でーれーガールズ の商品レビュー
設定がちょっと、到底共感できない。 友情の眩しさの犠牲になった淳くん。 人が死んだり、熱い気持ちが描かれると大体涙は出るけど、だからって感涙と言うのもなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
岡山の女子高に通う、マンガを書くのが大好きな鮎子と、 ちょっとヤンキーっぽいかっこよさを持つ武美。 正反対の二人は、鮎子の描くマンガを通じて親友になったが、 ある出来事をきっかけに連絡は途絶えてしまっていた。 時は経ち、今や売れっ子の漫画家になった鮎子の元に高校の記念式典での祝辞を依頼する1通の葉書が届く。その差出人は、、、 最後はちゃんと二人の友情がもう一度上手く復活するところを書き切ってほしかったので、オチが納得いかないなぁ。
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高校時代の友情が、再会という形で甦る。 大切な友情と思い出。 懐かしさと思い出や友情のあたたかさが心に染みる。 2016.12.9
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内容紹介 漫画家の小日向アユコ(本名・佐々岡鮎子)は30年ぶりに高校時代を過ごした岡山県にやってきた。母校の女子高で講演会をするためだ。 講演会前々日、この機会にと高校の同級生たちが同窓会を開いてくれた。そこでアユコは30年ぶりに親友の武美と再会する。武美は母校の教師になっていた...
内容紹介 漫画家の小日向アユコ(本名・佐々岡鮎子)は30年ぶりに高校時代を過ごした岡山県にやってきた。母校の女子高で講演会をするためだ。 講演会前々日、この機会にと高校の同級生たちが同窓会を開いてくれた。そこでアユコは30年ぶりに親友の武美と再会する。武美は母校の教師になっていた。アユコを招いたのも武美だという。実は30年前、アユコと武美には忘れられない思い出があった。 1980年、岡山――。東京から引っ越してきたばかりの佐々岡鮎子はクラスに友達がいない。心の支えは、かっこよくてギターもうまい大学生の彼、ヒデホくんだった。ところが、二人を主人公に描いた恋愛マンガを、クラスの秋本武美に見られてしまう。美人で勝気な武美に、鮎子はいつもからかわれていたのだ。しかし、武美は物語の続きを読みたがって……。かけがえのない友だちに会いたくなる、感動の物語。 内容(「BOOK」データベースより) 一九八〇年、岡山。佐々岡鮎子は東京から引っ越してきたばかり。無理に「でーれー(すごい)」と方言を連発して同じクラスの武美に馬鹿にされていた。ところが、恋人との恋愛を自ら描いた漫画を偶然、武美に読まれたことから、二人は急速に仲良しに。漫画に夢中になる武美に鮎子はどうしても言えないことがあって…。大切な友だちに会いたくなる、感涙の青春小説。 著者について 1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館に勤務後、キュレーターとして独立。2003年にカルチャーライターとして執筆活動を開始。05年に共著で『ソウルジョブ』を上梓。06年、『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞、小説家としてデビュー。『本日は、お日柄もよく』『風のマジム』『小説 星守る犬』『まぐだら屋のマリア』など多数。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 原田/マハ 1962年東京都生まれ。関西学院大学、早稲田大学卒業。伊藤忠商事、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務後、キュレーターとして独立。2005年『カフーを待ちわびて』で第一回日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で第二十五回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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目の前のことが一番大事で 自分の思ってることが みんなも思ってることだと思ってた まっすぐに自分を信じてたから まっすぐに裏切られることなんて予想しなかった だから突っ走ることが出来たんだと思う 本当にあっという間の三年間だけど その三年間が 今後の数十年を支えになることなん...
