物語のおわり の商品レビュー
北海道を舞台に章ごとに様々な主人公達が入れ替わり物語が繰り広がっていきます。 北海道の情景模写も美しく書かれてあり北海道に行ってみたくなりました。 序章から心惹かれ読んでいましたが、章ごとに主人公が入れ替わり、章ごとに主人公がある悩みの渦中にいて、そんな状態で一つの共通した小...
北海道を舞台に章ごとに様々な主人公達が入れ替わり物語が繰り広がっていきます。 北海道の情景模写も美しく書かれてあり北海道に行ってみたくなりました。 序章から心惹かれ読んでいましたが、章ごとに主人公が入れ替わり、章ごとに主人公がある悩みの渦中にいて、そんな状態で一つの共通した小説がそれぞれの主人公の手に渡っていきます。 その手に渡った物語を主人公達が読み思考を深めていきます。 湊さんは所見の作家さんでありますがこの小説は素晴らしいなと思いました。 読後感が大変良く、最後の章は感動してしまい一気に読み上げてしまいました。 また湊かなえさんの著書を読んでみたいなと思います。
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さすが湊かなえだなぁ ちゃんと物語を完結させてる 最近(?)の湊かなえは良い どこかを舞台にするのもいいし、作品の内容もいいなぁ 北海道はいいのかなぁ ちょっと行ってみたいけど免許ないからなぁ 僕は南にばかり行きたがるけど北もいいのかな
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H27.12.21読了 湊かなえさんっぽくはない作品。 完成していない小説が色々な人の手に渡っていく。
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妹から借りて読了。 湊かなえ作品とは思えないほどスッキリとした読後感。 テーマも作品の舞台も他人事と思えず強いシンパシーを覚えました。 以後、作品の感想ではありません、悪しからず。 読了後すぐに別のツール(SNS)でレビューを書いた所、全然繋がりのない同じSNSのユーザーさ...
妹から借りて読了。 湊かなえ作品とは思えないほどスッキリとした読後感。 テーマも作品の舞台も他人事と思えず強いシンパシーを覚えました。 以後、作品の感想ではありません、悪しからず。 読了後すぐに別のツール(SNS)でレビューを書いた所、全然繋がりのない同じSNSのユーザーさんにレビューをコピペされました。 所々意図的に変えてある部分もあるけれど探さないと解らないレベルの小さな差異だし、作品の中には出てこない言い回しや表現がそのまま同じ使い方をされていたことと、レビューの構成自体も全く同じだったことから、影響されたとかのレベルではないと思われる。 初めての事にひたすらびっくりしました。 怒りは覚えないけれど、複雑な気持ちになったのは事実。 そもそもフォロワーさんの数が全く違うため、その人のいいねの方が断然多いのです。いいねの数は競っているわけではないので構わないのですが、要するに、後から私のレビューを読んだ人は私が真似したように感じるのではないだろうか、という事。 人に読んでもらうために書いているレビューではないけれど、真似して書いたと誤解されるのはとても嫌だなぁ、と。 どうにも釈然としないためこんな所で愚痴を言ってしまいました。 このレビューを読まれた方、お目汚しすみません。
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2015.12.14 湊さんの作品を読むのは5冊目くらいだったかな…? いつも人の、特に女性のザラザラした感じが耳に痛かったり心をえぐったりして、2回目が読みにくい印象があります。 今回はまず、舞台が北海道。うれしい。← 今の自分と近い境遇のひとがいて、ほかにもいろんなひと...
2015.12.14 湊さんの作品を読むのは5冊目くらいだったかな…? いつも人の、特に女性のザラザラした感じが耳に痛かったり心をえぐったりして、2回目が読みにくい印象があります。 今回はまず、舞台が北海道。うれしい。← 今の自分と近い境遇のひとがいて、ほかにもいろんなひとがいて、その手を渡りながらそれぞれが物語の続きを、それぞれの状況や想いで描いていくのは面白かったです。 ただ、うーん、私は、その*答え*は要らなかったかな… それぞれの読み手のその先も、結局は想像するだけですし… 読むタイミングで自分の結末がどう変わるかも楽しみかなぁなんて思ったりもして… 結末をぼやかすことが是、というわけではないですが、この本に関しては、わからないほうがよかったなぁと。*答え*として書かれていたものも、誰かの想像のひとひらであったほうが、お付き合いの続きそうな本だなと感じました。
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心温まる湊かなえさんの作品。一つの物語についていろんな人の捉え方があって面白かった。うん。こういう湊さんの作品もいい。 読書の醍醐味を味わえるっていうかそんな感じ。北海道行きたーい!旅したーい!
