世界から猫が消えたなら の商品レビュー
軽くて、簡単で、小さくて、でもたしかに残る物語。 じんわり暖かくなる、好きなものがひとつ増えました。
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うん、わかる。言いたいこと、泣きどころもとても良く伝わる。実際、母へのくだりは自分と重ねて涙がでた。ただ、ライトノベルの延長線上でしかない印象。というか、猫鳴りを読んだ後に同じような猫と生死をテーマとしたこの本を読んだのがいけなかった。圧倒的な差が、如実に現れてしまった。日本語が...
うん、わかる。言いたいこと、泣きどころもとても良く伝わる。実際、母へのくだりは自分と重ねて涙がでた。ただ、ライトノベルの延長線上でしかない印象。というか、猫鳴りを読んだ後に同じような猫と生死をテーマとしたこの本を読んだのがいけなかった。圧倒的な差が、如実に現れてしまった。日本語が陳腐だと思ってしまった。何様だ自分。
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猫好きさんってちょっと特殊だからなあ…。何よりも猫を大切にする。それがいいとか悪いとかじゃなくて。で、ほかのどんな動物よりも猫が好きな人なら、この主人公の気持ちは分かると思う。あたしは猫ももちろん好きだけど犬も好きだし鳥も好きだし…ってことでそこまで感情移入しなかったかも。 スト...
猫好きさんってちょっと特殊だからなあ…。何よりも猫を大切にする。それがいいとか悪いとかじゃなくて。で、ほかのどんな動物よりも猫が好きな人なら、この主人公の気持ちは分かると思う。あたしは猫ももちろん好きだけど犬も好きだし鳥も好きだし…ってことでそこまで感情移入しなかったかも。 ストーリーはもうすぐ死ぬ主人公が死神との契約で、世の中から主人公が大事にしていそうなものを一つずつ消していけば、一日生きながらえることができるって感じ。携帯電話だったり、映画だったり。そしてラストは猫。さてどうするか…ってお話。
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泣いた。うちも猫を飼ってる。猫がいなくなる章は涙の連続。 自分の命と引き換えに、世界から何かをひとつずつ消していく話。自分という存在なしで、世の中の物事が存在する意義が果たしてあるのだろうか?自分がいなくなったら猫も幸せではなくなるのでは?その考えは人間のエゴでは?自分の愛する命...
泣いた。うちも猫を飼ってる。猫がいなくなる章は涙の連続。 自分の命と引き換えに、世界から何かをひとつずつ消していく話。自分という存在なしで、世の中の物事が存在する意義が果たしてあるのだろうか?自分がいなくなったら猫も幸せではなくなるのでは?その考えは人間のエゴでは?自分の愛する命(猫)を目の前にして、主人公は何よりも命の大切さを感じる。自分がいなくなっても生きてて欲しい、と。最後に自分が消えるとき、伝えられなかった気持ちを伝えようと奔走する。後悔を残さないように。とても共感した。後悔を残さない日々を過ごしていきたいと思った。
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世界から猫が消えちゃったら嫌だなと思って読みはじめた作品です。 どんな風になっていくのか果たしてネコは消えるのか!? ゆったりとしつつもしっかり読むことが出来ました。 とても読みやすい作品でした。
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それなりに考えさせられるけど、テーマはありがちだしなんか浅い。文章も俗っぽくて好きになれない。映像化前提の話だな、という印象。
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すごく軽いタッチで読みやすく、立ち読みで70頁ほど一気に読んでしまったのですが、やはり気になって購入。 おもわずくすりとしてしまう表現で、普通の人生の美しさが迫ってきて胸を打ちました。最後はボロボロ涙が落ちました。好きなものを大切にしたい、改めてそう思うお話でした。久しぶりに美し...
すごく軽いタッチで読みやすく、立ち読みで70頁ほど一気に読んでしまったのですが、やはり気になって購入。 おもわずくすりとしてしまう表現で、普通の人生の美しさが迫ってきて胸を打ちました。最後はボロボロ涙が落ちました。好きなものを大切にしたい、改めてそう思うお話でした。久しぶりに美しい物語を読みました。
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なんだか惜しい感じなんだよなぁ。 読みやすいけど、なにかを真似したような文体と設定。 死を目前にして、改めて自分と向き合い、自分の周りを振り返る。 なにかをなくすことで大切なものに気づかせるわけだけど、その結論というか、1番の見せ場はどこだったんだろう。 猫が母を覚えていな...
なんだか惜しい感じなんだよなぁ。 読みやすいけど、なにかを真似したような文体と設定。 死を目前にして、改めて自分と向き合い、自分の周りを振り返る。 なにかをなくすことで大切なものに気づかせるわけだけど、その結論というか、1番の見せ場はどこだったんだろう。 猫が母を覚えていないこと、父との関係がやたら難しいものとして描かれていること、それも都合っぽいというかよくわからなかったなぁ。 退屈な日常だとしても、それだけで人生は美しいってことを、描きたかったんだろうけど、ストーリーが全部そのために作られたものっぼくて、なんだか薄っぺらく感じてしまった。
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命や家族にまつわるお話であるにもかかわらず、児童書にちかいようなとても軽いタッチで読みすすめやすかった。 中盤までは、細かい設定をちらつかせたいのか大雑把なおとぎ話としたいのかわからずちょっともやもやした。 最後まで読み終えると、そんな細かいことはどうでも良くなり、いい話だったな...
命や家族にまつわるお話であるにもかかわらず、児童書にちかいようなとても軽いタッチで読みすすめやすかった。 中盤までは、細かい設定をちらつかせたいのか大雑把なおとぎ話としたいのかわからずちょっともやもやした。 最後まで読み終えると、そんな細かいことはどうでも良くなり、いい話だったなと一息つける。 中高生くらいに読んでもらいたいなと思う。
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最初は苦手なタイプの話だと思いました。現実を舞台にしていながら、死神が出てきたり猫がしゃべったりと、中途半端に非現実がある世界観。これまで星1つ、2つ付けた小説に多く見られた雰囲気を感じることもありました。 けれど、本作はそれらの作品とは異なり、主人公にしっかり感情移入して読む...
最初は苦手なタイプの話だと思いました。現実を舞台にしていながら、死神が出てきたり猫がしゃべったりと、中途半端に非現実がある世界観。これまで星1つ、2つ付けた小説に多く見られた雰囲気を感じることもありました。 けれど、本作はそれらの作品とは異なり、主人公にしっかり感情移入して読むことが出来たように思います。 死を前にして一つずつ失われて行く大切なものに、それに関連して思い出す過去の出来事に、想いを馳せる主人公の感情の動きがしっかり感じられたことがその要因? あとは詩的な表現がツボだったかも。 映画化されるとのこと。不思議な雰囲気が漂うお話だったので、これがどのように映像化されるのかがちょっと気になってます。
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