1,800円以上の注文で送料無料

世界から猫が消えたなら の商品レビュー

3.5

871件のお客様レビュー

  1. 5つ

    151

  2. 4つ

    261

  3. 3つ

    248

  4. 2つ

    85

  5. 1つ

    32

レビューを投稿

2014/10/09

読みやすいし素直に面白かった。映画好きなら洋画のタイトルがいくつか出てくるからワクワクするし、猫好きなら猫のあるあるの行動にクスりときてしまう。物の存在意義(とくに携帯電話)をよく考える自分にとって答えを出してくれた本である。

Posted byブクログ

2014/10/07

泣けた‼︎ ‥のですが、いまいち期待以上の新たな発見が出来ず星3つ。 絶賛の声を多々聞いていたので、色々と読み落としがあるのかもしれません。 映画も見て補完出来れば良いなー。

Posted byブクログ

2014/10/07

涙、涙、涙! 実際、自分がこうなるかわからない。 何かを得るためには何かを失わなければならない。 当たり前のことが、やはり本当には理解できてないんだなぁと思わされました。

Posted byブクログ

2014/10/06

サクサク読めるけど、あたたかいお話。あたりまえだけど大事なこととか、ささやかだけど失いたくないものとか、そういうものの大切さをかみしめたくなる本でした。本が苦手な人におすすめしたくなった。

Posted byブクログ

2014/10/06

郵便屋さんの話と知って即読んだ。 こういう涙を誘うためのお話読みたい気持ちだったのでとても満足。もののみごとに引っかかって一気読み。 郵便配達屋さんの制服が違ってたのはこれはきっとこの国のお話じゃないからだということにする。

Posted byブクログ

2014/10/04

何かを得るためには何かを失わなければならないをテーマにゆっくりと死ぬことを受け入れていくお話です。 途中、猫のキャベツや陽気な悪魔がその独特な喋り口調で深刻そうな話をラフに装飾しているので、全然暗くはなりません。最後の自転車で漕ぎ出すのも余韻を残してくれる終わり方でした。 全編...

何かを得るためには何かを失わなければならないをテーマにゆっくりと死ぬことを受け入れていくお話です。 途中、猫のキャベツや陽気な悪魔がその独特な喋り口調で深刻そうな話をラフに装飾しているので、全然暗くはなりません。最後の自転車で漕ぎ出すのも余韻を残してくれる終わり方でした。 全編通して思ったことは、大事なものは失ってから気付くといく教訓と私たちが忘れているような些細な物事の本質を突いてくるような作品だったということ。一度は考えたことがあるけど、忘れてしまったことを思い出しながら読めました。 最後に、この本のなかで好きな一文をあげるとすれば「私、悲しい結末の映画を観ると、必ずもう一回観直すことにしているの。何故だか分かる?」です。早く宮崎さんの声で聴きたいです。

Posted byブクログ

2014/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

世界から僕が消えたなら。 読み始めた日には、知人が突然にもう会えなくなってしまうなんて思ってもいなかったんだ。 ある日、悪魔が現れて言う。 明日、あなたは死にます。 世界から一つだけモノを無くしましょう。一つにつき一日、あなたの寿命を延ばします。 そして僕は世界から時計を無くし、映画を消した。 「次は、猫を消しましょう」 足元を付きまとう猫、死んだ母が大切にしていたキャベツが僕を見上げる。 悪魔と、キャベツと、僕の奇妙な一週間。 世界から何か一つが消えても、特に何もなかったかのように世界は進む。 誰かが突然にいなくなっても、世界では日常が回り続ける。 そして、突然の焼失は誰の身にも起きうる。 やり残したもの、やりたかったもの、できなかったもの、それらはすべて過去形だ。 だから、したいこと、やりたいもの、できるもの、現在形のうちにやっておかなければいけないのだ。 そして、突然にいなくなっても、他の人の心に残るだろうか。

Posted byブクログ

2014/10/03

2013年の本屋大賞に選ばれていたのと、タイトルにかなり惹かれたのとで、前々から読みたいと思っていた作品。 佐藤健主演で映画化されるというのも聞いて、かなり期待して読みました。 ごく普通の郵便配達員として働く、愛猫と2人暮らしの僕。ある日突然、脳腫瘍で明日にも死ぬかもしれないこ...

2013年の本屋大賞に選ばれていたのと、タイトルにかなり惹かれたのとで、前々から読みたいと思っていた作品。 佐藤健主演で映画化されるというのも聞いて、かなり期待して読みました。 ごく普通の郵便配達員として働く、愛猫と2人暮らしの僕。ある日突然、脳腫瘍で明日にも死ぬかもしれないことを宣告される。絶望的な僕の前に、自分とそっくりな姿の「悪魔」が現れ、こう告げる。世界から1つ、ものを消すごとに、僕の命が1日伸びるのだと。そして僕は、ものを消して生きることを選んだ。 正直、少し拍子抜けした。物足りないなあ…という感じ。もっと読み応えがあってカタルシスを味わえると思って読んだら、全然無かった。さらっと一気に読めてしまう。個人的にはあまり好きではないかな。。。 設定から展開からファンタジーですね。内容はそんなに詰まっていないけれど、メッセージ性はすごく高いと思う。作者の言いたいことがはっきり伝わってくる。その点はストレート。そしてすごく良いこと言ってる、言ってるんだけど、ガツンと心に響かせてくる感じではないので、読み終わったあとの心地いいかんじがあまりない。本の帯に書かれていた角田光代さんの「小説だが、むしろ哲学書なのではないかと思えてくる。」が私には割としっくりきました。複雑さがあまりない分、実写化したらなかなかいい感じになる気がする。作者の川村元気さんは、映画のプロデューサーなのだと知って、少し納得。 タイトルは謎めいてるけれどかなりあっさり読めてしまうので、本をあまり読まない人にもおすすめできそう。 うん、やっぱりタイトルはすごい好きだなあ、響きとか。

Posted byブクログ

2014/10/02

読みやすく、映像が頭に浮かべやすい。 どれだけ考えても正解がない気がするから、主人公の決断でいいのだと思う。 ちなみに。 猫(動物全般)がいない世界なんて、生きててもさみしいだけだなと個人的には思う。 私たちが彼らを生かしてるのではなく、彼らが私たちを側にいさせてくれているだけ...

読みやすく、映像が頭に浮かべやすい。 どれだけ考えても正解がない気がするから、主人公の決断でいいのだと思う。 ちなみに。 猫(動物全般)がいない世界なんて、生きててもさみしいだけだなと個人的には思う。 私たちが彼らを生かしてるのではなく、彼らが私たちを側にいさせてくれているだけ、その通りだ。

Posted byブクログ

2014/10/02

電車の中で一気に読みました。 今自分が必死に守ろうとしてるものよりも、大切な何かがあることに気づかされ、温かい気持ちになりました。自分が生きている世界の全てが愛おしく感じるような素敵なお話です。

Posted byブクログ