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(2015/12/2読了) 映像化までされた「告白」が私には合わなかったので、湊作品は手に取ることはなく。その後何度か湊さん自身をテレビで拝見し、その人となりに興味を抱き、アンソロジーで何作か短編を読んだところで、この作品を推しているサイトを見て、読んでみることにしました。 星5...
(2015/12/2読了) 映像化までされた「告白」が私には合わなかったので、湊作品は手に取ることはなく。その後何度か湊さん自身をテレビで拝見し、その人となりに興味を抱き、アンソロジーで何作か短編を読んだところで、この作品を推しているサイトを見て、読んでみることにしました。 星5つはおまけ。4.5ってところでしょうか。 8編の連作短編集。。。連作短編集は好きな構成で、その上繋がりをもたせているのは小説。引き込まれるように読み上げてしまいました。 また他の白湊作品を読んでみたいと思います。 (内容) 妊娠三ヶ月で癌が発覚した女性、 父親の死を機にプロカメラマンになる夢をあきらめようとする男性…… 様々な人生の岐路に立たされた人々が北海道へひとり旅をするなかで 受けとるのはひとつの紙の束。 それは、「空の彼方」という結末の書かれていない物語だった。 山間の田舎町にあるパン屋の娘、絵美は、 学生時代から小説を書くのが好きで周りからも実力を認められていた。 ある時、客としてきていた青年と付き合い婚約することになるのだが、 憧れていた作家の元で修業をしないかと誘いを受ける。 婚約を破棄して東京へ行くか、それとも作家の夢をあきらめるのか…… ここで途切れている「空の彼方」という物語を受け取った人々は、 その結末に思いを巡らせ、自分の人生の決断へと一歩を踏み出す。 湊かなえが描く、人生の救い。 (目次) 空の彼方 過去へ未来へ 花咲く丘 ワインディング・ロード 時を超えて 湖上の花火 街の灯り 旅路の果て
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湊さんの作品を二冊続けて読んだ。最初に『絶唱』次にこちらを。 『山女日記』を読んだ感想と通じるものがある。 読後感は爽やか、ふんわり優しい。それから人との絆、心の繋がりを描いているという共通点。 読んでいて、分かりやすく、情景も浮かべやすく、自分ならば…とあれこれ対峙しながらたの...
湊さんの作品を二冊続けて読んだ。最初に『絶唱』次にこちらを。 『山女日記』を読んだ感想と通じるものがある。 読後感は爽やか、ふんわり優しい。それから人との絆、心の繋がりを描いているという共通点。 読んでいて、分かりやすく、情景も浮かべやすく、自分ならば…とあれこれ対峙しながらたのしく読み進められた作品です。 ある夢を抱きながらも自由に羽ばたけない女性が主人公の一つの物語ー が、北海道の大地を背景にたまたまのご縁繋がりで人から人へと渡り、それを読んだ人が自分と重ね合わせながら、物語の続きを思い巡らす。。夢と現実のギャップに行き詰まりかけている人達です。そうこうして、この物語の本当の主人公と深い繋がりのある人のもとへ辿り着き…⁈ 読み手は、本当の続きをラストに来て知ることが出来る安堵感もプレゼントしてもらえて(笑) 色んな世代の人たちに受容されるはず…この物語は人の話しであって何処かに私が居るのだから。
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短編集 登場人物の個性が際立っていて惹きつけられる 終活をなんとなく意識させられた うだうだ悩んでいても答えは自分が知っている
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結末の書かれていない物語が、 人から人へと手渡されていく。 受け取った人たちは、 ある人は主人公の立場で、またある人は親の立場で、 あるいは恋人に立場で・・・と自分の物語として結末を考え始める。 そう、小説というのは不思議なもので 自分に今必要な言葉やメッセージを、 読み手が話の...
結末の書かれていない物語が、 人から人へと手渡されていく。 受け取った人たちは、 ある人は主人公の立場で、またある人は親の立場で、 あるいは恋人に立場で・・・と自分の物語として結末を考え始める。 そう、小説というのは不思議なもので 自分に今必要な言葉やメッセージを、 読み手が話の中から必ず見つけ出してくるのだ。 だから同じ物語だって、受け取り方や共感できる部分は人それぞれ。 北海道の大自然の中で、自分の生き方を再び見つけて行く主人公たち。 そのきっかけとなったこの未完の物語は、 きっと幸せな結末を迎えるストーリーに違いない。
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