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特殊清掃 の商品レビュー

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29件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2024/02/22

特殊清掃などYouTubeでも見ることもあったが、内容的には様々な特殊清掃の様子ややりとりが描かれている。ただ、もう少しその請負った時の心情やその時の依頼した方達の事もしれた方が良かったかな? たくさんのパターンがあったけど、どれも淡白な内容だったので、奥深い部分も知りたかった。...

特殊清掃などYouTubeでも見ることもあったが、内容的には様々な特殊清掃の様子ややりとりが描かれている。ただ、もう少しその請負った時の心情やその時の依頼した方達の事もしれた方が良かったかな? たくさんのパターンがあったけど、どれも淡白な内容だったので、奥深い部分も知りたかった。 ただ、内容はとても読みやすかった!

Posted byブクログ

2024/01/30

少なくとも私のまわりには映画『ヘドローバ』を観た人は私を除いていません。怪しげな新興宗教の信者に住まわせているアパートで自殺者が出るとそれを片付けるまさに特殊清掃人が描かれていました。誰にも薦めたくないほど不愉快極まりない作品で(すみません)、本作を読む前はあんな世界を想像してい...

少なくとも私のまわりには映画『ヘドローバ』を観た人は私を除いていません。怪しげな新興宗教の信者に住まわせているアパートで自殺者が出るとそれを片付けるまさに特殊清掃人が描かれていました。誰にも薦めたくないほど不愉快極まりない作品で(すみません)、本作を読む前はあんな世界を想像していました。 でもこの著者は亡くなった人に敬意を払っているのがわかります。凄絶な最期を迎えたであろう人の尊厳を守る。昨年観た香港映画『星くずの片隅で』の1シーンを思い出しました。 人はいつ死ぬかわからない。「ありがとう」の気持ちを大切に。 映画『ヘドローバ』→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/50b683d557d43f10c6aa2c2b7611ae7e 映画『星くずの片隅で』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/42f9cd139550bd03fedd17280ba1f450

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2023/08/23

499 「他人の不幸を真に気の毒に思わず、他人の幸せを真に喜ばず」 それが、私の本性なのだ。   しかし、他人の喜びを自分の喜びとし、他人の悲しみを自分の悲しみとするような人間に憧れもある。ほんの少しでいい、死ぬまでにはそんな人間になってみたいと思う。   他人の痛みを自分の胸...

499 「他人の不幸を真に気の毒に思わず、他人の幸せを真に喜ばず」 それが、私の本性なのだ。   しかし、他人の喜びを自分の喜びとし、他人の悲しみを自分の悲しみとするような人間に憧れもある。ほんの少しでいい、死ぬまでにはそんな人間になってみたいと思う。   他人の痛みを自分の胸の痛みとする。 それが、人がきれいに生きるためのコツのように感じる。 故人の仕事は、建築工事関係の個人自営。 仕事ぶりは真面目だったものの、無類のギャンブル好きだった。 当初は小遣いの範囲で遊んでいたものが、収入が減るにつれて小さな借金を繰り返すようになる。 ある不動産管理会社から自殺腐乱現場の見積り依頼がきた。 場所は、一般には高級住宅街と言われる地域。 中年男性の首吊り自殺だった。自殺の理由は借金苦。 管理会社の担当者に聞くまでもなく、部屋に散乱していたクレジット会社や消費者金融からの請求書で、それは容易に察することができる。 自分は、目に見えるものばかりを追い求め、目に見えないものを 蔑ろにしていないか。 目に見えるものだけを信じて、目に見えないものを疑っていないか。 いつまでたっても何をやっても変われないのは、目に見えるものが自分に足りないせいだと思っていないか。 私は、愛する人を失った遺族が故人と別れる場面に何度となく立ち会ってきた。そして、多くの遺族が「ありがとう」と「ごめんなさい」と亡骸に言葉をかける姿を見てきた。 また、自分が最期のときを悟ったときに何を思うだろうかと想像すると、やはり感謝と謝罪の念……「ありがとう」と「ごめんなさい」が頭に浮かぶ。 その理由はよくわからないけれど、最期はそれに尽きるような気がしている。   しかし、臨終間際や相手が死んでしまってから気づいたのでは手遅れ。 やはり、お互いに生きているうちに、分かち合いたいもの。だから、勧めたい。 家族や身近な人に「ありがとう」「ごめんなさい」を言う勇気とプライドを持つことを。小さなことにもそう思える、謙虚な感受性を育むことを。 死体とは「将来の自分」であって、「自分がかならずそうなる」ものである。それがイヤだということは、じつは本当の意味で、「自分とまだ折り合いがついていない」人なのである。自分自身と折り合えなかったら、他人と本当には折り合えるはずもない。現代人とは、そういう人たちだから、じつははなはだ付き合いにくいのでる。

Posted byブクログ

2023/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ちょっと文章が読みにくかった 特殊清掃の大変さや著者の気持ちや考え方が書かれたブログを書籍化したもの 生きることや死ぬことについて時々でも考えようかなぁと思う

Posted byブクログ

2022/11/15

経験したことがない事実を たくさん知ることができて参考にはなったが、 想像以上、と言うインパクトはあまりなかった。

Posted byブクログ

2022/11/06

読みやすくスルスル読めた。最後の養老孟司先生の解説もまた素晴らしい。死についての折り合いがついていない、なるほどと思う。

Posted byブクログ

2022/02/21

2022.01.23 パパッと読了。 この手の本が好きなのでよく読むが、写真もなく、インパクトは弱め。 特殊清掃を通して見てきた、筆者の生と死に対する観念や哲学が入るのがクドく感じた。

Posted byブクログ

2021/07/04

Kindleアンリミテッドで出会った本。何から連想してこの本に来たんだったか忘れてしまったが、新しい知識をたくさん得られた本であった。 特殊清掃の方に対応いただくことがないように事前に準備しないといけないな、と書いてみたが、これは孤独死ならまだ対策できても突然の事件・事故ならどう...

Kindleアンリミテッドで出会った本。何から連想してこの本に来たんだったか忘れてしまったが、新しい知識をたくさん得られた本であった。 特殊清掃の方に対応いただくことがないように事前に準備しないといけないな、と書いてみたが、これは孤独死ならまだ対策できても突然の事件・事故ならどうしようもないしな…。

Posted byブクログ

2021/11/26

今まで考えたこともなかったが、絶対に誰かがやらないといけない死体処理という仕事について知ることができ衝撃が大きかった。様々な職種の人が存在しているから不自由なく生きることができているんだと改めて考えさせられました。

Posted byブクログ

2021/04/30

死生観について考えさせられる本。 作者が仕事を通じて、多くの人の死に携わってきた中で、悟った事が書かれている。 人はみんな死に向かって進みながら生きており、そのタイミングがいつ訪れるかは人それぞれである。 最愛の人と一緒にいれる事は、当たり前の事じゃないと再認識した。

Posted byブクログ