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すべて真夜中の恋人たち の商品レビュー

3.5

612件のお客様レビュー

  1. 5つ

    103

  2. 4つ

    171

  3. 3つ

    192

  4. 2つ

    59

  5. 1つ

    12

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2024/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大人の恋 高校生の私は全く想像のできない恋のお話でした。 詳しく書いてあって読みやすかったです。 一人一人の考えの違いや世の中で生きてくことの大変さをかんじました。 冬子の恋は実らなかったとしても大きな経験になっていて三束さんの嘘は自分を傷つけていたとしても冬子にとっての幸せに貢献していて凄く考えさせられました。

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2024/10/09

〖未熟な大人が、愛のかけらをつまんでいく話。表現も綺麗だけれど……〗 なんとなく生に無気力な主人公。そのあまりにもは歯切れが悪く「陰キャ」な行動にイライラする読者もいるかもしれない。実際私も読んでてため息を着きたくなる場面もあった。その中でも印象に残っているのは、主人公が過去の...

〖未熟な大人が、愛のかけらをつまんでいく話。表現も綺麗だけれど……〗 なんとなく生に無気力な主人公。そのあまりにもは歯切れが悪く「陰キャ」な行動にイライラする読者もいるかもしれない。実際私も読んでてため息を着きたくなる場面もあった。その中でも印象に残っているのは、主人公が過去の友達と再開するシーン。それ以外は何だか曖昧で、あんまり記憶にない。お話をなんとか美しい表現でカバーしてる感じ。

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2024/10/09

30代陰キャの恋。 すごく純粋で、少しずつ進む展開がよかったが、普段ハキハキしてる人にはもどかしく感じるかもしれない。 女性同士のやり取りがリアルで、周りにこういう人いるわ〜という気持ちで読んだ。

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2024/10/05

時間をかけて大切に大切に読ませていただきました。 校閲の仕事をする主人公の冬子と同僚の女性、聖。それから冬子の気になっている異性。登場人物は少なめ。淡々とした生活が連綿と続く。けれども、その中に生きる人々の感情の機微が非常に丁寧に描かれているのを感じました。 明日からも前を...

時間をかけて大切に大切に読ませていただきました。 校閲の仕事をする主人公の冬子と同僚の女性、聖。それから冬子の気になっている異性。登場人物は少なめ。淡々とした生活が連綿と続く。けれども、その中に生きる人々の感情の機微が非常に丁寧に描かれているのを感じました。 明日からも前を向いて生きていけそうな、糧になってくれるような本でした。今年読んだ本の中で、個人的ベスト3位には絶対入りそうです。 もっと川上未映子さんの小説を読みたいです。

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2024/09/29

川上さんはかなり前に「乳と卵」を読んだことがあるのみだったので、詩情豊かで吸引力のある文章に驚かされた。問答無用で好きな文章だ。 駅で、冬子が振り返って三束さんを呼び止めるシーンが好き。静かなんだけど、胸の疼きが聴こえてきそうで。 冬子の想いが痛いほど共感できてしまって、苦し...

川上さんはかなり前に「乳と卵」を読んだことがあるのみだったので、詩情豊かで吸引力のある文章に驚かされた。問答無用で好きな文章だ。 駅で、冬子が振り返って三束さんを呼び止めるシーンが好き。静かなんだけど、胸の疼きが聴こえてきそうで。 冬子の想いが痛いほど共感できてしまって、苦しかった。自分も口下手だし、年上の男性に片思いをしているから、余計に胸が詰まった。

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2024/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文章がとても綺麗だった。 起承転結がよくわからず、ずっと同じペースで話が進んでいき、心地よかった。 最終的に三束さんと離れること、冬子の気持ちを想うとかなり辛かった。 早川さんに「あなたはもうわたしの人生の登場人物じゃない」と言われたのが心に残った 冬子はまだ貰ったセーターを持っていたのに

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2024/09/24

登場人物にあまり共感できなかったのもあって読むのに時間がかかってしまった 主人公にじれったいと思ったかな

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2024/09/21

言葉をなぞって目に浮かぶ情景が美しく儚い、ずっと誰かの夢を見てるみたいな小説。いちばん共感したのは聖で、常に強くないといけないのに弱くて、弱さゆえに傷つけたくない人ほど傷つける。

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2024/09/19

34歳のフリー校閲者、冬子の物語。 最初の方はなかなかすぐにお酒を飲む冬子に共感できなくて、ページを捲る手が進まなかった。けれど、最後、冬子の友人の聖が、冬子に放った言葉が、いまも刺さって、抜けない。 「安全なところからは出ないでおいて相手に気持ちを汲んでもらって」「それで小学生...

34歳のフリー校閲者、冬子の物語。 最初の方はなかなかすぐにお酒を飲む冬子に共感できなくて、ページを捲る手が進まなかった。けれど、最後、冬子の友人の聖が、冬子に放った言葉が、いまも刺さって、抜けない。 「安全なところからは出ないでおいて相手に気持ちを汲んでもらって」「それで小学生みたいなセンチメンタルにどっぷりひたって自分の欲望を美化して気持ちよくなってる」 私の中にも、確かに冬子がいた。自分自身の甘えについて、考える。

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2024/11/08

あんまり主人公に共感できなくて、なかなか感情移入出来なかった。街灯などの描写は好きだった。 (2.5)

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