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インターネット的 の商品レビュー

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54件のお客様レビュー

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2024/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

通勤にはいつも二冊本を持っていきます。 小説とそれ以外の二冊を 気分や疲労度合いで読み分けてます。 疲れてて頭が働かないときは、小説を読んでます。 本書は、朝の出勤時間(一番頭が元気なとき)に読んでました。 きっかけは、たまたまYouTubeで糸井さんのインタビューを見て、久しぶりに糸井さんの言葉を読みたいと思い。 ------------------------- まるで、予言の書! 話題の名著、文庫化 ------------------------- 2001年に新書で出版されたものが文庫化。 インターネットがもたらす効果と、周辺について。 面白かったのは 消費にもクリエイティブが必要ということ、 リンク・フラット・シェアな考え方、 なんだかんだ言っても源氏物語の時代から 人の感情って変わらない部分あるよね、ということ。 正直、糸井さんの言葉って 抽象的だったり、こーゆーこと?と考えながら読むので 私的にはパワーを使うのですが、 久しぶりの糸井さんの言葉を感じられる嬉しさが強かったです。

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2024/02/21

糸井さんの考え方は本当に面白い。 予言の書!と言われるように、今の世を表しているような本。2001年に書かれたとは思えない、先を見据えた本でした。 インターネット的という考えは面白く、そういう発想があるのかと。 言語化出来ないようなイメージをインターネット的という言葉で表現す...

糸井さんの考え方は本当に面白い。 予言の書!と言われるように、今の世を表しているような本。2001年に書かれたとは思えない、先を見据えた本でした。 インターネット的という考えは面白く、そういう発想があるのかと。 言語化出来ないようなイメージをインターネット的という言葉で表現するところが流石なんだよなぁ…と。

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2023/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インターネット的、とは インターネットという、フィルターで、 物事がどう変わるかを書いた本。 秀逸なタイトル。 低く価値を見積もられていたモノが発掘されたり、 多様性や、勢いが重視されたり、 色々なもの見つかるパンドラの箱と表現されたり。 でも、インターネットを使うハードは、 結局は人のからだ。 本当の意味での豊かさは、体が資本であることには変わり無いだろう。 コンテンツが増えるので、消費する側にも優先度を意識する必要がでたり、消費者にもセンスが求められる。 古い本とは思えないほど、インターネットを言い当てている本でした。 糸井重里さんの、他の本も読みたくなりました。

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2022/11/19

20年以上前にネットに関して、これだけのことを見抜いていたのは、さすがです。 この本に書かれている「クリエイティブな消費」は、現在では、より進んで現実化してきているように思います。

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2022/09/07

インターネットそのものについてよりも、インターネットをめぐって広がりつつある「インターネット的」な思考の様式や社会のあり方、人間関係について語った本。 読み始めたとき、これはマクルーハンの言う「メディアはメッセージである」の糸井重里ヴァージョンなのかなと予想した。始めの方で、イン...

インターネットそのものについてよりも、インターネットをめぐって広がりつつある「インターネット的」な思考の様式や社会のあり方、人間関係について語った本。 読み始めたとき、これはマクルーハンの言う「メディアはメッセージである」の糸井重里ヴァージョンなのかなと予想した。始めの方で、インターネットと「インターネット的」の違いを、モーターとモータリゼーションの違いになぞらえて説明しているところがあって、そうそう、マクルーハンも蒸気機関車の例を出して、メッセージを運ぶメディアがそもそもメッセージでもあると述べていたな、なんて思い出していた。 でもこの本はマクルーハンの主張とは違う。「インターネット的」はじつはインターネットがなくても成立する、というのが、思わず膝を打つ、糸井氏のユニークでオリジナルな指摘。つまり、情報社会に親和性の高い、「インターネット的」なものの考え方や仕事のやり方というのは、じつはインターネット以前にもあって、それがインターネットの普及とともに顕在化したり、促進されたりして、今という時代、これからの時代が、できている、できつつある、ということ。 キーワードは、リンク、シェア、フラット、グローバル。それを糸井流に要約すれば、“Only is not lonely”。 情報社会の文化を考えるうえで示唆に富む1冊。

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2022/02/03

コピーライターとして超有名な糸井重里さんが『ほぼ日刊イトイ新聞』をインターネットで始めて、従来のメディアとインターネットの違いをわかりやすく書いた本。 オリジナルの新書版は2001年の出版だが、2014年に文庫化された際に、『続・インターネット的』が追加されている。 人々の暮らし...