目の前のことが一番大事で 自分の思ってることが みんなも思ってることだと思ってた まっすぐに自分を信じてたから まっすぐに裏切られることなんて予想しなかった だから突っ走ることが出来たんだと思う 本当にあっという間の三年間だけど その三年間が 今後の数十年を支えになることなんて あの頃の私は知らなかった なんてキラキラした毎日だったんだろう なんてふわふわした毎日だったんだろう みんなあの頃は確かに16歳だった 16歳の自分に合わせてくれた一冊。 しかしやはり最後…参りましたー。
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定期的読みたくなる原田マハ、最高の清涼剤だな(笑) 岡山弁、いい感じで雰囲気でてる。世代も被るから、懐かしさも全開! ほんま、マハは外れがない(^-^)/ しかし、女子高生は、結構ちょいエロい事、毎日考えてんやな(笑) 高校ときにそれ知ってたらなーー(笑)
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主人公と同年代だけに、 恥ずかしくなるくらいその時代を理解できてしまった。 10代はまぶしい。 あの頃の温度と色と匂いを本当に手にとるように思い出すことができるもの。 皆が思い思いのことを書き込むノート。 妄想彼氏は 神大の学生でバンドやってて、メンソールの煙草を吸う。 も...
主人公と同年代だけに、 恥ずかしくなるくらいその時代を理解できてしまった。 10代はまぶしい。 あの頃の温度と色と匂いを本当に手にとるように思い出すことができるもの。 皆が思い思いのことを書き込むノート。 妄想彼氏は 神大の学生でバンドやってて、メンソールの煙草を吸う。 もう、わかりやす過ぎる。 はずいぃ。。。 最後はちょっともやもやしてしまったけれど、 でーれーよかった。(この使い方でいいのか!) 最後、きちんとスピーチが聞きたかったよ。
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岡山をいろいろ感じれて懐かしい気持ちやふふっとなれる。青春時代の葛藤を感じられた。登場人物にあまり魅力を感じられず少し残念。
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1980年代に高校時代を過ごした女性漫画家が、ある日、母校の岡山にある女子高から、創立記念の講演会を依頼される。久々に岡山に戻った主人公。そこで走馬灯のように蘇ってきた高校時代の自分、そして友人たちとの思い出や出会いの数々。著者の原田マハさんの過ごした高校時代=岡山への思いも、温...
1980年代に高校時代を過ごした女性漫画家が、ある日、母校の岡山にある女子高から、創立記念の講演会を依頼される。久々に岡山に戻った主人公。そこで走馬灯のように蘇ってきた高校時代の自分、そして友人たちとの思い出や出会いの数々。著者の原田マハさんの過ごした高校時代=岡山への思いも、温かく込められている一作。2015年には映画化もされているとのこと。映像となった作品も観てみたい。
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◎懐かしの岡山の風景、再会が思い出させるのは青春真っ盛りの友人との思い出。 漫画家の小日向アユコは母校の記念事業講演会に呼ばれ、故郷岡山に戻る。同窓会で再会したのは一番仲の良かった武美。岡山の街を歩いていると思い出す昔の高校生活。 アユコは転校生で、武美に最初にバカにされたけど...
◎懐かしの岡山の風景、再会が思い出させるのは青春真っ盛りの友人との思い出。 漫画家の小日向アユコは母校の記念事業講演会に呼ばれ、故郷岡山に戻る。同窓会で再会したのは一番仲の良かった武美。岡山の街を歩いていると思い出す昔の高校生活。 アユコは転校生で、武美に最初にバカにされたけど、漫画を見られて意気投合していろいろ話すようになる。 しかしその漫画の内容で、武美に負い目を感じるようになる。その負い目は高校卒業まで話せないでいるのだが・・・ 夕日の橋の欄干や地下道や、喫茶店や岡山の風景。いろんな情景が思い浮かぶようで思わず、彼女たちの高校生活に感情移入。そこで起こる葛藤や期待、それが交錯する場面ですらも思い浮かぶようで、それだけに、最後の結末には残念なのだけれど、感動した。 タイトルは劇中でアユコが書いたデビュー作。 きっと昔「でーれーでーれー」って言ってた頃が本当に本当に楽しくて、そのタイトルにしたんだろうな。(って本編をちゃんと読めばそうなんだな、ってよくわかるんですけど。)
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