でーれーガールズ の商品レビュー
女子高校生青春小説は辛いものがある。 岡山もよく知らないのでいまいち入り込めなかった。確かにウルっとくる場面はあり、楽しめた。 映画化されていることも知らんかった。
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有名漫画家の鮎子が主人公 母校である高校の記念講演を依頼され岡山へ 高校時代と現代の話が交互に語られる 話の展開がうまかったです 解説を読むと、どうやら著者の高校が舞台だとか 実体験も多く盛り込まれているのかな?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
そうか、解像度が高いってのが自分に刺さる小説のひとつの形なんだ。いやこんなことありえないんちゃう?と思いながらも、伏線の存在に気がつきながらも読み進めさせられたのは、岡山弁と固有名詞が作り出す異世界感=解像度のなせる技なのか。鶴見橋には行かねば。「恋を失った」という表現がすごく良かった。失恋=フラれること、と考えていたけれど、2人で作ってく恋っていうのを失うのが失恋なんだ。高校生の物語を読んで自分の高校時代を思い返すことがなかったのも不思議。女子校の話だったからかな。
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友情を描いた小説。マンガを描くことが好きな鮎子は空想の人物、ヒデホを描く。それを本気で信じてしまった武美…鮎子のずっと嘘をつき、言わなきゃと思いつつも武美に言えない…それは苦しい時間だったろう。最後、武美が心筋症で急逝したと知った時は、唖然とした。母校の講演会を成功させることを楽...
友情を描いた小説。マンガを描くことが好きな鮎子は空想の人物、ヒデホを描く。それを本気で信じてしまった武美…鮎子のずっと嘘をつき、言わなきゃと思いつつも武美に言えない…それは苦しい時間だったろう。最後、武美が心筋症で急逝したと知った時は、唖然とした。母校の講演会を成功させることを楽しみに働いていた武美。最後、鮎子の講談する時の気持ちを考えると感動した。
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岡山の高校生の青春。 主人公が創った男性が登場するマンガを通して友達になり、でーれーガールズになる。 最後に二人が再会できてよかった。 後半は胸が苦しくなる物語。
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青春。 あの頃に戻りたい。 振り返ってみると、不思議とどんなこともキラキラしてたなぁって。 その時その時の時代を精一杯生きたいと、改めて思わせてくれた作品でした。
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読んでいるのは鮎子と武美の物語なのに、教室や制服の描写からわたしが思い出すのは、他でもないわたしの学生生活でした。思い出すと叫んでしまいたくなるほど恥ずかしくって、胸の奥がきゅーっとなってなんだか泣きたくなっちゃうようなこともついでに沢山思い出しました。たくさん、たくさん今の私を...
読んでいるのは鮎子と武美の物語なのに、教室や制服の描写からわたしが思い出すのは、他でもないわたしの学生生活でした。思い出すと叫んでしまいたくなるほど恥ずかしくって、胸の奥がきゅーっとなってなんだか泣きたくなっちゃうようなこともついでに沢山思い出しました。たくさん、たくさん今の私をつくる出来事があったんだな。あの頃の自分に会えた気がして、胸が熱くなりました。
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高校時代に喧嘩別れした友との事を思い出した。 今でも心残りで、あの時ちゃんと言葉にして伝えれば良かったなと思う後悔がいっぱいだ。 でも松岡修造も言ってたけど、 過去を思うと怒りが生まれて、未来を思うと不安が生まれる。だから今をしっかりと生きる。 そんな感じに思えた本でした。
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私学生時代ちょっと岡山にいたので、電車とか表町とか懐かしいです。大手まんぢゅう、好きだったなぁ。 デーレーって岡山弁思い出した。あんまりよい思い出がなかった土地だったけどこうして振り返ってみれば、だからこそ私福祉や心理の仕事している原点がここにあるように思う。
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27年後の現代の自分と、女子高生の淡い思い出を併せて描くことで瑞々しい青春時代を鮮やかにしてくれる。 売れっ子漫画家の設定をもっと活かして欲しかったのと、親友の唐突の死の展開に違和感を感じつつも感涙してしまう。 空想のボーイフレンド、ヒデホ君の存在を親友の武美に信じ込ませるところ...
27年後の現代の自分と、女子高生の淡い思い出を併せて描くことで瑞々しい青春時代を鮮やかにしてくれる。 売れっ子漫画家の設定をもっと活かして欲しかったのと、親友の唐突の死の展開に違和感を感じつつも感涙してしまう。 空想のボーイフレンド、ヒデホ君の存在を親友の武美に信じ込ませるところにも無理を感じました。 岡山を、そして1980年代を経験した人には格別のノスタルジーを感じそう。
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