世界から猫が消えたなら の商品レビュー
短い小説ながら心に響いてくる あ、これはやばいと 一旦お風呂をすまし改めて感極まる、寒くなってきた季節だけど身体が熱くなった 響いてくる大きさや形はその読者自身のカタチとなって現れるそんな読後感だったように思う。そして人間の作ってきた世界、言葉、時間、それらの存在、人間目線でしか...
短い小説ながら心に響いてくる あ、これはやばいと 一旦お風呂をすまし改めて感極まる、寒くなってきた季節だけど身体が熱くなった 響いてくる大きさや形はその読者自身のカタチとなって現れるそんな読後感だったように思う。そして人間の作ってきた世界、言葉、時間、それらの存在、人間目線でしか感じとれない意味を確認できたと思う 自分のいなくなった世界…残せたものはたぶんないし思い出だってそんなにない方だと思う、それでももしそんな後悔があっても それでもいいのだと。でもそんなもし自分が…の世界のために生き続けたいなと 好きなフレーズ引用 その小さな痛みのことを人は後悔と呼ぶのだろう つながらないもどかしさ 待っている時間の温かい気持ちが あの震えが止まらないほどの寒気と一緒に僕の中で力強く残っていた 笑って…はいチーズケーキ 幸せだった ということだけは覚えているでござる この母さんの表情を愛と言わずなんと言うのだろうか その後悔こそが美しいと思える それこそが僕が生きてきた証だからだ
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
来週籍を入れます 今が幸せだから、この幸せを失いたくないからか、彼が仕事に行って事故に遭ってしまうのでは?と想像してしまう 夜に何ともなく帰ってくるとホッとする。 この気持ちは、作中の「愛する」とは「消えてほしくない」と似てるかな
Posted by
今世にあるものが消えてしまったら なんて考えたことがないけど、 実際のところどうなの? って気持ちからスタート 色々なくなって、世界のありがたいがわかる作品。 意外とこれなくてもいいね、ともなるお話しでもあるし、出会いと別れに対してじっくり考える内容
Posted by
すんなり読めた 時より読み返したくなる本 寓話であり 大切なことを気づかせてけれる 〜が消えたなら どうなるか そこから考えることで本当に大切なことを再認識できることを教わった 自分にとって、あなたにとって、世界から〜が消えたなら、どうなりますか ただ生きることには意味がない...
すんなり読めた 時より読み返したくなる本 寓話であり 大切なことを気づかせてけれる 〜が消えたなら どうなるか そこから考えることで本当に大切なことを再認識できることを教わった 自分にとって、あなたにとって、世界から〜が消えたなら、どうなりますか ただ生きることには意味がない どう生きるかに意味がある
Posted by
2016年10月6日、当時中学2年生だった私の感想。 今、生きていることがとてつもなく愛しいと感じた。「キセキ」だと感じた。 (この本の内容、もうあんまり覚えてないんだけど、確かひとつものを消すたびに寿命がいちにち延びる話だったような気がする。それで私は、まず余命宣告さ...
2016年10月6日、当時中学2年生だった私の感想。 今、生きていることがとてつもなく愛しいと感じた。「キセキ」だと感じた。 (この本の内容、もうあんまり覚えてないんだけど、確かひとつものを消すたびに寿命がいちにち延びる話だったような気がする。それで私は、まず余命宣告されることにショックを受けて、今生きていることの尊さを噛み締めたんだと思う。)
Posted by
「何かを得るには何かを失わなければならない」 本書で何度も出てくる言葉だ。 某錬金術師漫画にも出てくる等価交換という考え方だが、自分はこの言葉を聞くたびに「逆の考え方もあるよな」といつも思う。 つまり「何かを失った時は同時に何かを得ている」という事だ。例えば本書では、携帯を消...
「何かを得るには何かを失わなければならない」 本書で何度も出てくる言葉だ。 某錬金術師漫画にも出てくる等価交換という考え方だが、自分はこの言葉を聞くたびに「逆の考え方もあるよな」といつも思う。 つまり「何かを失った時は同時に何かを得ている」という事だ。例えば本書では、携帯を消したことにより時間と不便が故に養われる愛が描かれていたし、自分の残りの時間を失うことで家族の大切さを学んでいた。 「何かを得る=良い」でも「何かを失う=悪い」でも無く、どんな物事にも良い面もあり悪い面もある事を学んだ。
Posted by
脳腫瘍で寿命があと僅かと診断された主人公。 1つものを消せば1日命が与えられるという悪魔との取引で「当たり前」のありがたさに気づいていく。 読みやすい文体に分かりやすい設定。 子供から大人まで楽しめる感動物語。 自分も猫を飼っているのでかなり感情移入してしまった。 動物好きの方に...
脳腫瘍で寿命があと僅かと診断された主人公。 1つものを消せば1日命が与えられるという悪魔との取引で「当たり前」のありがたさに気づいていく。 読みやすい文体に分かりやすい設定。 子供から大人まで楽しめる感動物語。 自分も猫を飼っているのでかなり感情移入してしまった。 動物好きの方に特におすすめしたい。
Posted by
正直いまの私には自分の命の代わりに世界から何かを奪うっていうのが上手く想像できなくて、あまり刺さらなかった でも素敵だな~と思う言葉とかはあった もう少し大人になったら、また読んでみよう
Posted by
当たり前だと思ってるものは、ありませんか? 失わないと大切さに気づけないもの、ありませんか? それを考え直させてくれる本 何かを得るためには何かを失わなければならない 家族って、「ある」ものじゃなくて、「する」もの でござる!
Posted by
余命宣告をされた青年の前に自分とそっくりの悪魔が現れる。「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは1日だけ命を得る。」という取引を持ちかけられる。青年と飼い猫と悪魔との7日間のお話。 突然の余命宣告…辛すぎる。 色々と考えさせられました。
Posted by