Wonderful Story の商品レビュー
犬にまつわる、短編集。 犬好き必読。犬好きじゃなくても、十分に面白い。 気軽の読めた1冊でした。 伊坂さん、さすがです。
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犬が名前に入ってしまった人達の、犬のお話。 寓話的な最初の話。 探されたのは飼い犬ですが、では大黒柱は? 確かに言葉を喋って自力で行動できる大黒柱ですが 何だかものすごく悲しい気分です。 最初から、探されてませんし…。 こんな女いるいる、と思ってしまった2話目。 爽やか友情物...
犬が名前に入ってしまった人達の、犬のお話。 寓話的な最初の話。 探されたのは飼い犬ですが、では大黒柱は? 確かに言葉を喋って自力で行動できる大黒柱ですが 何だかものすごく悲しい気分です。 最初から、探されてませんし…。 こんな女いるいる、と思ってしまった2話目。 爽やか友情物語、の半分は、どろどろ親族(?)な話。 幸せにしてもらおう、と思っているから そうなってしまうのです。 大体、嘘は言ってはいけません、と 大人は子供に教育しているのに…。 最初にそんなフラグが! とな3話目。 いやでも確かにこの男とは別れた方が よろしいかと思われます。 その生活に満足しているなら、それはそれでいいですが 子供ができたら危険そう…。 いないままなら、どうにかなりそうです。 無口と言えば聞こえがいいが…な男が出てくる4話目。 彼の過去に何があって、これだけ喋れなくなるのか。 最後は何だかほんわりしてしまいましたが こんな状態になったりするのでしょうか? 人と違って、愛情を忘れる事はないと思いますが。 そして最後。 謎ばかりが残っています。 というのもありますが、じわじわとした恐怖も…。 何も分からないまま終わっているので 恐ろしい方向へと、想像力が描き立たされます。
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図書館より。 この手のアンソロジーは企画が好きなので、さらりと読了。 知ってる作家さんの作品が読めて嬉しい。
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内容(「BOOK」データベースより) 昔話でおなじみの犬もいれば、地名の由来になった犬もいる。はたまた、悪者が連れてきた犬もいるし、人のために働く盲導犬や、やたらと見つめてくる犬も…。犬にちなんだペンネームに改名(!?)した人気作家5人による犬をテーマにした5つの物語。 著者につ...
内容(「BOOK」データベースより) 昔話でおなじみの犬もいれば、地名の由来になった犬もいる。はたまた、悪者が連れてきた犬もいるし、人のために働く盲導犬や、やたらと見つめてくる犬も…。犬にちなんだペンネームに改名(!?)した人気作家5人による犬をテーマにした5つの物語。 著者について
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どれもテイストが違って、楽しめました。伊坂さん、やっぱり好きだなー。木下さんのいやーな雰囲気も良かったです。
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伊坂さん、貫井さん目当てで読み始めたけど 犬崎梢さんのがさわやかで良かったなぁ。 トシとってくると、 もやもや<すっきりになって来るんかなぁ。
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伊坂さんのイヌゲンソーゴが秀逸で、やっぱり好きだなと思った。 この本の企画趣旨も楽しくてすごくいい。
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5人の作家が犬をテーマに小説を書いています。 伊坂幸太郎が好きだから買ったけど、犬好きの人も読んでも面白いかも。 それぞれが短めなのですぐ読める。 犬に会いたくなる。
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犬をテーマとしたアンソロジー。作家さんたちの名前もなんだかどこかがおかしいぞ(笑)。ここまで徹底しちゃうとは愉快です。 お気に入りは伊坂幸犬郎「イヌゲンソーゴ」。どっかで聞いたような物語のオンパレードで、この物語はいったいどう流れるのかと読み進んだ末のあのオチ。笑えます。
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犬がテーマのアンソロジー 伊坂幸太郎目当てだったが、冒頭のそれがイマイチ。後はあまり読む気がしなくなった。 要するに読み手側が不調なんだな。再読を期して図書館返却しよう。
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