花酔ひ の商品レビュー
引き込まれて一気に読んじゃった。 少なくとも11月22日に読む本じゃなかった…。 いい夫婦の日にW不倫のお話し。
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文章がとても綺麗。描写が細かく美しく、読んでいてうっとりする。庭の花の描写、着物の刺繍の描写、着物のコーディネートの描写。
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ただの不倫小説ではない 何かを感じました。 性描写が激しい所が、あるが 着物についてのお話が興味深く読めた。 時間が経ったら、また読んでみたい。
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図らずしも2組の夫婦がスワップ行為になったが、男がうまく女に操られているような印象が残る。女よりも男の方が救われない種族だと認識される作品。
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あー、こうきますか!なーるほどねぇ~・・・ いや、ラストが何ともね、へぇ、そうですかw いやー、エロいわ~♪いいわ~♪堪能したわ~www んで、トキ江おばあ様が一番好きだわね、オホホホホっとw
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村山さんの小説は人間の心理をよく描いている。他人に対する恋愛感情が時として不道徳な場面でどのような心情になるのか、その描写ととても上手だ。この作品は村山さんの小説の特徴をよく表している。二組の夫婦がそれぞれ危険な道に進んで行く様、そして一人の人間の粗悪な面は人間の本性をみじみ出る...
村山さんの小説は人間の心理をよく描いている。他人に対する恋愛感情が時として不道徳な場面でどのような心情になるのか、その描写ととても上手だ。この作品は村山さんの小説の特徴をよく表している。二組の夫婦がそれぞれ危険な道に進んで行く様、そして一人の人間の粗悪な面は人間の本性をみじみ出るようだ。
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麻子と千桜は何が違うのだろうと、読み終わって考えてみた。最初の頃の印象はよく似たタイプの女性だと感じた記憶があるのに…夫に本音や本性を明かさない?明かせない?女性。 自分はどうだろうとも考えた。 そして次には、夫はどうだろう?私は夫の何を知っているのだろう。。。 結末はちょっと...
麻子と千桜は何が違うのだろうと、読み終わって考えてみた。最初の頃の印象はよく似たタイプの女性だと感じた記憶があるのに…夫に本音や本性を明かさない?明かせない?女性。 自分はどうだろうとも考えた。 そして次には、夫はどうだろう?私は夫の何を知っているのだろう。。。 結末はちょっと衝撃だった。 麻子がかわいそう…というか、私は麻子にはなりたくない。つらくても千桜がいい。「知ってる」ほうがいい。みんなから、「知らされない」でいるのは耐えられない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
浅草の呉服屋のひとり娘である、結城麻子はアンティーク着物の仕入れで京都の葬儀社の桐谷正隆と出会う事になる。全てはここから始まる。出会わなければ、恋に落ちる事はなかったのではないか。そう思わざるを得ない。運命のいたずらとでも言うのだろうか。桐谷正隆の容姿と京都の言葉にうっとりしながら読了。すごくハンサムなんだろうなと勝手に妄想を繰り広げてしまった。
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久々に一気に読み終えた作品。 文字だけで表現することのスゴさを改めて実感。 想像するっていっても、足りない経験だけではほとんど未知の世界で…いや、それでも読むスピードが落ちなかったのは日本語が奏でる言葉の素晴らしさ。 この主人公たちの溺れた蜜の味は、一人だけでは出逢え...
久々に一気に読み終えた作品。 文字だけで表現することのスゴさを改めて実感。 想像するっていっても、足りない経験だけではほとんど未知の世界で…いや、それでも読むスピードが落ちなかったのは日本語が奏でる言葉の素晴らしさ。 この主人公たちの溺れた蜜の味は、一人だけでは出逢えぬからこそ、それはそれは甘美なんだろうなあ。 人にはすすめられません。 ふと、手に取って読み進めた人も限られるでしょう。 あっという間に読み終えた作品であり、読み深めていってもまた違う面白さに出会えると思うとまた読みたくなる…私にとってはそんな作品でした。
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愛ほど美しく汚れたものはない。 人間の欲望の汚らしさから見れば、性的描写でさえ美しく感じます。 その汚さこそが人間の美しさなのでしょうか。
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