コピーライターとして超有名な糸井重里さんが『ほぼ日刊イトイ新聞』をインターネットで始めて、従来のメディアとインターネットの違いをわかりやすく書いた本。 オリジナルの新書版は2001年の出版だが、2014年に文庫化された際に、『続・インターネット的』が追加されている。 人々の暮らしに欠かせないインターネットの特性とその在り方を、稀代のクリエーターがいち早く言及し、警告した良書。

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2021/10/30

20年前にPHP新書で出した本をPHP文庫で出すとは、糸井重里ともあろうものが残念だ。さらに読んだと思ったのにまだ新書を読んでいないというオチまでついて本棚に探しに行ってくる。

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2021/10/03

インターネットのことも書かれているけれど、もっと広い、人間としての在り方のようなものが書かれていると感じた。 まずはっとしたのはメディアの見方。 子供を殺した母親について"鬼のような母親"とレッテルをつけてそれ以上は追及しようとしない。答えが出にくい問題をし...

インターネットのことも書かれているけれど、もっと広い、人間としての在り方のようなものが書かれていると感じた。 まずはっとしたのはメディアの見方。 子供を殺した母親について"鬼のような母親"とレッテルをつけてそれ以上は追及しようとしない。答えが出にくい問題をしつこく考えない。 確か山田詠美の「ぼくは勉強ができない」にも似たような話があったはず。 早々に答えを決めてしまうことで思考が停止してしまう。 自分も比較的答えが出ないことをダラダラ考える&話すことが好きな方なので、これは寂しいことだと感じた。 答えのない問題を話し合う中で気づくことも沢山あるから。 (最近だと某アニメの某キャラがなぜ人気なのかを本気で議論していた…) 「消費のクリエイティブ」という考えも面白かった。 確かに、お金持っている人がみんなして同じものを買ってるのってつまらないなって思ってた。 ブランドを盾にしているというか。 また後半の、今後の社会は立候補しなければ生きていくのが難しいというのはよく自分を省みなければいけないと思った。 インターネット的な話に戻るけど、いくらインターネットやSNSが発達しても、ずっと見る側でいては得られることが少ない。 情報はたくさん出したところの人に集まってくると最初の方にも書かれていた。 怖くても自分の考えを曝け出さなきゃ始まらない。だからこそこういう本の感想とか、小さいことでも続けていこう。 インターネット時代の予言もそうだし、少し離れたところではA.Iの話にも繋がるところがあると感じた。

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2021/06/12

20年前に書かれた内容に10年前に追記され、今出会った。20年前、インターネットがキラキラと皆の前に映っていた時に地に足ついた予測期待をされていたんだな。

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2021/03/13

■著者が扱っているメインテーマ ネット社会前後での変化とは? ■筆者が最も伝えたかったメッセージ 使うことの豊かさが育ちにくいネット社会だからこそ、 消費・遊びなどの体験をして消費のクリエイティビティを育てる 事が大事な時代となった。 ■学んだことは何か 生産するお金を稼ぐこ...

■著者が扱っているメインテーマ ネット社会前後での変化とは? ■筆者が最も伝えたかったメッセージ 使うことの豊かさが育ちにくいネット社会だからこそ、 消費・遊びなどの体験をして消費のクリエイティビティを育てる 事が大事な時代となった。 ■学んだことは何か 生産するお金を稼ぐことばがり考えて、 人勢の時間をそちらに重きをおいていると、 遊ぶ・消費する中でしか得られない人間の心の部分、人間味を育てる機会 消費のクリエイティブを育てる機会を失ってしまう。

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