばかにして横目で見ていたのですが、グルメものが結構好きな僕としてはいつか読みたいと思っていた本であります。メディアミックスなんでしょうか、色々な物が出ているようですね。 読んでみた感想としてもっと馬鹿らしい内容かななんて失礼な事を思っていましたが、なかなかしっかりした文章だし、料理の描写はお腹が空いて、実践したくなるレベルだしで、思った数倍面白かったです。 続編も見つけたら買ってみようと思います。
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本当に何となく手に取った一冊。 余り期待しないで読んだのだけれど、意外にも良かった。 ここの所、重い本が続いていたので この軽さは丁度いい。 山椒モリモリの麻婆豆腐が食べたくなる。 『栄養が不足すると、偏った考えしかできなくなる』 まぁ当たり前と言えばそうなのだけれど、こう改...
本当に何となく手に取った一冊。 余り期待しないで読んだのだけれど、意外にも良かった。 ここの所、重い本が続いていたので この軽さは丁度いい。 山椒モリモリの麻婆豆腐が食べたくなる。 『栄養が不足すると、偏った考えしかできなくなる』 まぁ当たり前と言えばそうなのだけれど、こう改めて文字で読むと、確かにそうだ、と心に染みるものがある。 ご飯、大事。
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いつの頃からかやたらめったら増えたグルメがらみの小説やミステリー。食いしん坊の身としては嬉しいことだけれど、ときとして軽すぎ、深くは感じ入れないこともままあります。しかしサクサク読めるから、今月はちょっと読了冊数が少ないかなというときにはうってつけ。シリーズ化されている場合、1作...
いつの頃からかやたらめったら増えたグルメがらみの小説やミステリー。食いしん坊の身としては嬉しいことだけれど、ときとして軽すぎ、深くは感じ入れないこともままあります。しかしサクサク読めるから、今月はちょっと読了冊数が少ないかなというときにはうってつけ。シリーズ化されている場合、1作目を読みもせずにまとめ買いして後悔することも多いから、今回は後悔しないようにとまずは1作目だけ購入。そうしたら普通以上の面白さでした。 三流大学にかよう大学生・良太は、就活に苦戦中。ある日の帰宅途中、一人暮らしのハイツの目の前でヤクザがドンパチを展開中。小便チビりそうになりながら震える良太が流れ弾に当たりそうになったところを救ってくれたのが、ヤクザの組長・柳刃。パトカーが駆けつけたため、柳刃とその手下の火野はとりあえず良太に匿えと言う。命の恩人を突き出すわけにもいかず、怯えながらも自室へ案内。散らかり放題の良太の部屋へ入るなり、柳刃は火野に掃除を指示。その間に柳刃は使える食材など何もなさそうな冷蔵庫を開け、恐るべき手際のよさで料理をつくる。警察が周辺をうろつくなか、火野はちょこちょこ買い出し等に出かけるが、組長の柳刃の姿が見られるのはやばい。こうして良太とヤクザとの同居生活が長引くのだが……。 柳刃がつくる数々の料理がとても美味しそう。化学調味料もふんだんに使うのはいただけませんが、あとは日々の食事の参考になるほど。料理のみならず、家事を要領よく片づける方法、就活の極意や生きるすべを説教くさくなることなく教えられ、爽やかな気分で読了。2作目以降もさっそく注文しました。
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だめ大学生が柳刃さんと火野さんとあって変わっていくのがとてもよかった。ごはんがどれもおいしそうだし、2人が最高にかっこいい。 最後にはびっくりした。
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「本棚食堂」で紹介されていたもののなかなか読む機会がなく。 ドラマ化されたのがきっかけで図書館で借りました。 ドラマはそれ用に設定を変えたりしてるんだろうと思っていましたがそのままでビックリ。 料理が美味しそうなだけじゃなくってウンチクもしっかりあって柳刃さんのシンプルながら...
「本棚食堂」で紹介されていたもののなかなか読む機会がなく。 ドラマ化されたのがきっかけで図書館で借りました。 ドラマはそれ用に設定を変えたりしてるんだろうと思っていましたがそのままでビックリ。 料理が美味しそうなだけじゃなくってウンチクもしっかりあって柳刃さんのシンプルながら的確な言葉にも勉強になりました。 ただ食材や調味料が良ければいいんじゃないんですね。 続編も読みたい。
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