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スタープレイヤー の商品レビュー

3.7

113件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

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2023/09/12

難しい言葉使いもなくて読みやすかった。 スターを使っていく毎に、ページに印刷された星が減っていくのが可愛らしい。 前半は主人公1人で静かに話が進んでいくけど、後半は主人公の世界が広がると登場人物も増えて壮大な話になってきた。 最後は続きそうな終わり方だった。

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2023/07/30

異世界で10の願いが叶うスタープレイヤーに選ばれた夕月の話。自分ならどうするかめちゃくちゃ想像が捗る(笑)これね、現実世界じゃなくて異世界で願いが叶えられるっていうのと、1つの願いに色々盛り込めるのが悩みどころなんよなぁ。とにかく面白い!

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2022/12/01

読み始めてすぐにゲームの世界に入った様な感覚になった。 後半ちょっと違った感じになってきちゃったけど、色んな人が増えてくると、争いが起こるのはしょうがないことなのかな。 個人的には平和な前半戦の方が面白かった。 石松がなぜか江戸時代的設定なとこも好き。

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2022/10/09

恒川光太郎さんの作品の中では、明るい雰囲気ですね。イメージ的には、光が広がる感じで爽やかだった。(いつもは光より闇な感じですからね) 恒川さんは、闇でも光でもやっぱりおもしろい。楽しかった♡

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2022/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これまて読んだ恒川作品とはがらっと違う世界。ファンタジーなんだが、ある意味SFっぽくもあり、ゲームシナリオを読んでいる気にもなる。ある程度の制約はあるものの、10個の願いを叶えることができるスタープレイヤー。現実世界では(ある程度の自業自得はあるものの)運に見放された斉藤夕月(バツ1の34歳・無職)が最初に配置された場所がマキオと隣接していたなんてガチャ運最高だよなぁ。自分なら何を願うかを考えるのも楽しかった。

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2022/04/07

最初は面白い。願い事が叶う王道な設定でもワクワクしちゃう。でも途中から規模の大きい話になって興味湧かなくなっちゃったな。

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2022/03/27

冒頭、前半部分のワクワク感がたまらない。中盤以降は、やや説明的なところがあったり、淡々と戦争の展開が続く。 『金色機械』と同程度のボリューム、ファンタジー。

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2022/02/06

いつも読んでいる本とは雰囲気の違うファンタジー。 でも恒川光太郎さんなので、 いつ人間の恐ろしい部分が出てくるのかとビクビクしながら読み進む。 ファンタジーなのだけど、一方で現実世界としっかり繋がっているのは変わらない形。 作中の人物が持っているであろう知識と想像力と、願いをかな...

いつも読んでいる本とは雰囲気の違うファンタジー。 でも恒川光太郎さんなので、 いつ人間の恐ろしい部分が出てくるのかとビクビクしながら読み進む。 ファンタジーなのだけど、一方で現実世界としっかり繋がっているのは変わらない形。 作中の人物が持っているであろう知識と想像力と、願いをかなえる技術の部分。 このへんの現実とリンクさせるさじ加減が、恒川さんはギリギリで絶妙なのだ。 一歩間違ったら都合がよすぎると興ざめしてしまうところを、 この細かさのどこが後の展開につながるのか、つながらないのか、と 想像しながら読むのが面白かった。 エンディングにはびっくりするような現実とのシンクロが。 続編はまた、時間を置いて楽しみに取っておこう。

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2021/11/13

恒川光太郎『スタープレイヤー』 10の願いを叶える力を与えられた主人公が異世界で活躍するというなろう系のような著者らしくない物語。 最初は私欲のために願うも、主人公は他スタープレイヤーを巻きこんだ国家の争いに巻き込まれ──。 世界観や設定が非常に緻密に作られており、ファンタジー作...

恒川光太郎『スタープレイヤー』 10の願いを叶える力を与えられた主人公が異世界で活躍するというなろう系のような著者らしくない物語。 最初は私欲のために願うも、主人公は他スタープレイヤーを巻きこんだ国家の争いに巻き込まれ──。 世界観や設定が非常に緻密に作られており、ファンタジー作家としての恒川光太郎が確立された作品である。 続編(ヘブンメイカー)が楽しみだ。

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2023/07/18

予想と違って本当のファンタジーだった。こんなものも書くんだなあ、すごいなあ。ほんのりライトノベルっぽくて、サクッと面白い。でもなんだか訳の分からない不気味さ、はちゃんとある。 子供じゃなくなった大人が妄想する、強くてニューゲーム、のひとつの形。こんな家ほしいなあ、こんな街があった...

予想と違って本当のファンタジーだった。こんなものも書くんだなあ、すごいなあ。ほんのりライトノベルっぽくて、サクッと面白い。でもなんだか訳の分からない不気味さ、はちゃんとある。 子供じゃなくなった大人が妄想する、強くてニューゲーム、のひとつの形。こんな家ほしいなあ、こんな街があったら…。でもご都合主義すぎず、いや何でもアリと言える能力なのだけど、葛藤や責任はある。面白かったです。

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