いなくなれ、群青 の商品レビュー
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新潮文庫創刊10周年の記念カバーにて販売されていたので、手にとってみました。 学園物の推理小説と思いきや、ある若いカップルの純愛を描いた恋愛小説とも取れる内容でした。 自己を犠牲にしても相手の全てを守ろうとする主人公と、その気持ちに応えたいと思う不器用な彼女。 すごく爽やかで心温まるラストシーン。 続編がある様子なので機会があれば読んでみたいと思います。
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オーディブルにて。 アニメ サクラダリセットが大好きだったので、同じ作者さんということで。 途中で検索してて気づいたけど、映画を見たことがあった。内容は忘れているけど。 ーーーこの物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。 サクラダリセットのような真っ直ぐすぎるキャラクター、自己犠牲的なキャラクター、綺麗な文章。 期待値を上げ過ぎたせいか、まあまあかもしれない。 世界観というか世界の設定を作るのがうまい。 階段島シリーズ一作目ということだが、むしろここからどう続く?笑
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この物語は自分のことを悲観主義者だと思っている七草が、階段島でまっすぐで正しい少女―真辺由宇とあるはずのない再会を果たすことで動き出す。七草の人間性、そして正反対の真辺由宇。登場人物のキャラクターに触れて、この島の秘密に触れて…。伏線と衝撃、七草がだす答え、そして結末。大きな感動...
この物語は自分のことを悲観主義者だと思っている七草が、階段島でまっすぐで正しい少女―真辺由宇とあるはずのない再会を果たすことで動き出す。七草の人間性、そして正反対の真辺由宇。登場人物のキャラクターに触れて、この島の秘密に触れて…。伏線と衝撃、七草がだす答え、そして結末。大きな感動のある作品です。ぜひ読んでみてください。(1年図書委員)
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再読だったみたい。そしてこういうのはちょっと自分には合わないみたい。 11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。あるはずのない出会いが、平坦な高校生活を一変させる。心を穿つ新時代の青春ミステリ。 11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎…。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ
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悲観主義と理想主義の矛盾がテーマの作品、主人公七草の良くも悪くも捻くれた表現が面白い。続編も読んでみたくなった
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階段島の設定は非常に引き込まれるし、物語全体の雰囲気は好みなのだけど、なんかハマり切れなかった小説。シリーズの1巻目ってこんなものなのかもしれない。
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再読。 七草は大好きなんだよね まなべゆうが。 昔は私もまなべゆうのまっすぐさに あこがれてたけど 今は自分のままでいいって思える。 会って話してみたいのは などさんかなー
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普通の学園もの、に思えて終始独特な雰囲気が漂っていた本作でしたが物語は綺麗な形で幕を閉じました。ミステリとして考えると面白いオチに思えましたが、「青春」の部分にはあまり共感できず、時の流れを悲しく思いました。 中高生の時読んでいたらどハマりしていた気がします。
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自分が捨てられた存在だと知りながら生活するのはどんな気分なのだろうか。割り切りながらそれでもと思える主人公は強い人だなぁと思った。
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階段島の中での出来事の話はとても面白かった。しかし最後の島についてのネタバラシからは仕組みがややこしくて求めていたほどのスッキリ感はなかった。自分自身の嫌な部分が島の中に捨てられて閉じ込められて現実の自分は嫌な部分を捨てた自分。難しい話。
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