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神様の裏の顔 の商品レビュー

3.7

97件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    46

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2019/02/23

第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。神様と称えられた元教師が亡くなり,その通夜が行われる。故人の娘である喪主を初め,教え子,ライヴァル教師,近所の老婦人ら何人かが交互に物語を紡いでゆく。故人についての記憶を思い返していくと,おや,彼は実は犯罪に手を染めていたのではないかという疑惑...

第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。神様と称えられた元教師が亡くなり,その通夜が行われる。故人の娘である喪主を初め,教え子,ライヴァル教師,近所の老婦人ら何人かが交互に物語を紡いでゆく。故人についての記憶を思い返していくと,おや,彼は実は犯罪に手を染めていたのではないかという疑惑が浮かんできて…。仰天の結末。藤崎翔氏は元コメディアンで,なるほどその出自を伺わせるサービス満点のストーリー展開になっている。

Posted byブクログ

2019/01/09

内容紹介転載 神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。 清廉潔白な人がもし極悪人だったら・・・。ニュースでも「そんなことする...

内容紹介転載 神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。 清廉潔白な人がもし極悪人だったら・・・。ニュースでも「そんなことする人には見えなかった」なんてコメントを見る事がありますが、聖人のような人にもう一つの顔があったら、ギャップの問題でより悪人に思えたり・・・。 何を書いてもネタバレ必至です。映画化しやすそうな本です。

Posted byブクログ

2018/11/23

元校長の通夜に集まった人たちの回想、会話から大きな事件の疑惑、真相につながる。 中盤からは特に勢いで読んでしまった。 最後に判明する多重人格設定も意外性が強く、とても面白かった。

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2018/11/18

善人だった故人の裏の顔を探る物語。 第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。 一 読経 二 焼香 三 法話・喪主挨拶 四 通夜ぶるまい 五 控室 教師の鑑であった坪井誠造の通夜に集まった関係者。 父を尊敬してきた長女・晴美、父に背いてきた次女・友美、同じ教師で坪...

善人だった故人の裏の顔を探る物語。 第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。 一 読経 二 焼香 三 法話・喪主挨拶 四 通夜ぶるまい 五 控室 教師の鑑であった坪井誠造の通夜に集まった関係者。 父を尊敬してきた長女・晴美、父に背いてきた次女・友美、同じ教師で坪井と反目しながらも尊敬してきた根岸、教え子の斉木と鮎川、ご近所の高村、店子の寺島。 それぞれが思い出を語るごとに、自分の周りで起こった不可解な事件・事故が、坪井誠造の関与を浮かび上がらせていく。 果たして神様に裏の顔があったのか? 早い段階から展開は読めます。 最後にもうひとひねりするか、疑念を残すような終わり方がよかったかな。

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2018/11/03

ダブルどんでん返しの痛快作品だ  とても楽しく、二時間ほどの一気読みがあっという間だった。軽いタッチが心地良く、オチの粗さも目立たない。うまく計算されてるなぁって感じ。

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2018/04/25

本を読んでいるというよりも、 どこか、劇を観ているような感覚でサクサク読めました。 なので、 「読書」としては少し物足らなさを感じたけど 最後まで面白く読めました。

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2018/01/08

騙された!最後の最後まで騙された。 色んな登場人物目線で話が進んでいくのを読者は登場人物同士の気持ちの変化をわかったうえで読めるのが面白い。

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2018/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんでん返しのどんでん返しで面白かったな。坪井先生へのみんなの気持ちが一斉に変わっていき、そしてまた一つのきっかけで一斉に変わっていく様。晴美=友美ってところがちょっとアレだけど、でも全体を通してユーモアにあふれていて面白かった。

Posted byブクログ

2017/10/14

2017/10/15完 面白かった。 二転三転、最後にドカンと驚かされた、 えっ?うそっ?へーえ。。。。という展開。

Posted byブクログ

2017/09/14

201.9.13読了。 中盤でマジか...とハラハラしながら読み進め、終盤では全く予想できなかった。

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