インターネット的 の商品レビュー
久し振りに触れた糸井さんの作品。 高校時代から憧れていて、この本を読んで益々ファン度が上がる! 利益を「出す」事を目的とするのではなく、利益をどの様に「使う」のかを目標と出来る、ほぼ日の会社経営も羨ましく思う。 ただ、その糸井さんの思いを掲げられる次世代の経営者はいらっしゃ...
久し振りに触れた糸井さんの作品。 高校時代から憧れていて、この本を読んで益々ファン度が上がる! 利益を「出す」事を目的とするのではなく、利益をどの様に「使う」のかを目標と出来る、ほぼ日の会社経営も羨ましく思う。 ただ、その糸井さんの思いを掲げられる次世代の経営者はいらっしゃるのでしょうかね〜?そこら辺についても述べてもらいたかったかな…
Posted by
糸井重里さんがインターネットにまつわるビジネスや人々の行動について語ったもの。初出は10年ほど前ということであるが、現在の状況を言い当てていることもあり、今読んでも楽しめる。哲学的というか、本質は何であるかを軽やかに考えさせられる記述が豊富で、タイトルとは異なり、人付き合いとか、...
糸井重里さんがインターネットにまつわるビジネスや人々の行動について語ったもの。初出は10年ほど前ということであるが、現在の状況を言い当てていることもあり、今読んでも楽しめる。哲学的というか、本質は何であるかを軽やかに考えさせられる記述が豊富で、タイトルとは異なり、人付き合いとか、人と欲望の関係など、糸井さんの考えや価値観がうまく表現されていると思う。「息を吐き続けると、出し切ったところで自然と息が入ってくる」「飛行機がどうやって飛ぶかは知らなくても、それに乗ってどこかへ行くことはできる(=つまり、どこへ行くかが重要)」「位置(演歌)ではなく勢い(AKB)が価値の時代」「技術が発達し、便利になり、時間が節約できるようになったが、その分忙しくもなった。再び時短が価値となる時代が来る」「正義を振りかざして言論レイプ/ストーキングを続けざるを得なくなり、自分を嫌いになる」「立候補をしない人に、票は入らない」
Posted by
ヨガの呼吸で息を吐き続けると、出し切ったところで吸う息が自然に入るように、何かを吸い込むにはすべてを惜しまずに出し切らないといけない。というところはなるほどなと思った。
Posted by
この本は帯にもそう書いてあるとおり、2000年すぐにかかれたものでありながら、ことごとく2018年現在において通用する内容となっており全く古さも感じさせない、それだけ著者も書いてあるとおり当時からインターネット的な世界をよっぱらっていない状態で冷静に判断しており、その先見の明に驚...
この本は帯にもそう書いてあるとおり、2000年すぐにかかれたものでありながら、ことごとく2018年現在において通用する内容となっており全く古さも感じさせない、それだけ著者も書いてあるとおり当時からインターネット的な世界をよっぱらっていない状態で冷静に判断しており、その先見の明に驚かされっぱなしである。そして書かれている中で唯一(といってよいのではないかと思う)まだ来ていない「消費のクリエィティビディ」はこれからいよいよその方向に向かって行くのではないかという、期待と願望も込めてそう思う。またこの先の「ほぼ日」の進む羅針盤になっているのではないか。
Posted by
「驚き」を求めて本を読む若い自分には、新鮮味が感じられなかった(笑)それだけインターネットネイティブなのかもしれないな〜。インターネットの価値、思考の粘り強さと勘の鋭さはスゴイな、と感じた。ここまで見抜いてポジションを取れる人は中々いない。また読んで深く味わいたい。
Posted by
インターネットが広がる前から人の消費行動を追いかけていたトップランナーがインターネットに飛び込んだ時の本。インターネットで変わったこと、それでも変わらなかったもの。今後のサービスを考えたり、自分個人の立ち位置を考える上で必要なんだと思う。 クリエイティブな消費を生み出す人が、一人...
インターネットが広がる前から人の消費行動を追いかけていたトップランナーがインターネットに飛び込んだ時の本。インターネットで変わったこと、それでも変わらなかったもの。今後のサービスを考えたり、自分個人の立ち位置を考える上で必要なんだと思う。 クリエイティブな消費を生み出す人が、一人でも増えたらいいなと思う。
Posted by
とある方にオススメされた一冊。 初版は2001年、だけど帯にも書かれてるようにまさに予言の書。 当時から独自の目線で、ほどよく客観的にインターネットを見ていた糸井さんの視座がなんだか勉強になる。 また全体的にひらがなが多いためかやわらかくスムーズに読める一冊。 15年前にこんな...
とある方にオススメされた一冊。 初版は2001年、だけど帯にも書かれてるようにまさに予言の書。 当時から独自の目線で、ほどよく客観的にインターネットを見ていた糸井さんの視座がなんだか勉強になる。 また全体的にひらがなが多いためかやわらかくスムーズに読める一冊。 15年前にこんな感じで先を見れていた一方、今の糸井さんはどういう見え方で世界が見えてるのか気になるなぁ。
Posted by
帯には「予言の書」とあるけれど、おそらくこの本の価値は、糸井さんのものすごく生々しくて身体的で愛情にあふれた人間観が「インターネット」というツールと共に語られていることにあるのだと思う。
Posted by
非常に文系的な本。インターネット黎明期の1ユーザーの感想文。10年以上前に出版された本なのに、古さを感じさせないところが糸井さんのセンスか。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
インターネットの最大の価値である、取りあえず世の中に出してみよう、そしてそこから改善・アップデートしていこうという考え方、やり方を、世の中のあらゆることに逆輸入するという考え方である。 時代が変化しているので、とりあえず80%の出来だけど出してみよう、が許されなかった今までとは違い、インターネットの世界だけでは無く、リアルな世の中に浸透していくのかもしれないと思った。 そういう意味では新しい視点なのだと思う。
Posted by